普段使いのペンたちをまとめてくるりと収納でき、かつダンディなアイテムです。本日は、私が2016年頃から愛用しているステッドラーのロールペンケースの紹介をさせていただきます。
特筆すべきは安さに見合わない高品質なレザー。薄めのレザーを使うことによってリーズナブルな価格を実現しています。
「革が薄い=ダメ」
と決めつけないでください。この薄さが生む絶妙な柔らかさによって、シワやクセになりにくいのです。7年ほど使っておりますが、写真の通り破れやほつれなく利用できています。
高価なロールペンケースは多々あれど、コストパフォーマンスに置いてステッドラーの右に出るモノはないでしょう。
それでは、ステッドラーの美しさを御覧ください.
ステッドラーのロールペンケースを選んだ理由
ステッドラーを選んだのには、3つの理由があります。
- 本革のシボ加工がカッコイイ
- 革質が柔らかくはじめから使いやすい
- 値段の割に革の質が良かった
このステッドラーロールペンケース、天然の牛革を使って作られている商品です。本革を選ぶメリットは世界に1つ、誰ともかぶることがないこと。
デメリットは、本革製品は値段が高いことです。本革のロールペンケースは5,000円を超えます。
その中で、ステッドラーのロールペンケースだけ3,800円と格安です。
「革の状態が悪いのでは…?」と少し心配でしたが、質感は申し分なくかなり状態の良い革が使われています。ステッチもきれいだったので即購入となりました。
というのが2016年の話で、現在も利用中。このレザーはかなり耐久力があるので、ぼろぼろに使うほうが難しいかもしれません。
比較した4つの本革ロールペンケース
日本製の本革のロールペンケースはこの4点が人気です。「見た目」と「質感」から4つに絞って検討しました。
- 土屋鞄のトーンオイルヌメペンケース…9,800円
- ステッドラーのロールペンケース…3,800円
- ミネルバボックスのロールペンケース…6,300円
- クラフトデザインテクノロジーのロールペンケース…19,440円
目次
ステッドラーのロールペンケース使用感
この商品、ネットのレビューでは割と酷評を貰っていました。その中でネット上のみんなが言うには「革の匂いがキツい」らしい。
皮は柔らかく使いやすいですが
臭いがキツくて迷惑になるため会社で机の上に置いて置けません
いちいち引き出しにしまってますAmazonのレビューより
革の匂い問題
2、3件そういうレビューをみたので警戒していたのですが、私のステッドラーに臭いはありませんでした。
お店で匂わせて貰ってから購入しました(笑)が、革の匂いを感じないので、「本当に本革か?」と疑ったくらいです。
もしかしたらお店のデッドストックで、展示している間に匂いがとれたのかもしれません。(もちろん、箱入りでした)
ステッドラーロールペンケースの質感
革の質感は、最初から柔らかく、買ったばかりの革製品によくある「硬さ」を感じませんでした。
ペンはポケットにスッと入れやすく、馴染みやすかったです。最初から柔らくて使いやすい反面、「革を育てる」楽しみはありませんでした。
ペンを入れてくるくると巻いたらこのようになります。
表面には、ステッドラーのロゴが型押しされていました。が2年経過して現在は薄くなりました。
ロゴを撮った上の写真なのですが、もう識別できないレベル。肉眼ではうっすら見えてるのですが、「ここにある」とわかってないと認識できません。
ステッチの処理はしっかりしています。今まで使っていて、ほつれは一切出ていません。
ステッドラーのペンケースの中身
- LAMY2000(4色ボールペン)
- ジェットストリームリフィル(LAMY2000用の替え芯)
- ステッドラートリプラステキストサーファー(赤・黄色)
- 無印良品のものさし
- 呉竹の筆ごこち(筆ペン)
- ステッドラーのピグメントライナー(水性ペン)
LAMY2000(4色ボールペン)
4色ボールペンで一番細い「Tomboリポーター」から乗り換え。
LAMY2000は、ドイツ文具メーカーLAMYの最高傑作と言われる名作ボールペン。なだらかなカーブが美しい美麗な4色ボールペンです。
4Cリフィルを使っているので、ジェットストリームのリフィルを入れて使えます。
ジェットストリームリフィル
LAMY2000のリフィルは4C規格の他社リフィルと交換できます。
インクがさらりとして、文字カスレの少ないジェットストリームリフィルに変えています。ボールペンはいつも使うので、インクがなくなってしまったときのために替えリフィルは常に用意しています。
ステッドラートリプラステキストサーファー(ピンク・イエロー)
細さを重視したマーカー、ステッドラーのテキストサーファーです。
ドイツ文具の老舗ステッドラーの蛍光マーカーの中でも、細くてポップなデザインがお気に入りです。
呉竹筆ごこち
私が使ってきた筆ペンのなかで一番のかき心地、それが呉竹の筆ごこちです。筆ペンにはめずらしく、適度な硬さのあるペン先。文字がうまく見えるので、ご祝儀に名前を書いたりと何かと便利。
ステッドラーのピグメントライナー
細字をきれいにかけるライナーです。マジックのようなかき心地で、小さな文字を書くときに利用します。
まとめ:初めてのロールペンケースに買っとけば安心のコスパ感
STEADLARの本革ロールペンケースのレビューでした。
質感も良く、ステッチもしっかりしており品質は上々。何よりもコスパが最高。3,800円でこの品質なら文句ありません。
他の革製ロールペンケースが7,000円〜9,000円ということを考えると、取っつきやすいロールペンケースです。
ロールペンケースは、ペンを出してしまうときにわざわざ手間がかかり、選ばれにくいペンケースだと思います。
しかし、革を育てるのと同じように「手間」を楽しんでみるのも文具の楽しみ方の1つではないでしょうか。
マサオカ
安価に本革ペンケースを体験できる商品なので、入門用という感じ!
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。