MacBookProにはUSB-Cポートが2口しかなく、HDMIやUSB TypeAポートが使えません。
「外付けHDDを使いたい!」
「有線マウスどうするの?」
「外付けディスプレイは・・・?」
そんな時におすすめなのが、マルチポートUSB-Cハブ。
Type-CポートしかないMacbook ProにHDMIやUSB3.0など複数のポートを増設できます。ハブ経由でMacBookProを充電することもでき、MacBookProには必須アイテムです。
数あるマルチポートUSB-Cハブのなかでも、私がおすすめするのは「iMXPW PRO HUB」です。
高品質なMacBook向けのハブを排出するメーカーiMXPW(inteligent MAX Power)社のマルチポートハブ。本日は、こちらのレビューです。
ここが良い
- USB-CとHDMIが同じ場所にあってまとまる
- 角ばったデザインでMacBookにマッチする
- ハブを抜くだけで外付けデバイス全て取り外せる
ここが残念
- 5,000円と高価
目次
USB-CハブiMXPWの基本スペック
USB-C | 1ポート(Thunderbolt3) 1ポート(データ転送用) |
---|---|
USB-A 3.0 | 3ポート |
HDMI | 1ポート |
SDカード | 1ポート |
MicroSDカード | 1ポート |
LANポート | × |
イヤホンジャック | × |
iMXPWの「ハブとしての性能」をみると、市販されているUSB-Cハブと比べてiMXPWは最上位スペックです。
USB-Cの規格「Thunderbolt3」に対応しているのもポイントです。
ハブのタイプは「USB-Cハブ比較10選」を参照。
USB-C(Thunderbolt3)に対応していれば、映像・データ・電力を全てケーブル一本で繋ぐことが出来ます。
安いマルチハブやApple純正のハブはThunderbolt3に対応していないので気をつけてください。
マサオカ
Apple純正ハブを購入しましたが、電力供給しかできませんでした・・・
それでは機能をみていきましょう。
対応している端子は6種類8口
iMXPWマルチポートハブで増やせる端子は6種類8口。
- HDMIポート×1
- USB-C(Thunderbolt 3)ポート×1
- USB-C(データ伝送専用)ポート×1
- USB3.0×3ポート×3
- SDカードリーダー×1
- MicroSDカードリーダー×1
このハブ一つあれば、①今まで使ってきたUSB機器を繋いで②サブディスプレイへ出力したまま③MacBookPro本体の充電まで可能です。
SDカード・マイクロSDカードも繋げるのでデジカメで撮った写真を簡単にパソコンに入れることが出来ます。
Thunderbolt 3 | 最大40Gbps超高速データ転送。 5K・4Kディスプレイ出力、接続中もMacbook Proに充電。 |
---|---|
4K HDMI | パソコンの画像をプロジェクターやサブディスプレイに4K映像・音声を出力。 |
USB-C 3.2 Gen2 | 10Gbp/sデータ転送速度(データ転送専用、PD非対応)。 USB-C TO RJ45アダプター(ギガビットイーサネット)を接続すれば有線LAN接続。 |
USB-A 3.0 | 5Gbp/sデータ速度(2.0/1.0と下位交換性が有り)。マウスやプリンタ、HDDなどUSB機器を3つ接続可能。 |
SD/Micro SD | 5Gbpsの高速データ転送。 SD・Micro SDを同時に使用出来るので、挿し直さなくても良い。SD/Micro SD/SDHC/SDXC/TF 規格に対応。 |
サイズ | 36mm×135mm×10mm |
ポイントはHDMIポートの”位置”
一般的なマルチUSB-CハブではHDMIポートが背面にありますが、iMXPWは側面・USB-C(Thunderbolt3)の隣にHDMIポートがついています。
細かな話ですが、HDMIが背面にあるとケーブルの挿し口の分だけMacBookProの後ろのスペースを無駄に使ってしまいます。
USB-Cは給電のために必ず使うポートです。その隣にHDMIが併設されているので無駄なスペースを消費せず、デスクを広く使うことが出来ます。
クラムシェルモードでMacBook Proをスタンディングさせる時にも、邪魔になりません。
私がこの機器を選んだ大きな理由です。私のトリプルディスプレイ環境でも利用しています。
背面にシリコンの滑り止め
本体は耐久性とMacBookとの相性を考えアルミ製で作られていますが、裏面はデスクや本体を保護するためにシリコンの滑り止めが使われています。
USB機器のデバイスを抜き差しする時に傷がつかないよう工夫されているんですね。
上面はMacBookProのキーボード面とフラット、裏面はデスクに接地します。
シリコンがグリップににもなり、傷をつけない配慮。こういった細かな気遣いをしてくれるので、このメーカーは大好きです。
持ち運び用のレザーケース付き
レザーケースがついてくるので、本体のアルミを傷つけることなく持ち運びすることができます。
保証期間は18ヶ月
1年半の動作保証があります。初期不良はもちろん、動作不良が見られた場合には交換してもらえるので安心です。
suppport@imxpw.netに連絡すればOKです。
iMXPWを購入して感じたこと
実際に使って感じたことを、悪いことも含めてお伝えしていきます。
ハブの発熱は手で触って少し熱いと感じるレベル
マサオカ
手で触ると、ちょっと熱い。
私はトリプルディスプレイで利用しているので、ガンガンにデータ通信を行っている方です。このハブの能力を全力で使っていると思ってください。
その場合、ハブは熱を持ちます。体感ですが、およそ40〜50度くらいの熱を持っているように思います。
トリプルディスプレイをやめてUSB-Cで給電を行った場合には、発熱はしませんでした。
熱による不具合は、今の所起こっていません。
USB機器がすぐに使えるので助かる!
マサオカ
ストレスフリー!!
一番は、iPhoneのペアリングにUSBが使えるのが地味に助かっています。(ホームシェアリングを使って無線LANで繋ぐこともできますが)
今まで使ってきたUSB機器がそのまま使えるようになるのでストレスフリーです。
また、デジカメやビデオで撮った子供の写真を編集するときにも簡単にSDカードを繋げるので、周辺機器との接続が本当に楽になりました。
デザインの一体感は大満足!
マサオカ
まるで純正品のような一体感!!
スペースグレーのMacBookProに、アルミボディのグレーがマッチします。
光のあたり具合で、少し青みがかって見えることがありますが、写真では全然わからないレベルです。普段使っていても、色の差には気づきません。
HDMIケーブルがUSB-Cの隣にあるので、二つのケーブルをまとめて綺麗に配線ができます。デスクの奥にMacBookProを起きたい場合にも、HDMIポートはこの位置にあったほうがいいですね。
まとめ|デスクスペースを節約できるおすすめハブ
「iMXPW PRO HUB」は、合計8口のポートを増設できるだけでなく、MacBookProに合うデザインも練られた最高の一体型ハブです。
Macに合わせたアルミニウムボディ、持ち運び用のケースもついたまさに「オールオンワン」のUSB-Cハブ言えるでしょう。
ケーブルの配置まで気にするこだわり派のあなたは、こちらのUSB-Cハブを選んで損は無いでしょう。
もっと高機能で、ドッグステーション型のハブが欲しいというかたはCalDigit USB-C Pro Dockがおすすめ。「USB-C ProDockレビュー」の記事で紹介しているのでご覧ください。現在はこっちを使っています。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。
ここが良い
- USB-CとHDMIが同じ場所にあってまとまる
- 角ばったデザインでMacBookにマッチする
- ハブを抜くだけで外付けデバイス全て取り外せる
ここが残念
- 5,000円と高価