モノを失くす天才、マサオカ(@iMassa07)です。財布は置き忘れるし、カバンはどこに行ったかわからなくなるのがしょっちゅうでした。
そんなマサオカが、ワラをもすがる思いで2年前に導入したのが、紛失防止トラッカー「MAMORIO」でした。財布やカバンに入れて紛失をお知らせしてくれる、タグ型のIoTデバイスです。
マサオカ
距離が遠くなったらアラームでお知らせしてくれる、最強の相棒です!
その落とし物を防ぐマサオカのMAMORIOに新製品が出ました。「MAMORIO RE」です。
マサオカ
今までのMAMORIOは使い捨てでしたが、電池交換できるようになりました!
発売は2020年9月中旬になります。今回MAMORIOさんから発売前サンプルを送って貰ったので、試しに使ってみたところです。
目次
MAMORIO REの特徴
MAMORIO (マモリオ)って何?
ヨメ
MAMORIO REはタグ型の紛失防止トラッカー。タグが電波を発信し、連携したスマホとの距離が一定以上離れたら通知を送って落とし物を防止するIoTデバイスです。
今までのMAMORIOは単体で販売していましたが、MAMORIO REは5個セットで12,800円。一個あたり2,560円です。現行のMAMORIO S(マモリオエス)が一個3,980円なので、割安になります。
紛失防止のアラート機能の他にも、失くした後に見つけ出す機能が豊富なのもMAMORIOの特徴です。
- 地図から探す機能
最後に通信を行った場所を地図からチェックできます - みんなで探す機能
MAMORIOユーザーやMAMORIOスポットで検知して見つけます - カメラで探す機能
カメラのAR機能を使い電波を視覚化して探します
MAMORIO REとMAMORIO Sの違い
MAMORIO REはどこが変わったの?
ヨメ
マサオカ
昔のマモリオは電池交換できなかったんだよね。
MAMORIO REの大きな変更点は、電池交換が可能になったこと。今までのMAMORIOやMAMORIO Sは電池交換ができず、1年ごとの買い替えが必要でした。
MAMORIO REは、ボタン電池を入れ替えて再利用できます。
これまで、MAMORIO→MAMORIO Sと長年使い続けてきましたが、このランニングコストが辛かったのでとても嬉しい改善点です。
デザインも変わりました。ドッグタグのようなデザインから、モノリスみたいな長方形に変更されています。
左がMAMORIO RE、右が旧MAMORIOです。
電池交換ができるようになった代わりに、少しだけサイズアップ。薄さは3.7mm、100円玉を二枚重ねた程度の厚みです。
財布の小銭入れに入れていたので、コイン取り出しの時に指に当たっても邪魔になりません。
重さはMAMORIO Sが3g、MAMORIO REが4g。1g重くなりました。
マサオカ
1gは一円1枚分。重さは全然気にならないです。
- 電池交換が可能になった
- デザインが一新
- 1円玉1枚分の重さアップ
MAMORIO REとTile Mateの違い
Tile MateはMAMORIOと人気を二分する紛失防止トラッカー。こちらの製品Tile Proを利用しているので、比較してみます。
MAMORIOとの大きな違いは、紛失物の見つけ方です。MAMORIOはタグが離れた時にスマホにメッセージを飛ばして紛失をお知らせしますが、Tileシリーズはタグから音を鳴らして探し物を見つけることができます。
役割が違います。
- MAMORIOは「紛失を防止する」
- Tileは「紛失物を見つけやすくする」
マサオカ
タイルは、リモコンなど家の中でよくなくなるモノに使うのがおすすめです。
電池も交換可能なので使い回すことができます。
スピーカーが内蔵されているだけあり、Tileの重さは13g。9gほどMAMORIOの方が軽いです。
TileとMAMORIOを迷ったなら用途で選びましょう。家から持ち出さないモノに使うなら音が鳴るTile、持ち運ぶモノなら紛失後の追跡が優秀なMAMORIOが適しています。
- 家から持ち出さないモノならTile
音が鳴って見つけやすくなる
アレクサ と連携して探し物が便利になる - 持ち運ぶモノならMAMORIO
手から離れたら通知して紛失を防止
「みんなで探す機能」を使えば全国レベルで捜索可能
MAMORIO RE | Tile Pro |
---|---|
4g | 13g |
Bluetooth連携 | Bluetooth連携 |
電池交換可能 | 電池交換可能 |
スマホにアラート | 音を鳴らす |
GPSログ | GPSログ |
ARカメラで探す | アレクサ連携 |
みんなで探す |
登録先が一目でわかるアイコンシール
MAMORIOが何と連携しているか、一見するとわからないので、付属のオリジナルシールを貼って管理します。
管理がしやすくなって便利。1mmくらいの分厚めのシールです。
マサオカ
5個も使ってたら、多分どれがどれかわからなくなる。
MAMORIO REの設定方法
セットアップはとても簡単です。アプリを立ち上げMAMORIOについている絶縁シートを抜くだけでリンクは完了します。
- STEP
アプリをダウンロードする
MAMORIO
MAMORIO,Inc無料posted withアプリーチ
利用開始時にアカウント登録が必要です。
- STEP
タグを登録する
アプリを起動して、MAMORIOについた通電防止のピンを引き抜くだけで認識します。
タグを取り付けるアイテムのカテゴリーを選んで、名前と写真を登録します。以上で設定は終わり。
- STEP
完了
実際にMAMORIO REを使ってみた
早速、新型MAMORIO REを財布に入れてみました。
MAMORIOは紛失を防ぐのが目的の機器ですが、紛失しても検索できます。主な機能は3つです。
- 地図から探す機能
最後に通信を行った場所を地図からチェックできます - みんなで探す機能
MAMORIOユーザーやMAMORIOスポットで検知して見つけます - カメラで探す機能
カメラのAR機能を使い電波を視覚化して探します
通信が途切れた場所をマップに記録する「地図から探す機能」を使うと「何分前までここにあったか」がわかり、どのタイミングで落としたという情報を元に探せます。
マサオカ
この機能で、お店に財布を置き忘れたことに気付けました。
独自アンテナMAMORIOスポットや他MAMORIOユーザーのネットワークに入ったら検知する「みんなで探す機能」も便利です。
MAMORIOスポットは東京メトロなど主要700路線に設置されているので、路線の多い都市部で紛失した時には見つかる確率がグッと上がります。
1日あたり、10,000件以上のMAMORIOが見つけられています。
マサオカ
地方都市は、ユーザーが少ないのであまり使わない機能です。みんなMAMORIOを持って欲しい。(愛媛県・男性)
室内で探すときはカメラのARで探すのが便利
部屋のどこかにあるはずなのに見つけられない。そんなときもありますよね。
MAMORIOの電波強度を可視化してスマホカメラで探す「カメラで探す機能」がめちゃくちゃ便利です。
マモリオの電波が強くなったエリアが赤く表示されます。Pokemon GOのようにARで財布を探します。電波強度は大体5mくらいです。大体の位置がわかるので安心して探せます。
マサオカ
自宅で財布やバッグを見失うことが多いので多用しています。
鳴らしたくない場所は設定必須
登録したWi-Fi下にいる間に通知しない「ここでは鳴らさない」設定があるので、自宅や職場で落とし物通知を切ることもできます。
マサオカ
自宅でウロウロしただけで通知がくるので、この設定は推奨!
まとめ|財布落として泣くくらいならこれ使おう
電池交換ができる落とし物トラッカー「MAMORIO RE」のレビューでした。室内でのAR検索がとてつもなく便利です。
え?財布どこ?もしかしてさっきのコンビニで落とした?なんて不安がなくなります。
5個セットで12,800円と見ると高く見えますが、一個2,650円で大切なモノをなくす不安から開放されると考えると安いくらいではないでしょうか。
マサオカ
MAMORIO Sの買い替え時期だったので助かりました。
ここが良い
- 落とし物を防げる
- 電池交換できる
- AR検索が便利
ここが残念
- 5枚セットのみ販売