「SwitchBotのスマートリモコン」と言って思い浮かぶのは、SwitchBot Hub Plus(スイッチボットハブプラス)。それは「レインボーに光る謎の雲」でした。
自己主張強いよ?なんで雲が虹色に光るの?
このデザインが理由で選択肢から外す人も多いモデルでした。
そこで発売されたのが「SwitchBot Hub mini(ハブミニ)」です。

この「SwitchBot Hub mini(ハブミニ)」は「SwitchBot Hub Plus(ハブプラス)」の機能はそのままに、シンプルなデザインになったモデル!
しかもお値段、異様に安い3,980円。

マサオカ
買わない理由が無くなりました。
外出先からの家電操作はもちろん、音声AI Alexa・Googleアシスタントに対応したコスパ最強のスマートリモコン[[
SwitchBot Hub mini」のレビューです。
今回、珍しく初期設定に手こずりました。それも含めて評価しています。
目次
SwitchBot Hub miniにできること

SwitchBot Hub miniは、スマホで家電を操作する赤外線スマートリモコン。
スマートリモコンを使えば、こんことができます。
- テレビやエアコンの赤外線リモコンの操作
- 外出先からの操作
- アレクサを使って声で操作
- 他のSwitchBot製品の操作
では、SwichBotハブミニでできることを紹介していきます。
アプリでSwitchBot Hub miniを動かす
専用アプリ「SwitchBot」を使ってスマートフォンから家電を操作できます。もちろん外出先からもOK。
アプリデザインはいいですね。温湿度計の表示が一覧で見れるのもGood。ただ、テレビリモコンはシンプルすぎるかも。他者製品のリモコン配置は精密に再現されてました。


アレクサでSwitchBot Hub miniを動かす
声をかけるだけで、Alexa・Googleアシスタントと連携します。

マサオカ
アレクサ、テレビつけて。
(テレビパッ!)

アレクサ

マサオカ
アレクサ、エアコン25度にして。
エアコンは25度に設定されています。

アレクサ
私はアレクサを使うためにAmazon Echo Dot(第三世代)を利用しています。スピーカー音質もよく、上位版とできることはほぼ同じ。音声AIの入門モデルとしておすすめです。
ルールを決めてSwitchBot Hub miniを動かす
SwitchBot Hub miniには、時間を設定して家電を起動する機能があります。
「毎週水曜日の12時にテレビをつける」
といった操作が可能です。
別売りのSwitchBot温湿度計(温湿度センサー)を購入すると、温度と湿度をトリガーにリモコンを動かすことができ、日時・温度・湿度と合わせてトリガーは3つに増えます。
- 日時
- 温度センサーSwitchBot温湿度計
- 湿度センサーSwitchBot温湿度計
SwitchBot製品をアレクサから操作する
SwitchBot Hub miniは、物理ボタンをスマホから操作するBluetooth機器「SwitchBot(スイッチボット)」や「SwitchBotカーテン」をWi-Fi接続するためのハブになります。
Bluetooth接続でもスマホから操作したりタイマー設定ができますが、Wi-Fi接続するとこんなことができるようになります。
- 外出先からの遠隔操作
- SwitchBotホームオートメーション
- 音声AIとの連携
アレクサと連携させて「自動でお風呂の湯沸かし器を付ける」なんて面白いことできるので、もしSwitchBotを買うならSwitchBot Hub miniを合わせて購入すると、より生活が快適になりおすすめです。
SwitchBot Hub miniとSwtichBot Hub Plusの違い
2つの違いは、デザインと電源の端子だけです。機能面でほぼ違いがありません。

LED内臓で虹色に光る雲が好きならHub Plusを、コンパクトで目立たないデザインが好きならHub miniを選びましょう。
SwitchBot Hub miniレビュー

低価格で機能もたくさん詰まったスマートリモコン「SwitchBot Hub mini」。
我が家ではエアコンやテレビの操作だけでなく、SwitchBot製品を連携させるハブとしても便利に使っています。

マサオカ
ここからは実際に使ったレビューです。
付属品や外観情報

SwitchBot Hub miniの付属品は、
- USBケーブル
- マグネットプレート
- 3Mの両面テープ
です。
AC充電器は付属してないので、別で用意しましょう。

USB端子が2つあって・コンセントプラグが90度に曲がるUSB充電器を選ぶと、壁掛けするときに便利です。

本体裏面はフックをかける穴が空いていました。。

フックを使って壁に取り付けておくと、邪魔になりません。

付属の金属プレートを貼り付けたり、賃貸では使えないけど両面テープで壁に貼り付ける方法もあります。

本体下側に、電源用のMicroUSB端子がついています。

めちゃくちゃ軽いな・・・と思って重さを測ってみると、35gしかありませんでした。何も入ってないと間違えるほどの軽さです。

ボディ表面にはかなり控えめにSwitchBotとロゴが入っています。光に反射させないとわからない程度で、ちょっとおしゃれなフォントですね。
設定はやや面倒
SwitchBotの初期設定は「やや面倒」です。それぞれ説明していきます。
この部分は、他者スマートデバイスに比べて簡単でした。上部にあるボタンを押して、アプリから自宅のWi-FiのSSIDとパスワードを入力します。

他者では、一度機器のオリジナルWi-FiにiPhoneを接続していました。この一工程が減るのはとても楽でした。

一覧から、該当する家電を選びます。

そのあと利用している家電のブランドを選び。

この画面が出たら、登録したいリモコンのボタンを押して認識させます。

リモコンが表示されたら、接続テストをして終了です。

Alexaスキル「SwitchBot」をインストールします。

端末の検出を行い

全てのデバイスの中に現れたら成功です。

4つの家電を登録しました。
- 照明
- エアコン
- テレビ
- 扇風機(その他)
リモコンの登録
リモコンの認識設定では、メーカーを選んで家電の型番を選ぶ必要がありました。

他のスマートホーム連携IoT家電では、リモコンのボタンを押せば自動でメーカーまで選んでくれていたので少し面倒です。
初期設定なので一度だけの作業ではありますが、面倒に感じました。が、価格も安いのでこのあたりは許容範囲です。

Dysonの扇風機は、リモコンが認識しませんでした。
「その他」からリモコンボタンを学習すればいいのですが、ダイソンは大手なのに対応されておらず残念です。
操作ボタンを1つずつ追加しなければいけません。操作パネルの見栄えもよくありません。
アレクサとの連携
SwitchBot Hub miniとアレクサの連携は「スキルの追加」で行います。
SwitchBotスキルをインストールして「デバイスを認識」するだけ・・・だったのですが。

リモコンの動作不良が目立ちました。SonyBRAVIAを追加したリモコンでは「アレクサ、スイッチボットでリビングテレビテレビつけて」に対して全く動かず、3回再インストールしました。

マサオカ
有効にしているのに「このデバイスは無効になっています。有効にしてください。」と何度も言われ、イライラしました。
公式SwitchBot Hub Miniとアレクサの連携方法
もう1つ。その他設定から追加したデバイスはIFTTT(イフト)という別サービスを経由しないとアレクサに連携できません。
Dyson扇風機のリモコンが認識されなかったので、「その他」で追加しました。もう一手間IFTTTを使って連携しないといけないので手間が1つ増えます。
公式「その他」モードで追加したデバイスがIFTTTさんに対応できます!
このあたりが全部ワンクリックで終わっていたNature Remoは、やはり日本企業なのだと実感しました。
SwitchBotと連携して物理ボタンを操作できる
Switchbot Hub miniと同メーカーが出すデバイスを連携すると、アレクサを経由して色々なことができるようになります。
- SwitchBot
遠隔操作で物理スイッチを押す - SwitchBot 温湿度計
温度湿度センサーを使って家電を起動 - SwitchBot 加湿器
加湿器の操作、スケジュールの設定 - SwitchBot カーテン
カーテンを開ける

マサオカ
SwitchBot Hub miniだけがもつ優位性はここでしょう。
【解決済み】注意!温湿度計との連携ができない
SwitchBot Hub miniにはセンサーがついていません。別売りのSwitchBot温湿度計と連携すると、温度・湿度をトリガーにして家電を操作できます。

ただ、リモコン認識の精度がよくないのかこの設定を行おうとするとエアコン(三菱霧ヶ峰)リモコンが「25℃冷房」のまま動きませんでした。
同じメーカーのものを使っていて正常に繋げている場合もあるので、リモコンの相性のようです。バグ報告をあげましたが、これはアップデートでの対応を待つしかありません。
バグ報告から1日後に初期対応の連絡を貰いました。
それから3日後、バグを修正したバージョンのアプリを公開していただきました。これでNature Remo miniと同じことができます。

マサオカ
サポート担当の方が親身になって対応してくれたので、好感度が上がりました。
SwitchBot Hub miniまとめ
家電リモコンをスマホに入れるスマートリモコン「SwitchBot Hub mini(スイッチボット ハブミニ)」の紹介でした。

シンプルなデザインなので、どんな住宅にも目立たず設置できます。

価格は3,980円とスマートリモコンの中では群を抜いて安いのが特徴です。温湿度センサーを後付けできるカスタマイズ性もあり、自分の用途に応じて組み替えできます。
唯一の残念なポイントは初期設定が少しめんどうなことです。
エラーが頻繁に起こってつまづきましたが、いざ運用となると誤作動なしに快適に動いています。最初のリモコン調整からアレクサへのスキル追加・動作確認には覚悟が必要です。
- 物理スイッチを押す「SwitchBot」
- カーテンを開ける「SwitchBot カーテン」
- 加湿器「SwitchBot加湿器」
- 温湿度計「Switchbot 温湿度計」
こういったSwitchBot関連スマートアイテムをアレクサ連携するハブとしても、SwitchBot Hub miniは絶対に必要なデバイス。いろんな製品をスマートホーム化したいと考えている人は、SwitchBot Hub miniがお勧めです。
初期設定が簡単なNature Remo miniも便利ですよ。

レビュー【Nature Remo miniレビュー】アレクサをリモコンにする赤外線スマートリモコン
位置付けとしては「SwitchBot Hub miniはSwichBotをWi-Fi接続するためのハブ」で「スマートリモコンはおまけ」と考えれば、値段相応の仕様でしょう。
「お試しで購入できる価格帯の格安スマートリモコン」SwitchBot Hub miniの紹介でした。
大変なのは最初だけです。結構厳しいことを書きましたが、めちゃくちゃ便利になったのでとても気に入っています。安いので、試してみてください。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカでした。
ここが良い
- 意味わからないくらい安い
- SwitchBotの連携ハブになる
- センサーを追加できる
- サポートが迅速で優秀
- SwitchBot社でまとめるとアプリが一つでOK
ここが残念
- デフォルト担い家電の初期設定が面倒
- 温湿度センサーがない(後付け)