iPad Pro11インチ 64GBを購入しました。
iPhoneよりも操作しやすく、MacBookよりも感覚的な操作感。
気軽に持ち運ぶラップトップを探しているあなたに、画像編集が苦手な人に。感覚的な編集作業ができるiPadProはいかがでしょう。
iPadってどんなイメージでしょうか。「iPhoneの画面が大きくなったモノ」ではありません。どちらかといえばMacBookにiPhoneのイイところを付け加えた感じです。
今秋のiPadOSのリリースによって、使い勝手が更に向上する可能性を秘めたタブレット、iPad Proを紹介します。
目次
最新型iPad Pro 11インチについて
カラーラインナップはMacBook Proと同じく、シルバー・スペースグレイの二種類。
iPadProは、iPhoneのように感覚的に使えてMacBookのようにタイピングできる、両方のイイところを盛り込んだタブレット。
タップやピンチ・スワイプ操作しながら、必要な時にはキーボードも使えます。MacBookのショートカットキーがそのまま使えるので、iPhoneよりも更に操作性が良くなりました。
iPhoneを持っている人なら、直感で操作できるのがポイントです。
iPadProの容量は4種類、どれがイイ?
- 64GB
- 256GB
- 512GB
- 1TB
マサオカ的には容量は64GBで十分です。
なんで?容量は大きい方がいいんじゃないの?
2019年秋登場の「iOS13」では、SDカード・USBフラッシュドライブなど外部ストレージデバイスへのアクセスができるようになります。
iPadProの本体容量をあげるよりも、外付けSSDを用意する方が安くなります。
500GBの外付けSDDは8,000円〜12,000円で購入できますが、iPadProを64GBから512GBに変更すると約30,000円アップします。
コスパ重視で、私のiPad Proは64GB!
さらに、アルミボディの軽量・高速外付けSSDも購入しました!
流石に気が早すぎるよね。
SAMSUNG T5はデザインもよく、シークレットモードも装備されているのでおすすめです。
写真の保存は iCloudストレージを使ってクラウドに保存できますし、写真以外で足りないものは外付けSSDでカバーする方がコスパがいいんです。
iPhone・MacBook・iPad「AppleIDに紐づいた全ての端末」の写真データやファイルを、Appleのクラウドストレージに保存するサービスです。
本体にはキャッシュしか残らないので、端末のデータ保存量を抑えます。
- 5GB・・・無料
- 50GB・・・130円
- 200GB・・・400円
- 2TB ・・・1,300円
ライトニング端子を廃止、USB-Cを採用
接続方式がライトニング端子からUSB-Cに変更されたことで、同じくUSB-Cを採用した新型MacBook Proの周辺機器を流用できるようになりました。
iPadを外部モニター出力する時やSDカードの読み込み時に、MacBookのハブが使えます。
もちろん、iPad Pro専用に作られたカッコイイハブもありますよ!
iPadProがMacBookのサブモニターになる「Sidecar」
MacOSCatalina(10.15)から搭載される機能「Sidecar(サイドカー)」を使うと、iPadがMacBookのサブモニターになります。なんとBluetoothのワイヤレス接続です。
iPadをセカンドモニターとして使ったり、液タブとして使うことができるんです。この夏以降のリリースで、MacBookのサブモニター環境が大きく変わりますね。
- MacOS Catalina(MacOS 11.15)
- iPadOS(iOS 13)
2016年モデル以降のMacBook Pro、2015年モデルのiMac以降が対象です。
Apple Pencil充電問題 「カブトガニ」は絶滅
Apple Pencilの充電方式が改善され、あの”カブトガニ”は絶滅しました。
カブトガニってなにw
これです。
Apple Pencil(第一世代)は、ライトニング端子に直接ペンを刺して充電しないといけませんでした。
第二世代ではマグネット接続を採用しています。
ペアリングは一瞬で終わりますし、ペンの置き場に困りません。Appleの生きた化石はもう見れなくなりました。
iPadProとiPadの違いは?
デザインは全く違いますが、中身でいうとCPUやスピーカーの数、ヌルヌル動くかどうか(リフレッシュレート)に違いがあります。
リフレッシュレートの目安は、一般的なモニターでも60Hzが標準です。iPadが低いわけではなく、iPad Proの基準が高い。
- 4スピーカー
- CPU A12X Bionic
- リフレッシュレート120Hz
- 89,800円〜
- 2スピーカー
- CPU A10 Fusion
- リフレッシュレート60Hz
- 37,800円〜
iPad Pro 11インチレビュー
ここからは私が使ったレビューです。
物理ボタンを排除。フチを限界まで削るベゼルレスデザインになったことで、作業中の没入感が高まります。
サイドのアルミを直角にカットしたシャープなデザイン。
側面がフラットになっており、iPhone4を彷彿とさせます。過去のiPadの中でも一番好みです。
Smart keyboard Folioは必須
「iPadなのにMacBookのような使用感」がiPadProの最大のメリットです。
コピー・ペースト・全選択などMacBookで使っていたショートカットキーがそのまま使えるので、タイプスピードが格段に上がります。
しかし、ソフトウェアキーボードは画面の半分を埋め尽くして邪魔。物理キーボードは必須です。
Apple純正キーボードSmart Keyboard Folioは驚くほどiPad Proにジャストフィットします。飛び出したiPadのカメラもフラットに収まります。
接続はマグネット方式です。ペアリングは一瞬で終わりますし、給電もiPadProから自動で行われます。
打鍵感は浅いですが、慣れると気になりません。この一体感は他社製品では実現できないでしょう。
アプリのデュアル起動が快適
アプリ内でウインドウを分割して表示する機能が、とても快適です。
編集しながらリストチェックをしたり、アイデア次第で色々な使い方ができます。ほとんどパソコンですね。
iPad Proは液タブとしても十分に使える
Apple Pencilとの組み合わせが最強だわ・・・
絵心がない私ですが、直線や円を自動補正する機能がついているので「おしゃれっぽい編集」が簡単に作れます。
タブレットの上に手を置いて絵を書いてもペン以外の部分は反応しなくなったので、ミスもなく自然な体勢でイラストを書くことができます。
買って5ヶ月目です、割と上達しました!!
Mac・iPhoneユーザーに快感の「完全同期」
ぜひ、iPadを持ったMac・iPhoneユーザーに使って欲しい機能が「デバイス間の完全同期」です。
MacBookで書きかけたファイルの続きをiPadで編集したり、iPhoneで撮影した写真をiPadで加筆編集できます。メモや写真、ブラウザで見ていたサイトも連携でき、デバイスの壁がなくなる最強の機能です。
どの端末からも同じデータにアクセスできます!
MacBookのデスクトップに置いてるファイルは「いつでもどこでも」iPad・iPhoneから覗けて編集できるんです。
iPadを使って軽くテキストをまとめながらiPhoneで取材用の写真を撮影。自宅に帰ってMacBookでテキストと画像をまとめて編集する。なんて使い方もできます。
「状況にあわせて端末を選んで使う」ことができるのが特徴です。
例えるならゴルフ。ホールまでの距離に合わせてクラブを選ぶのに似た感覚。
MacProがドライバー、iMacが5番アイアン、MacBook Proが7番アイアンと例えるなら・・・iPadProはウェッジようなイメージですね。
例えの意味がわかりません。
通常ならiPhoneとMacBookの連携だけでも十分なのですが、iPadProを用意するとさらに使い勝手がよくなります。
FaceIDの高速起動が快適
パスワード入力のロック解除が面倒でしたが、FaceIDが採用されたのでロック解除している感覚がなくなりました。
アプリの購入やSafariのパスワード自動入力は、電源ボタンをダブルクリックするだけでFaceID認証するので簡単に購入できてます。
ストレスフリー!だけど、爆買いすぎないようにしないと・・
iPad Pro 11インチまとめ
iPad Proのレビューでした。ラップトップ・液タブ・サブモニターと一台で何役もこなしてくれる至高のタブレットです。
「記事を書く」「書類を作成する」「画像編集をする」作業ならiPadで簡単にできるので、外出時の作業端末にMacBookよりもiPad Proを持っていく回数が増えました。
ソファーに座って「HULUを観る」「電子書籍を読む」のにもジャストサイズ。プライベート用途だけなら「もうパソコンいらないんじゃない?」というレベルです。
カブトガニiPad Proは全然使いこなせなかった私ですが、今回のiPadPro11インチサイズは「本当に買ってよかった!」と言い切れる端末でした。
ぜひお試しください。最後まで読んでいただきありがとうございました。マサオカでした。
- ほぼノートPC
- デバイス完全同期
- 液タブにも使える
- ワイヤレスサブモニターにも
LTEモデルは、ネットからも購入できます。