マサオカです。
朝起きて「アレクサ 、おはよう」というと、テレビ・エアコン・リビング照明を点け、音楽が流れるよう自動化しています。毎日やるめんどくさい作業を自動化すると小さなストレスから開放されて便利。
マサオカ
面倒な家事はできるだけ自動化しちゃいましょう。
今回は、家事の自動化アイテム「SwitchBotカーテン」をクラウドファンディング Kickstarterで購入しました。
「SwitchBotカーテン」は、カーテンレールに後付けできる工事不要の「電動カーテン」です。光センサーやタイマー、アレクサなど音声AIを使ってカーテンを自由に開閉します。
朝カーテンを開けて、夜にカーテンを閉める手間を電動カーテンに任せてしまいましょう。寝室で使えば日光を浴びながらスッキリと目覚められます。
マサオカ
アレクサを使って開けると近未来感があってテンションが上がります。
それではレビューしていきます。
目次
Switchbotカーテンとは?
SwitchBotカーテンは既存のカーテンレールに取り付ける、後付型の電動カーテンです。スマートフォンやアレクサで操作できます。
日差しを感知して自動開閉する光センサーや、タイムスケジュール機能を使って設定した時間に自動で動かすタイムスケジュール機能も便利です。
- 光を感知してカーテン自動操作
- スマホからカーテン操作
- 音声AIからカーテン操作
- 指定時間にカーテン操作
SwitchBot社はスイッチを自動化するロボットアーム「SwitchBot」やテレビやエアコンを自動化するスマートリモコン「SwitchBot Hub mini」など、家電の自動操作をするスマートホームガジェット販売メーカーです。
SwitchBotカーテンの内容物
内容物はSwitchBotカーテン本体、U字レールに引っ掛けるパーツ×2、USB-C to USB-Cケーブル、アタッチメントです。
本体前面は、SwitchBotロゴがモールド加工されています。
背面には、電源ボタン・充電用のUSB-C端子・バッテリー確認用の白LEDランプ。
電池はバッテリー式、一回の充電で8ヶ月間持ちます。充電する時はカーテンから取り外さなければいけません。
本体上部にはゴム製のローラーがあって、カーテンレール上をコロコロと回転してカーテンを動かします。
本体の両サイドに取り付ける、カーテンレール用パーツです。
日本では「U字型」のカーテンレールがほとんどですが、海外は「I字型」カーテンレールが主流なので付け替えできるようです。もちろんU字型のカーテンレールパーツを選びました。日本の一般住宅に使われているのは、ほとんどU字型です。
あとは充電用のUSB-C to USB-Cケーブルが付属します。ACアダプタは付属していませんでした。古いiPhoneについてきたACアダプター(5V/1A)を使いましょう。
カーテン1つにSwitchBotカーテン1つ使うので、両開きカーテンを開きたいなら2つのSwitchBotカーテンが必要になります。ですが付属のカーテン用アタッチメントを使えば、両開きのカーテンを1つに繋げて片開きカーテンとして使えます。
重さは193gです。
余談ですが、クラファン早期予約特典でSwitchBot Hub miniがついてきました。これはもう持ってます。
SwitchBotソーラーパネルの内容物
SwitchBotソーラーパネルはSwitchBotカーテン専用の太陽光電池です。こちらは別売りですが、合わせて紹介します。
バッテリー8ヶ月のSwitchBotカーテンにソーラーパネルを付ければ、永久機関の出来上がり。
前面には”これでもか”という程大きな太陽光パネルが搭載。
裏面の中央に、USB-Cの突起がついています。
アームをSwitchBotカーテンの溝にひっかけて
USB-Cの突起を本体の給電口に挿すと接続完了です。かんたん。
全長が、本体の1.7倍ほどのサイズになりました。横幅は膨らんでいません。
横から見るとこんな感じ。ソーラーパネルが大きい。
マサオカ
半年に一回の充電さえもめんどくさいという私のような人間にピッタリです。
永久機関が完成しちまったなアア~!!
ヨメ
Switchbotカーテンの
使い方
SwitchBotカーテンは、光センサー・タイムスケジュール・スマホ・スマートスピーカーを使ってカーテンを操作できます。
- 光センサー(自動)
- タイマー(自動)
- スケジュール(自動)
- スマホアプリ(手動)
- スマートスピーカー(半自動)
カーテンの操作は全て専用のスマホアプリを使って行います。
スマホアプリからは「カーテンを50%だけ開く」などより細かい操作もOK。
動作モードは「静音モード」「高精密モード」の2種類に分かれていて、静音モードは動作が遅くなる変わりにほとんど音がしません。
洗濯物する時に、手で開けちゃダメ?
ヨメ
マサオカ
SwitchBotカーテンを少し触ると勝手に動き出す「タッチ&ゴー」機能ってのがあるから、手で開けても大丈夫!
光センサー・タイムスケジュールで自動化
SwitchBotカーテンには光センサーが内蔵されているので、日光を5段階で感知してカーテンが自動で開きます。タイムスケジュールを決めれば、決まった時間に開閉もOK。
遅延実行はタイマーのことです。「10分後に開く」といった操作ができます。いつ使うんだろう?
スマートスピーカーから操作
マサオカ
アレクサなどスマートスピーカーで声操作するには、SwitchBot Hub miniというスマートリモコン内蔵ハブが必要です。
SwitchBot製品を外部連携するスマートリモコン「SwitchBot Hub mini」を持っていれば、アレクサやIFTTTと連携してカーテンを操作できます。
カーテンを閉めたい時は「アレクサ 、カーテン閉めて」といえばOK。
Amazon Alexa、Google アシスタント、Siri、LINE Clover、IFTTT
でも、わざわざアレクサに指示するのが面倒ですよね。
そんな時のワンポイント。アレクサの「定型アクション」を使いましょう。
定型アクションってなに?
ヨメ
提携アクションを使うと特定のフレーズに対して複数の動作を一気に指示できます。
我が家の場合は、「アレクサ、おやすみ」というフレーズにこのような動作を組み込んでいます。
- リビング・書斎の照明・テレビやエアコンを切る
- 廊下の電気をつける
- 寝室の電気をつける
- (30秒後)廊下・寝室の電気を消す
マサオカ
この提携アクションに「カーテンを閉める」を組み込めば、寝る前「おやすみ」の一言で全部の作業が終わります!
提携アクションはアイデア次第で無限に生まれます。私が使っている提携アクションの例を紹介しているので、アレクサをもっと便利に使いたい方は合わせて読んでください。
Switchbotカーテンの
設置・セットアップ
それではセットアップしていきましょう。設定はスマホアプリ「SwitchBot」で行います。
電源は本体バッテリーで最大8ヶ月動きます。バッテリー充電はカーテンから取り外して行うのでちょっと面倒かも。
しかし今回はSwitchBotソーラーパネルを合わせて購入したので、バッテリー切れの心配はありません。SwichBotソーラーパネルも合わせてセットしていきます。
- STEP
デバイスの追加
アプリをインストールして、SwitchBotカーテンの電源ボタンを長押ししてデバイスを追加します。
SwitchBot
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- STEP
SwitchBotソーラーパネルの取り付け
太陽光から電源をとるため、SwitchBotカーテン本体にSwitchBotソーラーパネルを取り付けます。
レールの溝にひっかけて、USB-C端子に直接刺します。
- STEP
カーテンレールに取り付け
SwitchBotカーテンをカーテンレールに取り付けます。
取り付け方法は公式動画がとてもわかりやすいです。
レールパーツがめちゃくちゃ外れにくいので、力を入れて思いっきり押してください。
カーテンの端の磁石になっている部分のカーテンフックを取り外します。
その隣に、二つに分解したSwitchBotカーテンを滑り込ませます。
もう一度嵌め込むとこのようになります。
最後にカーテンの端を元に戻して完成です。
カーテンをつけると、どこにあるかわからないくらい隠れます。
- STEP
動作チェック
アプリから動作チェックを行います。
カーテンを開く方向、カーテン全開・全閉位置を記録します。
これで初期設定は完了です。電動カーテンが我が家にやってきました。
アプリのセットアップは「非常にかんたんレベル」でした。レールへの設置は腕をずっと上げておかないといけないので、結構疲れます。三脚があればだいぶ楽になりそう。
SwitchBotカーテンを
使った感想
SwitchBotカーテンを実際に使って感じたことや、ここがちょっとな・・・と思ったことをまとめます。
よかったポイント
マサオカ
忘れがちな作業を自動化すると地味に便利。
我が家のカーテンを開け閉め係は私なのですが、面倒だったリビングのカーテン閉めるために移動する作業がなくなってストレスフリーになりました。ついでに観葉植物の日光浴も自動化されました。
そして、「音声操作でカーテンを動かせる」のが感動ポイント。
スマートホーム化で家電の電源操作はたくさんチャレンジしてきましたが、アレクサを使って物理的に家具を動かすのは初めてです。
アイアンマンの人工知能「J.A.R.V.I.S.」が家にいるような感覚に陥るワクワクなアイテムでした。音声操作する場合は「SwitchBot Hub mini」を合わせて購入してください。
残念なポイント
マサオカ
位置精度が悪い?毎回カーテンの位置が少しズレてる。
残念なポイントですが、SwitchBotカーテンの位置精度が少し悪いです。カーテンが止まる位置が毎回少し違う気がします。
もう一つ。高性能モード(デフォルトのモード)にしているとモーター音が結構鳴るので、敏感な人は日光で目が覚める前にモーター音で目が覚めます。「静音モード」にすると少しマシになりますが、カーテンの速度が遅くて若干イライラします。
マサオカ
うるさすぎるというわけではないので、高性能モードで使っています。
あと、このU字レール用のパーツがめちゃくちゃ固くロックされているのでレールから取り外して充電する時に大変でしょう。私はソーラーパネルをつけているので問題ありませんが、単体購入するときは覚悟してください。
発売したばかりなのでアラが目立ちますが、やりたかった「電動カーテン化」は実現できたので結構満足度は高いです。
細かい部分が気になる方は、ソフトウェアアップデートを待ってから購入するのが良いと思いました。
SwitchbotハブプラスとSwitchbotカーテンとAlexa対応LEDライト組み合わせて、「アレクサくつろぐよ」って言ったらカーテン閉めてシーリングライト消して間接照明点けてくれるよーにセッティングして便利でウケる🤣
— 🎋🐼🐼ymk🐼🐼🎋 (@tsixe) October 21, 2020
switchbot curtain設置完了💡
— なんペ👩🏻🦼 (@nanpechan) October 20, 2020
🙆🏻♀️
・うちは備え付けのレールでサイズ問題なく使えた
・片開きでも開閉した〜!
・タイマーで開閉が楽
・ヘルパーさんの締め忘れがなくなる!
🙅🏻♀️
・レースのカーテンに引っかかるのが玉にきず
・タイマーにすると朝モーター音で目が覚める(目覚ましになってアリ?!) pic.twitter.com/YlWOsY66H4
直明けテンションでSwitchBotカーテンを注文してもうた。
— なきゃお (@N_0225) October 8, 2020
これでアレクサに「おはよう」と言えばカーテンまで開けてくれるように…!
Switchbotカーテンの欠点二つ。
— じゃあの (@jaano2001) October 19, 2020
・外すのが滅茶苦茶困難。(バッテリー充電での苦難が予想される)
・シーンで定時に閉めようとしても片方が開いてしまう(少し引っ張ると反応して全開全閉するような挙動なので反対側が閉まってきた時に押されて再び閉じてしまう)
SwitchBotカーテン3台スケジュール運用してるけど、毎朝1台ぐらいしか動作していないw
— Yuusuke Tanabe (@Yuusuke3298) October 23, 2020
Wi-Fiの問題だろうか。
まとめ
毎日決まったカーテンを開閉してる人は「買い」
メリット
- カーテンを開ける手間がなくなる
- 光センサー・時間指定できる
- アレクサの提携アクションに組み込みOK
- バッテリー満充電で8ヶ月使用可能
- ソーラーパネルを使えば電力無限
デメリット
- モーター音が大きい
- 電池動作なので充電が面倒
- ソーラーパネルは日本未発売
電動カーテン「SwitchBotカーテン」のレビューでした。
朝になったら勝手にカーテンが開いて寝る前に勝手に閉まるので手間はゼロです。ソーラーパネルのおかげで電池も切れずメンテフリー。クラファンで10ヶ月待った甲斐がありました。
毎日カーテンを開け閉めしている方は、ぜひ使ってみてください。あわせて紹介した「SwitchBot Hub mini」はスマートリモコンとしてのコスパも最強なのでおすすめです。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。
ここが良い
- カーテンを開ける手間がなくなる
- 光センサー・時間指定できる
- アレクサの提携アクションに組み込みOK
- バッテリー満充電で8ヶ月使用可能
- ソーラーパネルを使えば電力無限
ここが残念
- 電池動作なので充電が面倒
- ソーラーパネルは日本未発売
SwitchBot カーテンのよくある質問
Q
どれくらいの重さに耐えられますか?
A
最大荷重は8kgです。
Q
両開き/片開きカーテン両方に対応してますか?
A
両方対応可能です。両開きには2台のSwitchBotカーテンが必要ですが、付属のクリップを使うことで両開きを片側開きカーテンとして使うこともできます。
Q
アレクサと連携できますか?
A
SwitchBot Hub miniを使えば、アレクサ やGoogle Home、HomePod、IFTTT、LINE Clova(Beta)など音声AIに連携して遠隔操作できます。
Q
隙間なく閉められますか?
A
隙間はありませんが、戻り位置がズレる(真ん中で止まらない)場合があります。
Q
電池は必要ですか?
A
単体では内蔵バッテリーで動くので電池は不要です。満充電で最大8ヶ月持ちます。別売りのSwitchBotソーラーパネルを接続すれば電力が不要になります。(ソーラーパネルは2020年10月現在、日本未発売)
Q
SwitchBotカーテンを付けたカーテンを、手で開けたい時はどうするのですか?
A
「タッチ&ゴー」機能をオンにすれば、SwitchBotカーテンを手で少し触れるだけで自動で開きます。