ロボット掃除機「SwitchBot ロボット掃除機S1 Plus」についてレビュー。スマートホーム歴5年の著者が顧客目線から公平に購入レビューしました。
マサオカ
こんにちは!マサオカ(@iMassa07)です。
スマートホーム家電メーカーSwitchBotは、ルンバを代表する「ロボット掃除機」も取り扱っています。
今回は、ゴミ捨ての手間がグッと減るロボット掃除機「SwitchBot ロボット掃除機S1 Plus」を使用してみました。
「SwitchBot ロボット掃除機S1 Plus」は、「SwitchBot ロボット掃除機S1」に70日間のゴミ捨て不要機能が追加されたモデルです。
SwitchBot S1は「2日に1回のゴミ捨て」が必要ですが、SwitchBot S1 Plusは脅威の70日間。35倍です。
その秘密は、充電スタンドに内蔵された大容量のダストボックス。なんと4Lのゴミを貯められます。
マサオカ
低価格帯のロボット掃除機が抱える「ゴミ捨て問題」を解消!
マッピング機能・水拭き機能・ダストボックスなど、他社では上位機種のみに搭載される機能がオールインワンで搭載されて、価格は7万円を切りました。
さらに、メカメカしさを感じさせない真っ白で清潔感のあるデザイン。住宅に馴染みやすくて、インテリア好きの方にも使いやすいですよね。
今回は「ロボット掃除機S1 Plusにできること」や「どんな使い方ができるのか」「SwotchBot ロボット掃除機K10との違い」を、実例を交えてレビューしていきます。
こんな人におすすめ
- 初めてロボット掃除機を使う人
- 低価格帯でもオールイン機能を体験したい人
- コスパの優秀なロボット掃除機を探している人
- ロボット掃除機のゴミ捨てが面倒な人
- 水拭き機能も欲しい人
- 小さい子供がいる全ての家庭
こんな人は控えよう
- 床にモノが溢れている人
- 6畳程度の部屋に住んでいる人
目次
SwitchBot ロボット掃除機S1 Plusのデザイン
それでは、SwitchBot ロボット掃除機S1 Plusのデザインや基本情報から確認していきましょう。
まず付属品は、予備のパーツが豊富になっている印象でした。しばらくは部品の交換に困りません。
- 予備ダストバック×2
- メンテナンスツール
- モップ
- 取り扱い説明書
- 予備サイドブラシ
- 防水シート
Switchbot製品の説明書はWEBに公開されているので、すぐに捨ててOKです。
SwitchBot S1 Plus |外観とスペック
SwitchBot S1 Plus は一般的なロボット掃除機とは違い、オールホワイトで清潔感のあるデザインが魅力ですね。ここまでシンプルだとインテリアの邪魔にならないでしょう。
最大幅34cm、高さは9.5cm。ソファやラックの下も掃除できるサイズです。
細かなポイント
サイドブラシは左側にひとつ。後面に水拭き用のタンクがあり、付属品のモップを取り付けられます。
本体電源は側面についています。すこし見つけにくいですが、この電源は常にONなのであまり気になりません。
メインホイールは大口径で、浮かせるとバネのように飛び出す構造。高さ2cmまでの段差を乗り越えられる設計となっています。
中央のブラシの直径は15cmです。取り外して水洗いできるので、いつも清潔に保てますね。
充電スタンド
充電スタンドもシンプルなボックス型をしています。無駄な装飾をつけずフラットな印象です。
ダストパックは上部の蓋を開けて取り出します。大きく開くので管理がしやすいですね。
120cmの電源ケーブルにはマジックテープが付いているので、配線整理に便利です。
SwitchBot S1 Plus と充電スタンドを接続したときの奥行は、およそ50cmあります。設置場所は少し考える必要がありますね。
付属品はダストボックスに収納可能
細かな付属品は全てIKEAのISTADに入れて、ダストボックスに収納してみました。
かなりピッタリ入るので、ここに収納するのがいいでしょう。
SwitchBot S1 Plus 本体スペック
機能 | SwitchBot ロボット掃除機S1 Plus |
---|---|
本体サイズ | 最大幅34 x 高さ9.5(cm) |
ゴミ収集ステーションサイズ | 最大幅22 x18 x38(cm) |
吸引力 | 2700Pa |
水拭き対応 | 可 |
モップ/水タンク容量 | 専用モップ+水タンク300ml |
運転音 | 59dB |
自動充電・自動再開 | 可 |
マッピング/走行方式 | LDSレーザー |
進入禁止エリア | アプリで複数の進入禁止エリアを設定可能 |
ゴミ収集ステーション容量 | 4L |
最長稼働時間・面積 | 250分間 (3~5LDK/250㎡) |
乗り越え可能な段差 | 2cm |
ダストボックスの容量 | 350ml |
ゴミ捨て頻度の目安 | 70日/回 |
電源 | 入力: AC100V 50/60Hz |
重量 | S1 Plus本体: 約3.06kg ゴミ収集ステーション: 3.65kg |
SwitchBot S1 Plus|セットアップ方法
マサオカ
セットアップ方法は「かんたん」レベルです。
セットアップ方法は箱側面に書かれている通りにやるだけでした。説明書は読んでいません。
- STEP
Switchbotアプリをインストールし、ログインする
- STEP
デバイスの追加をする
- STEP
S1 PlusをWi-Fiに接続する
- STEP
部屋に設置する
- STEP
マッピングをして部屋登録をする
SwitchBot ロボット掃除機S1 Plusにできること
SwitchBot ロボット掃除機S1 Plusの特徴を4つにまとめました。
- 高精度マッピングで部屋の隅々まで掃除
- 静音+2700Pa +水拭きの掃除力
- スケジュールや条件設定で常に綺麗な部屋をキープ
- 2ヶ月以上ゴミ捨てが不要
マサオカ
初めての人向けに、わかりやすく解説していきます!
SwitchBot S1 Plusの機能1|
高精度マッピングによるエリア管理
SwitchBot S1 Plusは、21種類のセンサーを搭載したロボット掃除機です。S1 Plusの中央についたレーザーセンサーが部屋の形状を読み取り高精度マッピングするため、正確な掃除を行います。
マサオカ
マップは2D/3Dの切り替えができて見やすい!
さらに、自動で効率的な掃除計画を立て掃除を行うため、最適なルートで汚れを取り切ります。
掃除したくないところは「立ち入り禁止エリア」や「バーチャルウォール」を設定してロボット掃除機の侵入を防ぎましょう。アプリから設定できます。
マサオカ
玄関の段差で落ちるので、玄関は必ず制限をかけましょう!
SwitchBot S1 Plusの機能2|
2700Paの吸引力でゴミを取り残さない
SwitchBot S1 Plusは2700Paと、平均よりも強めの吸引力を持っています。
また、静音モード・パワフルモードを搭載しているので、「寝ている時にはより静かに」「外出中はパワフルに」とシーンに合わせて掃除方法を選べます。
吸引と同時に水拭きも行えます。清掃開始する際にモードを選べるので、お茶やお菓子をこぼした時などにも役に立ちます。
マサオカ
静音モードじゃなくてもかなり静音です!
SwitchBot S1 Plusの機能3|
スケジュールや条件を決めて常に綺麗な部屋をキープ
SwitchBot S1 Plusは、スケジュールを設定して清掃時間を管理できます。「毎日、出勤中に掃除」「寝ている間に掃除」というように生活スタイルに合わせたプランを設定しましょう。
自分の決めた範囲だけを掃除させたり、特定の部屋だけ掃除することも可能。
また、アレクサ・Googleアシスタント・Siriとも連携するため、ドアセンサーをトリガーにしたり「アレクサ、掃除して」と呼びかけるだけ掃除させることもできます。
マサオカ
多彩な条件で掃除を指示できます!
SwitchBot S1 Plusの機能4|
2ヶ月以上ゴミ捨てが不要
SwitchBot S1 Plusの充電ステーションには4Lのダストボックスが内蔵されています。70日間のゴミを収集可能なので、面倒なゴミ捨て作業を極限まで削減できます。
2Lペットボトル2本分と考えるとかなり大容量!
ヨメ
ゴミ捨てはダストボックスからダストパックを引き抜いて捨てるだけ。
充電ステーションにも自分で戻り充電とゴミの回収を続けるため、ほとんどメンテナンスフリー。
マサオカ
2ヶ月放置していいので、ズボラには助かります!
部品の使用期限についても、アプリから簡単に状態を確認できるて便利です。ダストバッグは使い捨ての消耗品なので、最初の3パックが無くなったら追加購入しましょう。
1パックおよそ600円、1ヶ月あたり200円のランニングコスト。
SwitchBot ロボット掃除機S1 Plusを実際に使ったレビュー
私は、SwitchBot ロボット掃除機S1 Plusをリビングやキッチンのある1階で使っています。
家族構成は4人。共働きのヨメと、小学4年と2年の子供がいます。
お菓子の食べこぼしも砂も怖くない
掃除していないフローリングを裸足で歩くと、足裏にザラザラした感覚がありますよね。あれがすごく不快だったのですが、ロボット掃除機を毎日動かしているので全くなくなりました。
取りこぼしなく掃除できている感じがします。
子供が外から持ち帰る謎の砂や、お菓子の食べこぼしを掃除しなくていいのが1番嬉しいです。これはもう最高です。
マサオカ
虚無だった「子供のお菓子食べこぼし」を掃除しなくていいの最高!
これがQoLの向上・・・!!(嬉し泣き)
ヨメ
今まで全然掃除できていなかったことを実感
床掃除は2週間に一回程度しかしていなかったので「写真に映るくらいのゴミは取れそうかなー」なんて思っていましたが、想像の50倍くらいのゴミが集まりました。少し引いています。
マサオカ
え?ウチってこんな汚かったの??
毎日掃除できない我が家のような共働きの家庭こそ、ロボット掃除機で家事を軽減するべきですね。
毎日掃除機かけるのって大変だから、代わりにやってくれるのは本当に助かる!!
ヨメ
他のロボット掃除機より静か、でもあくまで「掃除機として」
「ロボット掃除機」といえば、昔友人の家でルンバの駆動音を聞いて「あーこれは要らないな」と思うほどうるさかった印象があります。
SwitchBot S1 Plusはそれと比べ、かなり駆動音が小さくなりました。少し聞くだけでわかるくらい音に差があります。
ただしそれは「今までのロボット掃除機と比べて静か」という意味。掃除機特有の音はします。テレビの声は聞こえにくくなるし、電話中は邪魔です。なので、周囲のレビューで言われている「静か」=「静けさの中にいるような状態」ではないので気をつけましょう。
数値としては運転音59dB。これは「デパート店内にいる状態」「テレビを見ている状態」と同じくらいの音量です。
マサオカ
でも私が知ってるロボット掃除機よりはるかに静かです!!
あと、掃除終わりにダストボックスへゴミを回収する時の吸引音が「ブオーーーーーーーーーーーン」と鳴ってびっくりしました。
たまにケーブルに引っかかって可愛い
なんか声が聞こえて駆けつけると、S1 Plusnのブラシが配線に引っかかり悶えていました。
なんとか一命を取り留めましたが、2cmの段差は超えることができてもケーブルには弱いようです。扇風機のケーブルなどは絡まるので、ケーブルをまとめるなど注意が必要だと思います。
マサオカ
配線整理したので、結果的に部屋がスッキリしました!
なぜか部屋が整理整頓されるようになった
ロボット掃除機は床に物があると、そのエリアを掃除できなくなります。
家族全員が「ロボット掃除機のために床に物を置かない」という意識を持つようになり、以前より部屋が散らからなくなりました。
マサオカ
それでも子供は散らかすけど「ロボット掃除機のために片付けてあげて」とお願いすると片付けてくれるようになりました。
SwitchBot ロボット掃除機S1 PlusとK10+、どっち買えばいい?
「SwitchBot ロボット掃除機S1 Plus」に似たモデル「SwitchBot ロボット掃除機K10」との違いが気になるところです。
サイズでしょ!
ヨメ
マサオカ
それは見たらわかる。
この二つは「想定する掃除条件」が違います。
- 一軒家など部屋数の多い家
- 水拭き機能を多用したい人
- 連続運転をしたい人
- 吸引力を優先したい人
- 消耗品の入れ替えが面倒な人
- 一人暮らしのコンパクトな家
- よりコンパクトなロボット掃除機が欲しい人
- 部屋に細い隙間が多い人
- 畳部屋の人
- 水拭き機能をあまり使わない人
- より静かな掃除機が欲しい人
金額は1万円ほどの差があります。
製品名 | 金額 |
---|---|
SwitchBot ロボット掃除機S1 Plus | 69,799円 |
SwitchBot ロボット掃除機K10 | 59,800円 |
S1 Plus が得意なのは、「水拭き」と「連続運転」「メンテナンス性」。
一方、K10プラスが得意なのは「小さなところに入れるコンパクト性」と「静音性」。
それぞれ一長一短があるので、使い方に合った方を選ぶとよいでしょう。一軒家など大きな家の場合は、S1 Plusの方がよいケースが多いです。
SwitchBot ロボット掃除機S1 Plusのよくある質問
Q
S1 Plusの消耗品の交換頻度はどれくらい?
A
- SwitchBotアプリからロボット掃除機の項目を開き、右下の「詳細」内に「部品使用期限」がございます。
- センサー以外の項目については20%を下回った場合、交換をおすすめいたします。
- センサーの項目が20パーセントを下回った場合は本体のセンサー部分を清潔な柔らかい布で清掃してください。
Q
保証期間はどれくらい?
A
購入から1年間です。
Q
自宅の床やカーペットの色に対して条件や指定はありますか?
A
SwitchBotロボット掃除機は床やカーペットなどの色に対して、条件や指定はありません。SLAMレーザー方式を使用することにより、暗い色の床やカーペットでもロボットを正しく動作させることができます。
Q
段差や階段がある場所でも使用できますか?
A
段差や階段がある場所でもご利用いただけます。ロボット掃除機 S1とロボット掃除機 S1 Plusは両方とも底部に3つの段差センサー (転落防止センサー) を搭載しており、ロボットの転落を防ぐことができます。
Q
乗り超えられる段差の高さはどのぐらいですか?
A
ロボット掃除機は小さな段差を乗り越えられる設計となっており、最大20mm未満の障害物を乗り越える事が可能です。そのため20mm未満の敷居、畳、カーペット、レンガなど横断して清掃することができます。
Switchbot ハブ2レビュー|まとめ
ここが良い
- 全自動で掃除+水拭き
- オールインワンでコスパ最高
- 様々な条件で動かせる
- 70日間ゴミ捨て不要!
- これこそQOLの向上
ここが残念
- ケーブルがブラシに引っかかることがある
- ロボット掃除機として静かだが音はする
本日は「SwitchBot ロボット掃除機S1 Plus」を紹介しました。
ハイエンドのロボット掃除機の装備が7万円以下で付いてくる、コスパの良い商品となっています。
何よりも、勝手に掃除される環境が手に入ったことによるQOLの向上をこれでもかと感じております。ドラム式洗濯機を購入した時以来の家事革命です。非常に満足度の高い製品でした。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。