マサオカ
落し物がとどまることを知らない。注意しても失くす時は失くす。
「あれ?財布どこいった?」
「車の鍵、どこ置いてきたっけ?」
こんな経験はありませんか?
どこで失くしたかわからないものを探すのは面倒だし、クレジットカードや免許証が入ってるとカード停止処理がすごく大変です。もう失くしたくないですよね。
落し物・忘れ物を繰り返すあなたに、最強のデバイスが登場しました。
世界最小の落し物トラッカー「MAMORIO(マモリオ)」です。
タグ型のIoTデバイス。トラッカーとスマホをBluetoothでリンクして使います。
- トラッカーがスマホから離れると「プッシュ通知」して紛失を未然に防ぎます。
- 紛失時、「いつ」「どこで」無くなったかを記録して早期発見に繋がります。
- 紛失物をGPSで検索して地図に表示します。
MAMORIOは、Tile Mateと人気を二分する紛失防止タグ。荷物を紛失したときに音を鳴らしたり、GPSで見つけ出すIoTガジェットです。
今回は、幕張メッセで開催された技術の祭典「SEATECJAPAN」にも出典していた落とし物トラッカー「MAMORIO」のレビュー。そして「MAMORIOが使えないケース」も紹介します。
「なくすを、なくす」世界最小の落とし物トラッカー。と強気なキャッチに惹かれました。
大切なものに付けて安全に管理しよう!これは便利!
ヨメ
2020年9月、最新版のMAMORIO REが発売されました。
従来の使い捨てだったMAMORIOとは違い、電池交換が可能になり使い回しできる経済的なモデルです。
目次
MAMORIOは落とし物を知らせてくれるIoTタグ
MAMORIO(マモリオ)は、財布やカバンなど無くしたくない大切なものに取り付けます。
簡単に言うと、落とし物を未然に防ぐお守りです。
ヨメ
サイズはとても小さく、10円玉くらいのサイズで邪魔になりません。
商品名 | MAMORIO |
---|---|
重さ | 3g(一円玉3枚分) |
カラー | 5色(黒・白・赤・黄・青) |
価格 | 2,500円〜 |
特筆する特徴 | 世界最小の落し物トラッカー 紛失時の通知 |
購入サイト | MAMORIO S |
- 一円玉3枚分の重さ
- 落とし物トラッカー世界最小サイズ
- 電池寿命1年間
- タグがスマホと離れたら通知する
- タグとの通信が途切れた位置を記録する
- 紛失したMAMORIOを見つける
マサオカ
よく財布を無くす私にピッタリのガジェットです!
そうやって開き直ってるから落とし物が多いんだよ…
ヨメ
MAMORIOの3つの機能
「通知」で落し物を未然に防ぐ
MAMORIOがスマホから離れたらお知らせします!
ヨメ
Bluetooth4.0でスマホの電池消費を抑えた状態でリンクします。MAMORIOが一定の時間「検知」できたかった時にアプリでプッシュ通知を行い、紛失の連絡を行います。
通知タイミングはアプリ設定で変更できるので、自分の好きなタイミングでの通知が可能です。
参照:「通知タイミングの変更|MAMORIO公式」
「記録」で落した時間や場所を特定する
1時間毎に位置情報のログを記録しています!
ヨメ
スマホとMAMORIOが「どこで接続しているか」を1時間ごとにログとして残しています。
失くしたと気づいた時に、このログを振り返れば「どの時点までMAMORIOが一緒にあったのか」がわかります。
通信が途切れた時の住所を元に紛失物を探すことができます。
「検索」で落とし物を見つける
施設やMAMORIOユーザーの通信網を使ってMAMORIOを発見します!
ヨメ
MAMORIOには、2つの検索機能がついています。「みんなで探す機能」と「MAMORIOスポット」です。それぞれの通信圏内に入ると、紛失したMAMORIOユーザーのアプリに住所が通知される仕組み。
他のMAMORIOユーザーの通信県内に、「紛失したMAMORIO」が入るとその場所を知らせる機能です。アプリから「みんなで探す」をONにする必要があります。
駅や商業施設に設置した専用アンテナ「MAMORIOスポット」がMAMORIOタグを検知した時に、持ち主に通知する機能です。
例えばJR東日本では、首都圏新幹線の主要51駅の「忘れ物取扱所」に設置されています。
東京、上野、松戸、取手、川崎、鶴見、東神奈川、横浜、大船、平塚、小田原、熱海、桜木町、磯子、 逗子、横須賀、三鷹、府中本町、立川、豊田、八王子、高尾、甲府、浦和、大宮、古河、小山、 小金井、宇都宮、黒磯、熊谷、高崎、新前橋、土浦、水戸、錦糸町、西船橋、津田沼、千葉、佐倉、 成田、成田空港、仙台、山形、新庄、盛岡、新青森、秋田、長岡、新潟、長野駅
全ての設置場所は「MAMORIO spotについて|MAMORIO公式」から確認できます。
MAMORIOのレビュー
2つ買いました。
スマホ専用アプリとMAMORIOを紐づけて使います。Bluetooth経由の設定でとても簡単に登録ができるのでスマホが苦手な人でも大丈夫。
薄くて邪魔にならない
MAMORIOは3gと軽量、そして薄い。財布の小銭入れに入れていますが、ストレス無しで使っています。
キーホルダー用の穴もあるので、キーリングに付けても邪魔になりません。
地図で現在地を調べられるのが便利
MAMORIOは、数時間置きにタグが「どこに」あったか記録しています。スマホの専用アプリを使うと、その記録を確認することができます。
1つは財布に入れているのですが、「外出先で忘れたのか、自宅のどこかに落ちているのか」が一見してわかるので探す手がかりになります。これが結構便利でした。
電池寿命はおよそ1年半
メーカーでの電池寿命は1年と表記されていますが、私のMAMORIOは一年半ほど電池が持ちました。電池持ちを500日だと考えると、コスパは良いでしょう。
MAMORIOは電池交換ができません。電池が切れそうになったら「OTAKIAGE(オタキアゲ)」サービスを使って、新品のMAMORIOを半額で購入することができます。OTAKIGAGEはMAMORIOがペアリングされてから半年経過するとアプリから申し込みできるようになります。
電池が切れたMAMORIOは、返送用封筒を使って返却しなければいけません。
私はこのOTAKIAGEを使って、最新版MAMORIO Sを半額で購入しました。新品を買い直さなくて良いのは嬉しいですよね。
いつも財布に入れてるMAMORIO(落し物トラッカー)の電池が切れたのでOTAKIAGEサービスで最新モデルと交換した٩( ᐛ )و
新モデル(上)はちょっとだけ薄い、かな?
【2年前のMAMORIOレビュー記事】https://t.co/FalW63xoB5 pic.twitter.com/ID5i9WZXfZ— まっさー (@iMassa07) 2019年4月9日
MAMORIOで変わったこと
無くしても大丈夫、という変な安心感ができました。
一番役立つのは「モノが失くなったとき」です。MAMORIOの通信が途切れた位置が記録されるので「だいたいどこで失くしたか」わかって探す手間が1つ減りました。(紛失防止のプッシュ通知は、結構うるさいので切っています)
一度MAMORIOが入った財布を盗まれたことがあるのですが、ログを確認して「いつ、どこで盗られたか」を地図で把握できたので、警察署での紛失届け作成に役立ちました(爆
マサオカ
ひと の もの を とったら どろぼう!
MAMORIO利用者の口コミ
@mamorio_jp Mamorioを入れた財布を家に忘れたのでアプリで位置を確認をしたのですが、位置情報が正しくなかったり、過去の位置時刻が全部同じだったりと厳しい状態でした。同様の報告はありますでしょうか? Android v7 & mamorio v7.1.3
— Naoki Hashimoto (@hashcc) 2017年10月16日
まもりオスゲー。これで電池が2,3ねんもてばさいきょーなんだが#まもりお #mamorio pic.twitter.com/rwHlijKqCr
— だいすけ☆(Daisuke☆) (@dice_miyagawa) 2017年10月5日
二週間ぶりに自宅の鍵が戻ってきたので今日はいい日です。
経緯としては、
タクシーで鍵忘れる
→二週間ネカフェ&ホテル住まい→タクシー乗った場所周辺で忘れ物防止タグが反応
→忘れ物したタクシーを発見MAMORIOが役立った
— αδαgio (@ixi193) 2017年10月3日
MAMORIOと比較したアイテム
購入にあたって、比較したのはこの2社です。
Tile Mate
電池交換ができるタイプのキーホルダー型の紛失防止タグ。Tile Mateのレビューも合わせてご覧ください。
Qrio Smart Tag
「Qrioスマートロック」と同じシリーズのスマートタグ。SONY製です。
→Qrioで自宅がスマートロックになる日が来た【1年レビュー】
保証期間は3ヶ月
メーカーによる保証期間は3ヶ月になっています。4,000円以下の商品なので、妥当でしょう。
電池交換が自分でおこなえないため、メーカーが行っている電池交換プログラムを使わないといけません。
MAMORIOが使えないポイント
MAMORIOは、安価で位置情報をトラックしてくれるタグとしての機能は申し分ありません。
ただ、使ってみて「これは使えない」と感じたことをまとめておきます。
MAMORIOが使えないポイント1
「みんなで探す」トラッキング機能について。
紛失したときに、周辺にいる「MAMORIO」ユーザの周辺に行くと落とし物を見つけられる機能があるのですが、私の住む四国では、MAMORIOユーザー少なすぎて使えませんでした。ユーザー数まで考えていませんでした。
田舎に住んでいる方は気をつけて下さい。人口が少ない地域では、実質この機能は使えません。
メイン機能の「無くなった瞬間に通知がきて教えてくれる」部分は問題なく使えますので安心してください。
MAMORIOが使えないポイント2
電池交換が自分でできません。その代わりに、MAMORIOには年に一回の電池交換サービスがあります。
OTAKIAGE(おたきあげ)という名前のサービスで、ネーミングセンスは面白いですね。
OTAKIAGEとはお守りを年に1度寺院等でお焚きあげをして新しいものと入れ替える日本の文化をもとにした、MAMORIOの電池交換サポートです。
初回ペアリング開始から180日後以降にアプリ内に出現するOTAKIGEフォームより申し込みいただくと、定価の半額(税別1,750円)にてリフレッシュしたMAMORIOをご購入頂けます。
定価の半額の金額を支払えば最新モデルの新品と交換ができます。
マサオカ
電池交換ができるタイプなら、Tile Mateがおすすめです。
まとめ
面白い商品だったので購入してみましたが、よく失くしものをしてしまう人にはピッタリなアイテムでした。
基本的に何もしなくていいのが楽ですね。「紛失時の安心を買う」という感覚です。
落とし物が多い方、絶対に失くせない大切なアイテムをお持ちの方は購入検討してみてはいかがでしょうか。
マサオカ
落とし物を未然に防ぐアイデアはとても素晴らしい!
薄型マモリオ MAMORIO Sが登場
MAMORIOから、性能とスタイルにこだわったスペシャルバージョンの「MAMORIO S」が発売されました。
位置情報能力が向上し、接続可能な範囲が2倍の60メートルにアップしています。
従来のMAMORIOよりも20%スリム化されたモデルです。
財布やキーホルダーにつけて利用する場合にも、よりスマートになりました。使われている素材も代わり、耐久性もアップしています。
いつも財布に入れてるMAMORIO(落し物トラッカー)の電池が切れたのでOTAKIAGEサービスで最新モデルと交換した٩( ᐛ )و
— まっさーマサオカブログ (@iMassa07) April 9, 2019
新モデル(上)はちょっとだけ薄い、かな?
【2年前のMAMORIOレビュー記事】https://t.co/FalW63xoB5 pic.twitter.com/ID5i9WZXfZ
マサオカ
今まで使っていた旧モデルは、OTAKIAGEを使って新モデルに交換できます。
貼るタイプのMAMORIO Fuda(フューダ)
電池残量はそのままに、失くしたくないアイテムにそのまま貼ることができるMAMORIOが登場しました。
有効距離も、従来のMAMORIOの2倍60メートルにアップしています。キーホルダーとしてつけることができないアイテムも、守ることができます。
本日紹介したMAMORIOはこちら
購入比較した紛失防止タグ「Tile Mate」
電池交換ができるタイプのキーホルダー型の紛失防止タグ。Tile Mateのレビューも合わせてご覧ください。
購入比較した紛失防止タグ「Qrio」
Qrioスマートロックと同じシリーズのスマートタグ。
→Qrioで自宅がスマートロックになる日が来た【1年レビュー】