マサオカはApple信者なので、もちろんAirPods Proを購入しました。
トレンドの「アクティブノイズキャンセリング」を備えたAppleの高級イヤホンです。
サイズ・重量共に、ノイキャンイヤホントップのSONY「WF-1000XM3」を凌駕した軽量ボディ。確実にSONYをこ◯ろしにかかっています。
控えめに言って最高だったので、全てを後回してレビューすることにしました。
AirPodsとは明らかに音が違う。クリアで低音もしっかりバランスのいい最高のイヤホン。何よりノイキャンが最強!
従来のAirPods(無印)とは比べ物になりません。別次元のイヤホンに進化していました。
- ノイズキャンセラーは、まるでプールの中
- カナル型なのに開放感がある
- ワイヤレス充電で充電ストレスゼロ
- 電池持ちがアップ!交互に充電しなくてOK
- マイク性能がよくなり通話品質アップ
ここがいい
- ノイキャンが神
- 外部音取り込みでライトユーズにも
- ワイヤレス充電
- 連続使用時間が延長
ここが残念
- 3万円、買うのに勇気が必要
目次
AirPods Proについて
AirPods ProはAppleのハイスペックカナル型イヤホンです。
耳につけると音楽以外の音が消えます。
なん・・・・だと・・・・?
防水機能はiPX4。耐汗耐水レベルなので、お風呂での利用はやめておきましょう。
イヤーキャップは耳のサイズに合わせてS/M/Lの3種類が用意されています。私はMがちょうど良いサイズでした。
充電端子はライトニング端子を採用し、ワイヤレス充電にも対応。
USB-C→ライトニングケーブルが付属します。
iPhone11 Proもそうだけど、そろそろUSB-C端子に統一して欲しいぞ。なんでiPad ProだけUSB-Cなの。
重さは5.4g。SONYのノイキャンイヤホン「WF-1000XM3」の8.5gと比べても圧倒的な軽さ。
なん・・・・だと・・・・?
音漏れの少ないカナル型イヤホン
AirPods Proは、AirPods時代のオープン型(インナーイヤー)からカナル型に変更されました。
オープン型は耳からこぼれ落ちそうな不安感がありました。
AirPods Proはイヤーキャップが耳にホールドするので、首を降ってもイヤホンが落ちません。
AirPods からProへの一番嬉しい変更点かも。
カナル型は、耳を塞いで遮音性と防音性を高めるタイプのイヤホンです。耳の穴を完全に塞ぐので、装着すると密閉感が増します。
カナル型なのに、AirPods Proは「耳を塞がれる」感覚がありません!
これを可能にしているのが、外部音取り込みモードです。周囲の音を外部マイクが拾って、音楽と一緒に再生します。
オープン型のイヤホンを使っているような開放感です。
なん・・・・だと・・・・?
ノイズキャンセル/外部音取り込み機能
目玉機能がノイズキャンセリングと外部音取り込みモードです。これが本当にやばい。
- ノイズキャンセルモード
外部マイクで周囲の音を検知し、アンチノイズを発生させ雑音を打ち消す - 外部音取り込みモード
外部マイクで周囲の音を取り込み、そのままイヤホンから耳に届ける
ノイズキャンセルモード
ノイズキャンセルモードをオンにしたまま音楽を流すと、周囲の雑音をほぼ完全にシャットアウトします。
高音がかすかに残るので完全密閉とまではいきませんが、音楽を流さずに耳栓として使えるレベルですごい。
扇風機やゴソゴソする雑音が完全に消えます。静寂すぎてはじめは違和感がありました。慣れると作業にめちゃくちゃ没入できます。
外部音取り込みモード
外部音取り込みモードをオンにすると、周囲の音を拾ってそのまま耳に届けてくれます。
カナル型イヤホンの特性である圧迫感を打ち消してくれます。カナル型が苦手な人にはこのモードがおすすめ。
これも地味だけどすごい。耳に何もつけてない感覚。どうしてこんなことができるの?
モードの切り替え
ノイズキャンセルモードと外部音取り込みモードは、イヤホンの軸を2秒ほどつまんで変更します。
iPhone側からの変更方法は、画面上からスライドして出てくる音量バーを長押しします。
イヤホンケースはワイヤレス充電対応
第一世代AirPodsユーザーには嬉しい、ワイヤレス充電機能がついています。
Qi対応のワイヤレス充電器に置くだけで充電が完了します。
ケースの充電をいつも忘れてしまうので助かります。
「充電ケーブルを刺す」この作業が無くなっただけなのに、バッテリー切れのストレスから解放されて心地よいです。
公式AirPods の充電方法とバッテリーの駆動時間について
AirPod Proの操作方法と設定
AirPodsと操作方法が変わりました。イヤホンタップではなく、イヤホン軸のセンサーをつまむ回数でコントロールします。
イヤホンをつまむと、ポコッポコッと振動して反応を伝えてくれます。
- 一回押す:再生・一時停止
- 二回押す:曲をスキップ
- 三回押す:曲をバック
- 長押し:ノイズキャンセルと外部音取り込みの切り替え
この操作セットは、iPhoneの設定のBluetoothから変更できます。
同じ操作画面から、ノイズコントロールやイヤーチップの操作状態テストも行います。
左右のイヤホンを押した時の操作を変更
イヤーチップのサイズを調整
AirPods Proを購入したら最初に行いたい設定なので覚えておきましょう。
公式AirPods Pro でアクティブノイズキャンセリングや外部音取り込みモードを使う
AirPods Proレビュー
AirPods Proは作業に没頭したい時・気軽にイヤホンをつけて出かけたい時、その両方に対応できる高音質なイヤホン。
ノイキャンが本当に最高。扇風機の音とか全然聞こえません。雑音と無縁の生活です。
なん・・・・だと・・・・?
当たり前すぎて忘れがちですが、ケースの蓋を開けるだけでペアリングが完了するのも、AirPods Proのメリットですよね。
ここからは、実際に使用したレビューです!
AirPodsとのサイズ比較
今まで使ってきたAirPods(第一世代)とAirPods Proのサイズ感比較をしてみました。
AirPodsに比べてイヤホンの軸が短くなっています。普通にかっこいい。
もう「耳にうどん着けて奴おったw」と言わせない。Appleの意気込みを感じます。
なん・・・・だと・・・・?
AirPods Pro AirPods
バッテリーケースのサイズは少し大きくなります。
縦横を無視して長さを比べると、実測で8mmほど大きくなっていました。
AirPodsと同時再生したら違いがわかった
AirPods Proめっちゃ音質いいぞ!だけど、どう違うか伝えられない!
幸いiPhoneだけはたくさんあるので、AirPods(第一世代)とAirPods Pro(ノイキャンモード)を片耳ずつ同時再生して比べてみました。
比べると、今まで良音だと感じていたAirPodsの音がぼやけて感じます。
AirPodsと比べるとこんな印象でした。
- 全体的に音質がクリアになり、透明感がある
- 高音がより明確になり、ジャキジャキしない
- 低音は控えめになり、音のこもりが無くなる
- 声(歌詞)が明瞭に聞こえる
同じ音量で聞いた状態で、AirPods(無印)の方が大きく聞こえました。AirPodsProの方が、耳にかかる負担が少ないのでしょうか。
イヤホン沼じゃない私の耳でも違いがわかるレベルでした。
ノイキャン凄すぎ、部屋に人がいても気づかない
ノイキャンしてると人の気配を完全にシャットアウトするので、子供が部屋に入ってきても気づきません。呼びかけられても気づきません。
なん・・・・だと・・・・?
集中したい時にかなり有効なモードです。
感覚的には、プールの中に入った時のように音が抑えられます。
電池持ちがアップしてた
今までAirPodsで通話していると、2〜3時間で電池切れしていました。いつも電池が切れたら左右のイヤホンを交互にケースに入れて充電する作業。面倒。
AirPods Proの通話では、電池切れせずに2〜3時間通話していました。初めてです。
なにこれ!全然電池切れてない!ケースにイヤホン出し入れしなくて良いの最高!
マイクの性能もアップ
通話での音質がアップしてます。AirPods(無印)を使ってネットミーティングをしているのですが。
利用するイヤホンをAirPodsからAirPodsProに変えたその日に「あれ、イヤホンマイク変えた?」と気づかれて驚きました。
「明らかに声が聴きやすくなった」と言われて喜んでいます。
AirPods Proのエージング実験中
イヤホン沼には常識らしいのですが、一定時間、音を流し続けると音質がよくなる「エージング」なるテクがあるようなのでやっています。
「30〜40時間ピンクノイズを流し続けてイヤホンの振動板を馴染ませると、音質がマイルドに変わる」というトンデモ理論なのですが、試して追記します。
音質が「固い」「柔らかい」がよく分からないレベルですが、私に感じることができるのでしょうか。乞うご期待です。
イヤホン沼でもない私に違いがわかるか甚だ疑問ではあります。
そもそもBluetoothイヤホンには音質の限界がある中で、AirPods Proがどこまで変わるのか。「Retinaディスプレイを越えたディスプレイを作っても、人間の目では識別できない」そんな話を思い出しながらの実験です。
まあ、このような調整をしなくても音質はめちゃくちゃ良いのです。
AirPods Proまとめ
AirPos Proは、AirPodsに比べサイズが小さくなり、電池持ちもアップ。
ノイキャン利用なら作業に没入できるし、外部音取り込みならオープン型イヤホンのように気軽に外で使えます。
ペアリングの簡単さ・Siriとの連携。
他メーカーには出来ない圧倒的優位性を残したまま、アクティブノイズキャンセラーまで備えたiPhoneユーザー最高峰のイヤホンです。
ちなみに、AirPods Proを紛失したら9,800円で交換してもらえます。
AirPodsを買うなら、1万円プラスしてProを選びましょう。マサオカが手放しでおすすめするイヤホンAirPods Proの紹介でした。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。
満点・・・・だと・・・・?