マサオカです。外出自粛が本格化してから、HuluやU-Nextを使って映画を楽しむ時間が増えました。
日常生活では何とも思わなかったのですが、明るいリビングで映画を観ていると 暗いシーンが見にくく、画面に映りこむ家具や自分の影が気になってきます。一度気になると、写り込んだ自分の姿に目がいってストーリーに集中できません。
リビングの電気を消せば写り込みは消えるのですが、暗闇ではテレビの光が眩しすぎてかなり疲れます。
そこで、目の疲労を軽減するとウワサの間接照明をテレビ裏に取り付けることにしました。暗い部屋でテレビを観ても目を疲れない環境を作るのが狙いです。
今回使ったのは、90度曲がるLEDテープ「貼レルヤ」。
ふざけた名前ですが「90度曲がる」「ハサミでカットできる」「電球色LED」「USB給電」という、テレビ裏に貼り付けるために生まれたような商品です。光も想像以上に明るい。
今回は、この「貼レルヤ」と「スマートプラグ」を使って、快適で便利な映画視聴空間を作りました。
マサオカ
映り込みがなくなって、映像への没入感がアップしました!
- 壁とテレビの明るさの差が小さくなり目が疲れにくくなる
- アレクサと連動して操作できる
- ホテルのような空間演出ができインテリア効果もある
目次
LEDテープ貼レルヤの特徴
- 「90度曲がる」
- 「ハサミでカットできる」
- 「電球色LED」
- 「USB給電」
「貼レルヤ」は曲げられるLEDテープ。モニターや家具の裏など角ばったものに間接照明を付けたいときに便利です。
「CE」と書かれているクネった部分を折るとかんたんに曲がります。これはいろんな場面で使い勝手が良さそう!
LEDテープの長さは2m。ハサミでカットして、5cm間隔で長さ調節できます。ただし、切った先のLEDテープは再利用できません。
両面テープは3M製。剥がすと跡が残ることがあるので、気になる場合はマスキングテープの上から使いましょう。
色温度は4,000Kの電球色。色温度の変更はできませんが、リビングで使うならリラックスできる電球色が最適なのでこれでOK。北欧ライティングでも、電球色を好んで使います。とどのつまりおしゃれ。
LEDは2cm間隔で、合計120灯。光の強さは思っていたよりも眩しく、直接光を見ると目が痛くなるくらいです。
電源はUSBなので、テレビについているUSB端子からの給電できます。
このLEDテープにはリモコンがついていないのでUSBを抜かない限りライトが消せません。常時点灯でも良かったのですが、一応スマートプラグを使ってスマホ操作できるようにしました。
LEDテープの価格は1,760円。失敗してもいいやという気持ちで購入できる安さです。
テレビの間接照明を設置
それでは、間接照明の取り付けに移ります。テレビ裏にLEDテープを貼り付けていきましょう。
テレビはSHARPのBRAVIA、サイズは43インチです。テープの長さは2mで十分でした。
テレビ裏にLEDテープを貼り付ける
テレビを裏返して表面についた埃を拭き取ったら、テープを剥がしてテレビ背面にバランスよく貼っていきます。
貼りながらテープを曲げるのではなく、あらかじめテープを折り曲げてから貼り付けるようにするとかんたんに貼れました。
特にミスもなく、1分もかからず終わり。
USB端子を繋ぐとスイッチなしでいきなり点灯します。
間接照明をつけるだけでも、映り込みが軽減できています。テレビの輪郭がくっきりしてメリハリがでました。実物はかなりおしゃれ気な雰囲気を醸しています。
部屋の電気を消せばテレビへの映り込みは完全になくなり、目に優しいシアター空間の出来上がりです。インターステラーの美しい宇宙空間の映像を堪能できます。
しかしリモコンがないので、このままだと常に電気がついたまま。
リモコンを後付けする
状況に合わせて灯りを点つけたり消したりしたかったので、スマートプラグを使ってスマホで操作できるようにします。スマートプラグは、余っていたAmazon SmartPlugを使いました。
このプラグをコンセントに挿してAlexaアプリでセットアップすると、電源を自由に操作できます。細かな使い方や設定方法は「Amazon スマートプラグレビュー」記事で紹介しているので興味がある人はご覧ください。
スマートプラグは、管理のため「テレビのバックライト」と名前をつけました。ここをタップすると、電源のオンオフができます。
プラグはテレビボードの中に隠しています。
部屋照明と間接照明を連動する
毎回スマホで電源をつけるのも面倒なので、リビングのシーリングライトと連動して間接照明を点灯させます。
スマートプラグはWi-Fiでアレクサと繋がっているので、アレクサのグループ機能と提携アクションを使って部屋の照明を一括操作できます。
部屋別に家電をまとめる機能。あらかじめ登録しておくと、部屋にある全ての家電を一括操作できる。
「テレビのバックライト」を「リビング」のグループに追加して、保存します。
リビングのアレクサに「アレクサ、電気つけて・消して」と言うとシーリングライト+間接照明を一括操作できるようになりました。
映画を見るときの照明セッティングは提携アクションを使って設定しておきます。
一つのフレーズで複数の家電を一括操作する機能。
アレクサの定形アクションに「アレクサ、映画」を追加して「リビング照明:常夜灯」「テレビのバックライト:オン」と追加。
これで「アレクサ、映画」というだけで完璧な映画環境が作れます。
間接照明をつかってみた感想
設置が面倒で敬遠していた間接照明でしたが、やってみるとかなり満足度の高いものでした。
明るい場所でもテレビの映り込みが軽減できたし、シーリングライトを消して間接照明だけにすると映り込みはゼロ。
シリアスな場面では暗転したり映像全体の輝度が低くなることが多いんですが、その度に自分の部屋が映り込んで集中できなかったんですよね。宇宙空間や物理的に暗いシーンの視認性がめちゃくちゃ上がって、目も疲れません。最高。
映画シーン以外での効果にも驚いています。
電球色の柔らかい灯りでリラックスできるし、影になっていた部分が照らされて奥行きが生まれるので部屋が広くなったように感じます。たった1,000円で部屋がリッチな空間になったような気持ちになりました。
間接照明の基本は「一室多灯」「多灯分散」なので、まだまだ完璧なライティングとは言えませんが、ライティングの初めの一歩としては十分かなと思います。
本気でライティングに取り組むならPhilips Hue一択ですが、全部Hueで揃えるとかなり高価になります。貼レルヤでも、スマートプラグを使ってスマートホームに参加できるし、スマートプラグを使うなら余計なスイッチがない点も逆にメリットになります。
90度曲げられるのも使い勝手がよく、気軽に使えるLEDテープとしてコスパが高い製品でした。ほんと名前以外最高なやつです。
テレビによってはLEDテープに過電流が流れて危険なので使えない場合があります。我が家のテレビ、SONY BRAVIAのUSB端子は過電流になりました。
USB端子に繋いでLEDが「点滅」をはじめた場合は「過電流」のサインです。電圧調整ができていないので使わないようにしましょう。電圧調整機能が付いた一般的なUSBアダプター・パソコンの端子では正しく動作しました。
まとめ:テレビ裏に間接照明を仕込むとめちゃくちゃ快適
ここが良い
- 格安
- インテリア向きの電球色
- 90度曲げれて取り付けしやすい
- ハサミでカットできる
- 汎用性の高いUSB給電
ここが残念
- 電源リモコンがない
- 名前がダサい
本日は、テレビ裏に間接照明を設置した方法を紹介しました。
モニター裏の間接照明はインテリア的な効果だけではなく、壁とディスプレイの光の差を減らして目の疲れを軽減する効果もあります。
特に部屋を真っ暗にして映画を観る場合、間接照明をセットするだけで視聴環境が改善されます。
映画好きの方はぜひやってみてください。映り込みが減って暗い部屋での潜入シーンや宇宙などのシーンが今までと違って見えますよ。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。