こんにちは、レザー好きのマサオカ(@iMassa07)です。
デスクの保護用に、「銀座 伊藤屋」のITO-YA リサイクルレザー デスクマットを購入しました。
天然皮革を加工した「リサイクルレザー」を使い、価格は本革製品の5分の1に抑えられています。肌触りは本革と変わらないけど、本革ほど繊細に扱わなくても良いのが特徴です。
マサオカ
本革(タンニンなめし革)の同じサイズだと、5万円くらいします。
- 本革よりも圧倒的に安い
- 品質は本革製品とほぼ同等
以前、デスクマットに1,000円くらいのGIM大型マウスパッドを使うとコスパ良し!と書いたのですが、半年使うとこのような状態に。
防水加工が劣化して悪さしているらしい。少し爪が引っかかっただけで白い跡がつきます。洗っても取れません。
マサオカ
これは大誤算でした。
エグゼクティブなデスク環境を作るにはレザーマットが必要不可欠という結論になりました。
しかし、本革のレザーマットってめちゃくちゃ高いのです。デスクを覆うサイズなら4〜5万は当たり前。かといって合皮は劣化が早くて嫌いです。
そこで目をつけたのがリサイクルレザーと言う加工レザー。革製品を作る過程で破棄される天然レザーを再利用して作った安価なレザーです。本革で5万円くらいするサイズのデスクマットが、1万円程度で購入できます。
それでは、伊藤屋の「リサイクルレザーデスクマット ITD01」をレビューしていきます。
マサオカ
動画でもレビューしているのでご覧ください!
目次
銀座 伊藤屋のこだわりの詰まったリサイクルレザー
伊藤屋は、明治時代から銀座に店を構える文房具の文具好きにとって知らない人はいないお店。青山の書斎館と並び、地方住みの文具マニアが行ってみたい文具店なのです。
そんな伊藤屋が手掛けたのが、このリサイクルレザーのデスクマット。高級革のような質感・香りの高品質なデスクマットが安価に手に入ります。
しかもITO-YAブランド。買わない理由がありません。
リサイクルレザーとPUレザーの違い
ここで気になるのが「リサイクルレザー」という素材。
リサイクルってことは中古品?
ヨメ
マサオカ
新品ですよ!本革製品の使わない「はし切れ」を加工して作ったレザーです!
レザーにはたくさんの種類がありますが、リサイクルレザーは「本革と同じ素材」で作られたレザーです。安く出回っているPUレザー(レザーもどき)とは全く違います。
しっかりと革の香りも残っていつつ、本革と比べて水吹きができたりとメンテナンス性にも優れています。
- 本革
天然の革をそのまま加工した最高級のレザー素材 - リサイクルレザー
本革製品の製造過程で「余った革」を再利用して作った安価なレザー素材 - PUレザー(合成皮革)
革に似せて人工的に作ったビニール・プラスチック素材
老舗レザーブランド「サラマンダー社」の技術を採用
このレザーの製造は、ドイツ「サラマンダー社」にオーダーしています。このサラマンダー社は1世紀以上前からリサイクルレザーを製造してきた実績のある老舗レザーメーカー。
天然素材では質感が均一になりにくいのが革の特徴ですが、革の美しさを保って均一な質感で再現したのがサラマンダーのリサイクルレザーです。
触った感じも本革と何ら遜色がありません。
強度と素材感があるのでこれまで靴の素材として用いられてきましたが、最近ではブックカバーやベルトなどにも使われています。
デスクに合わせた3サイズを用意
このデスクマットの大きさは、S/M/Lの3サイズあります。私は、Lサイズを購入しました。
Sサイズ | W180xH150xD2.2mm |
Mサイズ | W600xH320xD2.2mm |
Lサイズ | W650xH450xD2.2mm |
マサオカ
Sサイズはマウスパッドくらいのサイズなので注意です!
カラーは一色です。
伊藤屋 リサイクルレザーデスクマットのレビュー
届いたダンボールを開けると、封筒に入ったレザーマットが現れました。梱包もおしゃれで贈り物にも最適。
実際に触ってみると、新品の本革を触った時のようなサラサラとした感触が印象的です。これから手の油やケアで革にテカリ・深みを出していくことになりますが、この新しい革を育てていく瞬間がとてもワクワクします。
匂ってみると、当然ながら良い革の香りがします。
フチを切り落としたシンプルデザイン
ステッチなし、切り落とされたデザインが特徴です。フチも丁寧に仕上げてあります。
革の厚みも2.2cmと十分。
一面が均一にシボ加工されています。これほど整ったものになると本革だとかなり高価。人工的に加工するリサイクルレザーだからこそできるわけですね。
マサオカ
大判の天然レザーの場合、牛の血管が見えていたりとムラがあることが多いです。
裏面はしっとりとした肌触りのヌバック加工で、「デスクに吸い付く」という表現がピッタリの質感です。
裏面は傷がつきやすいので、取り扱いに気をつけます。
ホコリが目立つのがデメリット
このデスクマット、黒すぎるくらい黒なのでホコリが目立ちます。特に写真を撮る時にはかなり目立ってしまうのでここがデメリットでしょう。
もう一つ。これはレザー製品全般に言えることですが、水気は厳禁です。布製デスクマットとの大きな違いです。
冷えた飲み物をデスクマットにそのまま置くのはNGなので、コースターを使うことにします。
ただしリサイクルレザーは本革ほど繊細に扱わなくても良いので、汚れた時に硬く絞った布で水拭きしても大丈夫。レザーよりも管理は楽です。
まとめ:本革と比べても遜色ない質感のおしゃれマット
銀座 伊藤屋が手掛ける「リサイクルレザーのデスクマット ITD01」の紹介でした。
マサオカ
デスクマットを変えただけで雰囲気が大きく変わりました!変えてよかった!!
マット自体は封筒に入っているので、プレゼントにも最適ではないでしょうか。
本革なら数万円するデスクマットが、この価格で購入できたのでとても満足しています。でもいつか、本気のデスクマットを買いたいものです。
ここが良い
- 本革と比べて安価
- 質感も本革と遜色なし
- 3サイズ選べる
ここが残念
- 黒なのでホコリが目立つ
- 革製品なので水気に弱い