小型の高速ポータブルSSDに新製品が登場しました。アイスモードのHyperDisk(ハイパーディスク)です。
HyperDiskを一言で表すなら、「超コンパクトでハイスピードの高級SSD」。
データ転送速度がとにかく爆速で、大きな動画データの移動もストレスフリーで使える外部ストレージ。
データ転送速度の公表値は、なんと1000MB/sです。
1000BM/s?めちゃ「速い」と感じていたSumsung T5の2倍のスピード?
- データ転送速度1000MB/s
- 重さ35.5gの超軽量
- コンパクトサイズ
- USB-C対応
本日は、高速データ転送に対応した小型SSD「HyperDisk」を提供いただきましたので、レビューいたします。
- 軽くて持ち運びしやすいSSDが欲しい
- 大容量データの受け渡しをしたい
- データ転送速度がめちゃくちゃ早いSSDが欲しい
目次
HYPER DISKとは
HyperDiskは、「超高速・耐衝撃・コンパクト」をコンセプトに作られたポータブルSSD。アイスモード社よりクラウドファンディングで発売されました。
重さは45gの軽量、コンパクトサイズ。
カタログスペック1000MB/sの高速転送に対応したハイスピードSSDです。
名称 | HyperDisk |
---|---|
サイズ | 6.8×3.7×1.1cm |
重さ | 45g(512GB/1TB) 90g(2TB ) |
容量 | 512GB/1TB/2TB |
インターフェース | USB 3.1 Gen2(10Gbps) USB-C |
ドライブ | M.2 NVMe |
読み込み速度 | 1,000MB/s |
書き込み | 900MB/s |
価格 | 512GB:約9,300円(18円/1GB) 1TB:約13,000円(13円/1GB) 2TB:約20,000円(10円/1GB) |
備考 | 付属品 本体 USB-Cケーブル USB-Aケーブル |
- データ転送速度1000MB/s
- 45gの超軽量モデル
- 名刺よりも小さいサイズ
- 容量512GB・1TB・2TB
容量は3タイプ
容量は512GB/1TB/2TBの3パターン用意されています。
- 512GB
- 1TB
- 2TB
大容量の動画ファイルの保存なんかには、大容量SSDがいいかもしれませんね。
私はデータ消去や紛失のリスクヘッジのため、小さな容量(512GB〜1TB)のSSDを複数使う派です。
カラーは2色
カラーラインナップはブラックとシルバーの2色展開で、デザインはシンプルにまとまっています。
- ブラック
- シルバー
表面はアルミボディ。アタッシュケースのような品のあるデザインで、利用シーンを選びません。
重さ45g・サイズはiPod nanoくらい
重さは35.5g。単三電池2本ほどの軽さしかありません。
大きさは6.8×3.7×1.1cm。手のひらに収まってしまいいます。一見するとSSDには見えませんね。iPod nanoのようにも見えます。
スペック・付属品まとめ
付属品はUSB-CケーブルとUSB-Aケーブルが各一本ずつ付属していました。ケースはありませんでした。
名称 | HyperDisk |
---|---|
サイズ | 6.8×3.7×1.1cm |
重さ | 45g |
容量 | 512GB/1TB/2TB |
インターフェース | USB 3.1 Gen2(10Gbps) USB-C |
ドライブ | M.2 NVMe |
読み込み速度 | 1,000MB/s |
書き込み | 900MB/s |
価格 | 512GB:約9,300円(18円/1GB) 1TB:約13,000円(13円/1GB) 2TB:約20,000円(10円/1GB) |
備考 | 付属品 本体 USB-Cケーブル USB-Aケーブル |
ポータブルSSD HYPER DISKレビュー
早速レビューに参りましょう。
ここからは、実際に使ったレビューです!!
開封した第一印象は、「小さすぎて何かわからない。」
データ通信中は、USB-C端子の横が少し光ります。
アルミボディとサイズ感からSamsung T5によく似ているのでライバルになるか?と思いましたが、SumsunT5の転送速度は500MB/s、HyperDiskの最大転送速度は1000MB/s。
単純にデータ転送速度はT5の2倍です。
HyperDisk | Samsung T5 |
---|---|
1000MB/s | 500MB/s |
実際に触りながら試して行きましょう。
現在のポータブルSSD最軽量・コンパクト
とにかく軽いのが好印象です。たくさんのSSDを持っていますが、高速転送タイプのSSDでは私の手持ち最軽量です。
ひと目みただけで、大きさの違いがわかります。
T5 | HyperDisk | Tuff nano |
---|---|---|
50g | 45g | 74g |
74×57.3×10.5mm | 60.8×37×11mm | 75.9×54.4×14.5mm |
500MB/s | 1000MB/s | 1000MB/s |
9,800円 | 15,950円 | 19,800円 |
500GBあたりの価格
ついでに、同じ容量500GBでの価格差をみてみましょう。
価格だけで見るとダメですが、スペックが良くなるほど金額は上がっています。
T5 | HyperDisk | Tuff nano |
---|---|---|
10,600円 | 15,950円 | 19,800円 |
転送速度500MB/s | 転送速度1000MB/s | 転送速度1000MB/s |
最安価 | 最軽量 | 防水・耐衝撃3m |
ちなみに私の持つ一番ハイスペックなSSDは防水防塵・耐衝撃3mにクリアしている「CalDigit Tuff nano」です。HyperDiskは「防水性能が無いけど、少し安い」と差別化できます。
転送速度チェック
肝心の転送速度チェックです。
HyperDiskの初期表示名は「未命名」。なんとも言えない名前がつけられていたので、フォーマットしてHyperDiskに変更しました。
HyperDiskの転送速度は公表値で読み込み1000MB/s、書き込み900MB/sです。
名前を変更した時にフォーマット形式をexFat形式にしたら500MB/sしか速度が出なくて焦りましたが、フォーマットをMacOSに変更したら800MB/sを超える速度が出るようになりました。
めちゃくちゃ速いですね!これなら大容量の動画データ転送でも、十分なスピードが期待できます。
Macで使うときは、SSDのフォーマットを「MacOS拡張」にしましょう。
実際のファイル転送スピード
毎回実験しているのと同じ環境で転送速度を測ってみます。MacBookPro13インチで、5GBの動画データを移動させました。
5GBの動画データが5秒で転送できました。
比較のために、500MB/sのSamsung T5で同じデータを転送したものがこちら。11秒かかりました。
5GBが11秒でも十分速い!ですが、この数秒が結構イライラするので、1000MB/sの速度は嬉しいですね!
HYPER DISKまとめ
最軽量、1000MB/sの高速データ転送速度をもつシックなポータブルSSD「アイスモード HyperDisk」のレビューでした。
超高速1000MB/sポータブルSSDは2台目ですが、1台目のCalDigit tuff nanoよりも29g軽くなってて、カバンの中身を極限まで軽くできます!!
これで、手持ちで1000MB/sを超える転送速度のSSDは「tuff nano」と「HyperDisk」二つになりました。
耐衝撃・防水に特化するならtuff nano。軽さを追求するならHyperDiskと住み分けができるハイスペックなポータブルSSDでした。
高速かつ最軽量のポータブルSSDを探している方におすすめのアイテム「HyperDisk」の紹介でした。
ちょっと高いSSDなだけあって、かなり満足のアイテムでした。
現在、クラウドファンディングを行っております。気になった方は、Makuakeから購入できるので試してみてください。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。
ここが良い
- データ転送速度1000MB/秒
- 放熱に優れたアルミボディ
- 35.5gの圧倒的軽量
ここが残念
- 防水では無い
- カタログスペックほどの速度が出ない