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※有効期限は、2023年7月11日(火)~7月12日(水)23:59
スマートリモコン「Switchbot ハブ2」についてレビュー。スマートホーム歴5年の著者が顧客目線から公平に購入レビューしました。

マサオカ
こんにちは!マサオカ(@iMassa07)です。
150万台売れたスマートリモコン「SwtichBot Hub mini」に、上位モデル「SwitchBot Hub 2」が追加されました。

Switchbot ハブ2は、Switchbot hub miniから機能をさらに増やした高機能スマートリモコンです。

マサオカ
前モデルよりも、よりスマートホームの良さを体験しやすくなった印象です!
今まで買い足さないと使えなかった機能が最初から入っているから、これだけ買えば「スマートホームとはなんぞや?」を実感できるはず。スマートホーム入門機の新しいスタンダードになりそうですよ。

今回は「Switchbot ハブ2にできること」や「どんな使い方ができるのか」を、実例を交えてレビューしていきます。
合わせてSwitchbot ハブ2を導入するなら買わなくていいものも出てきたので、合わせて紹介します。
こんな人におすすめ
- スマートホーム初心者の人
- リモコンが多くて管理に困っている人
- 外出時や寝る前の手間を減らしたい人
- 動植物の室温管理に困っている人
こんな人は控えよう
- エアコンつけっぱなしの人
- スマートリモコンとスマート温湿度計を持っている人
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目次
Switchbot ハブ2のデザイン

それでは、Switchbot ハブ2のデザインや基本情報から確認していきましょう。

まず内容物は、温湿度センサー付きのUSB-C to USB-Aケーブル/5V/2Aの電源アダプター/壁貼り付け用の両面テープです。説明書もつきますが、Switchbot製品の説明書はWEBに公開されているので捨ててOKです。
SwitchBot ハブ2 |外観とスペック



Switchbot ハブ2は全面がホワイト、手触りはマットでサラサラとしています。温湿度計の表示はLEDなので、電源が入っていないと何も見えません。
製品比較

サイズ感は旧モデルのSwitchbot Hub miniよりサイズは少し大きめですね。

Switchbot 温湿度計プラスとほぼ同じサイズです。LEDディスプレイのハブ2は視認性が高いので、真っ暗な部屋でもしっかりと確認できるようになりました。
細かなポイント


裏面の無段階のスタンドで角度調整できるので、スタンド時はかなり角度をつけられます。

さらに滑り止め用ラバーがついていますね。本体が軽いので滑り止めは必要でしょう。
付属品を細かくチェック

付属のケーブルが平べったくなっているのは、壁掛けした時に目立ちにくくする工夫でしょう。
SwtchBot Hub miniの丸いケーブルは悪目立ちするのでモールをつけていましたが、ハブ2では改善されています。


ケーブルには温湿度センサーが内蔵されています。センサー付属の両面テープで固定できます。



スタンドの裏側に挿し口があり、端子はUSB-Cが採用されました。

Switchbot ハブ2には、5V/2A電源も付属しています。前モデルのSwitchbot hub miniは電源が別売りだったのに対し、別途購入する必要がなくこれだけ買えばスマートホーム化を始められますね。
本体スペック
本体サイズ | 80×70×23mm |
重量 | 63g |
素材 | ABS |
赤外線送信距離 | 30m |
赤外線受信距離 | 15m |
電源 | 5V-2A |
Wi-Fi | 802.11b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth | LE4.2 |
対応アシスタント | Alexa/ Google アシスタント/ Siri ショートカット/ IFTTT |
SwitchBot ハブ2|セットアップ方法

マサオカ
セットアップ方法は「かんたん」レベルです。
- STEP
Switchbotアプリをインストールし、ログインする
- STEP
デバイスの追加をする
- STEP
ハブ2をWi-Fiに繋ぐ
- STEP
リモコンを追加する
- STEP
リモコンの自動学習を行う
Switchbot ハブ2にできること
Switchbot ハブ2に「できること」はかんたんに分けると4つあります。
- 家電リモコンを1箇所に集約できる
- 温度や湿度をトリガーにして家電操作できる
- 外から家電を遠隔操作できる
- ワンタッチでたくさんの家電を一括操作できる

マサオカ
初めての人向けに、わかりやすく解説していきます!
SwitchBot ハブ2の機能1|
家電リモコンを1箇所に集約する「スマートリモコン」

Switchbot ハブ2は、テレビやエアコン、扇風機などの家電の赤外線リモコンを1箇所に集約する学習リモコンです。リモコン操作はスマホやApple Watchからかんたんに行えます。
さらにAlexa・Google Homeといった音声アシスタントからも使えるので、「アレクサ、エアコンつけて」「アレクサ、テレビを2に変えて」というように声だけで家電をコントロールできて、これがかなり便利。

マサオカ
「スマートホーム微妙だった」と言ってる人は、アレクサだけ購入しててスマートリモコンを使ってないパターンが多い。
SwitchBot ハブ2の機能2|
温度や湿度をトリガーにして家電操作する「スマート温湿度計」

Switchbot ハブ2には、温湿度計と照度計が追加されました。
具体的には、「部屋の温度が30度に上がった時にエアコンをつける」「湿度が40%を切った時に加湿器をつける」「部屋が暗くなった時にテレビを切る」ような条件付きの操作ができるようになりました。
人間は最初にルールを決めるだけ。あとはSwitchbot ハブ2がルール通りに家電操作を行います。

マサオカ
今までは、Switchbot 温湿度計プラス(2,780円)を追加で買わないとできませんでした。
SwitchBot ハブ2の機能3|
外から家電を遠隔操作する「スマートホームハブ」

Switchbot ハブ2は自宅Wi-Fiとつながり、外出先からもエアコンやテレビを操作できる基地局になります。さらに「シーン」というルールを決めれば、ひとつの操作で家電の一括コントロールもOK。
Wi-Fiに接続できないSwitchbot機器の中継基地にもなり、登録した全ての機器がネット上から管理可能です。例えばSwitchbotボット、Switchbotカーテン、Switchbot温湿度計といったWi-Fi機能を持たないデバイスも、Hub 2を経由してネットでコントロールできます。

マサオカ
スマートホームハブの機能はSwitchbot Hub miniにもありました。後継機なのでもちろん搭載されています。
SwitchBot ハブ2の機能4|
ワンタッチで複数機器を一括操作する「スマートボタン」

Switchbot ハブ2にはボタンが二つ追加されました。あらかじめ家電操作のシナリオを決めて「シーン」として登録しておけば、ワンタッチであらゆる家電を一気に操作できます。
例えば「外出前にエアコン・テレビ・照明を消す」というシーンを作っておけば、ボタンを押すだけで部屋中の電源を落としてくれます。

マサオカ
「外出」「寝る時」などルーティンでやっていることをまとめておくととても便利になります!
SwitchBot ハブ2を実際に使ったレビュー
実際に私がSwitchbot Hub2を使ったのは、書斎部屋です。


今まで「Switchbot温湿度計プラス」と「Switchbot Hub mini」を使っていましたが、この二つを撤去してデスクにSwitchbot Hub 2を設置しました。
温度/湿度/照度で家電操作がさらに便利!

マサオカ
スマートリモコンが「室温」も「消し忘れ」も全て管理してくれます!
私はアレクサと連携して、エアコンを音声操作しています。音声操作を経験すると、アプリのリモコンすら面倒になりますよ。
- 「アレクサ、エアコンつけて」
- 「アレクサ、エアコンを除湿モードにして」
- 「アレクサ、エアコンを25度にして」
というだけで、室内の環境が整います。
シーン設定の例
Switchbot Hub 2内蔵の温湿度や照度・スケジュール機能を活用して、シーン設定をしました。
- 室内が28度以上→冷房25度ON
- 湿度が70%以上→除湿モードON
- 照度がレベル1→エアコンOFF
(無人/夜はエアコンを切る) - 深夜2時→エアコンOFF
(バックアップ)
温度湿度でエアコンをコントロールできるので、常に快適な環境で仕事ができるようになりました。
照度(部屋の明るさ)も条件にできるようになったので、部屋を出た時の切り忘れを防止したり、出張中など無人の間にエアコンがついてしまっても切れるようにしました。
また、絶対寝ている2時にはスケジュールを条件にしてOFFになるようにしています。
定型アクションのアイデア
また、アレクサの定型アクションを活用した「家電の一括操作」も行なっています。
「アレクサ、退出」というだけで、書斎の全ての照明・エアコンが全て消えます。

書斎には間接照明が5つあり、一つずつ消して回るのが大変でした。「定型アクション」は便利な機能です。

マサオカ
スマートホーム化により、電気の消し忘れがなくなりました!
生活スタイルに合わせて、家電をオートメーション化できるのがとても便利ですよね。
注意点ですが、私のエアコンリモコン(SHARP製)の場合「スイング操作」や「おでかけモード」のような特殊ボタンが使えませんでした。メーカーによっては、細かなコントロールはできない場合があります。
インテリアの邪魔にならない

マサオカ
温湿度計として置けるから、インテリアに馴染む!!

一般的なスマートリモコンは、本体の四角い箱に役割を持ちません。

さらに、壁付けするとケーブルがだらしなく見えるのでモールで隠すこと必須。できれば丸ごと隠したいくらい、設置場所にはいつも頭を悩ませていました。

マサオカ
Switchbot Hub miniの時は、赤外線が届く範囲を確認しながらモニター裏に隠していました!
しかしSwitchbot Hub 2には、それ自体に「温湿度計」という役割があります。見た目も北欧チックで良い。だから、どこに置いても部屋のノイズにならないのが、他にはないポイントだと感じました。
使っている感覚は「温湿度計付きスマートリモコン」というよりも「スマートリモコン付き温湿度計」ですね。
Matter対応の恩恵はまだまだ感じない

マサオカ
Matterに対応した機器がまだまだ少なく、使いこなせていません。
Switchbot Hub 2はスマートホーム規格「
Matterに対応したらなにができるの?

ヨメ

マサオカ
「他社のスマートホームデバイス同士」をまとめて操作できるようになります!
Matterってなに?
Matterは、スマートホームデバイス間の相互接続性を向上させるために開発された技術です。
以前は、異なるメーカーやプラットフォームのスマートホームデバイス同士が互いに連携することが難しかったのですが、Matterはこの問題を解決することを目指しています。
Matterの最も重要な特徴は、さまざまなメーカーが共通の標準を採用することです。これにより、異なるブランドのスマートホームデバイス同士がシームレスに連携できます。例えば、Matterに対応した照明デバイスとスマートスピーカーがあれば、同じアプリやボイスコマンドで操作できるようになります。
Matterは、スマートホーム業界の大手企業や団体が共同で開発し、プロジェクト・チップとしても知られるスマートホームチップの標準を使用しています。これにより、メーカーはMatterに準拠するだけで、相互運用性を確保した製品を提供できます。
Matterは、スマートホームのユーザー体験を向上させるための取り組みであり、さらなる普及が期待されています。将来的には、Matterに対応した多くのデバイスが市場に登場し、スマートホームのインテグレーションがより簡単になるでしょう。
今まで連携できなかった、他社製品のスマートホームデバイスを一括で操作・管理できるわけです。いろんなメーカーのスマートホーム機器に溢れる我が所作にはかなり夢を感じました。
ただ、Matterに対応したデバイスがまだまだ少ないのが残念。現状ではこの機能を活かせきれないなという状況です。
Matterに対応した製品
- Switchbot Hub 2
- Switchbot カーテン
- Switchbot ブラインドポール
- SwitchBot ロック
その他製品のMatter対応状況(2023/07/9現在)は以下表のような感じで、2023年以内にはボットやセンサーなどの製品もMatterに参加できるようになります。Matter対応製品が揃ってくれば、かなり快適なスマートホーム生活を送れるようになりますね。
デバイス | Matter対応 |
---|---|
カーテン | 対応可 |
ブラインドポール | 対応可 |
ハブ2の温湿度 | 対応可 |
ハブ2の照度 | 対応可 |
ハブ2に登録済みのエアコンリモコン | 対応可 |
ハブ2のon&offボタン | 対応可 |
ロック | 対応可 |
ボット | 2023年第3四半期にて対応可能 |
リモートボタン | 2023年第3四半期にて対応可能 |
温湿度計 | 2023年第4四半期にて対応可能 |
人感センサー | 2023年第4四半期にて対応可能 |
開閉センサー | 2023年第4四半期にて対応可能 |
スマートボタンはSwitchBot製品で揃えた人向け


マサオカ
いろんなメーカーのスマートホームデバイスを使っていると、ボタンで全てを操作するのは難しいです。
Switchbot Hub 2のディスプレイにあるスマートボタンは、「SwitchBot製品」と「リモコンに登録した家電」を一括コントロールするものです。つまり、他社のスマートホーム機器はコントロールできない点に注意。
いろんなメーカーのものを買い漁っているので、書斎スマート機器はメーカーがバラバラかつ大量にあります。
具体的には「スマート電球」や「スマートプラグ」に他社製品を使っているので、やりたかった「ワンタッチで照明の色味を一気に変える操作」ができませんでした。

マサオカ
今まで通りアレクサを経由することにします。
このあたりは、各スマート機器が「Matter」に対応していくことで解決できる部分かもしれません。
Switchbot ハブ2があれば買わなくていいスマート機器

マサオカ
これからスマートホームを始める人に向けて、Switchbot Hub 2があれば買わなくていいアイテムを少し紹介します!
ハブ2に機能が内蔵されたことで、買う必要がなくなったIoT機器はこちらです。
- Switchbot hub mini
- Switchbot 温湿度計
- Switchbot リモートボタン
もう機能として入っているので、温湿度計やリモートボタンは、Switchbot ハブ2と別の部屋で使いたい場合にだけ買いましょうね。
Switchbot ハブ2 とHub mini、どっち買えばいい?

- 最新の機器を選びたい人
- 今後Matterを活用したい人
- デザインで選びたい人
- スマートボタンを活用したい人
- 暗い部屋でも温湿度を確認したい人
- 設置スペースを取りたくない人
- 照度を条件に使いたい人
- その他の機能を使いたい人
- とにかく安さにこだわりたい人
- 温湿度の管理以外に興味がない人
Switchbot Hub 2はHub miniの上位モデルという言い方をしました。後継機ではなく。つまりそれぞれに使い道があるってことです。2つの違いは、ざっくり言うと
- 「温湿度計の有無」
- 「赤外線送信範囲2倍」
- 「スマートボタンの有無」
- 「Matterへの対応」
このあたりですね。注目されやすい「温湿度計の有無」ですが、実はSwitchbot Hub miniも別売りのSwitchbot 温湿度計を購入すればHub 2と同じ操作ができます。
じゃあどっちを買えばいいの?

ヨメ

マサオカ
まず、わかりやすく「価格差」から見ていきましょう!
それぞれの製品の価格を並べたのが、以下の表になります。
製品名 | 金額 |
---|---|
Switchbot Hub2 | 8,980円 |
Switchbot Hub mini | 5,480円 |
Switchbot 温湿度計 | 1,980円 |
Switchbot 温湿度計プラス | 2,780円 |
そして「温湿度をトリガーの条件にできる組み合わせ」は以下の通りです。
製品名 | 金額 |
---|---|
Switchbot Hub2 | 8,980円 |
Switchbot Hub mini Switchbot 温湿度計 | 5,480円+1,980円 =7,460円 |
Switchbot Hub mini Switchbot Switchbot 温湿度計プラス | 5,480円+2,780円 =8,260円 |
上の表から分かるように価格だけをみると「Switchbot Hub mini+温湿度計」を買うケースが1番お得で、約1,500円安くなります。
「温度湿度を監視して、エアコンを自動操作したい」という理由だけで選ぶなら、Hub miniはかなりコスパのよい商品だとわかりますね。
ただし、その他にも機能が追加されているので値段だけで見てはいけません。
例えば、Hub miniはMatter対応しないと発表がありました。Matter対応はSwitchbot Hub 2だけなので、今後Matter対応製品が揃ってきた時にHub miniだともの足りなく感じる可能性はあります。
そのあたりを考慮して「本当に安さだけで選んでいいのか」と考えてみてください。
私は入れ替えてよかったと思っています。Switchbot音質時計の温度の微妙なズレも、Switchbot Hub2では改善されていましたし、小さい改善が積み重なっているように思います。
Switchbot ハブ2レビュー|まとめ

ここが良い
- 赤外線付き家電ならなんでも操作できる
- 温度湿度照度を条件にして操作できる
- 赤外線が旧モデルの2倍に強化
- デザインがGOOD!
ここが残念
- Matterの対応機器が少ない
- スマートボタンはSwitchBot製品しか操作できない
さて本日は、4in1の温湿度計付きスマートリモコン「Switchbot Hub 2」を紹介しました。スマートリモコンの性能としては頭ひとつ抜けた商品に仕上がっていて、SwitchBot社の本気度を感じる製品です。
スマートホーム化にこだわっていくとどんどん製品を追加したくなりますが、そういう時に最初に追加したくなる機能がハブ2には最初から内蔵されています。
お価格は8,480円。そこまで高くないから、スマートホーム初心者に最初におすすめする製品としてちょうど良いアイテムだと感じました。
来年にはMatter対応のスマートリモコンとして確固たる地位を築きそうな予感がしたアイテムでした。各メーカーも、Matter対応を急いでもらいたいですね。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。