STREAM DECK レビュー|効率化好きにはたまらない。ゲーム配信ツールにしておくのは惜しい最強の左手キーボード【アイコン配布】

9 min
STREAM DECK

マサオカです。

繰り返し作業に嫌気がさしたので、マクロ効率化ツール「 Elgato STREAM DECK エルガト ストリームデック 」を導入しました。

elgato Streamdeck

もともとゲーム配信者用に作られたツールなのですが、左手デバイスとしてのポテンシャルが高いと注目されるこのアイテム。この記事では、「左手で使う補助用キーボード(左手デバイス)」として扱います。

左手デバイスって、ボタン配置を覚えるのが大変そう。

そう思ってこのジャンルには手を出していなかったのですが、好きな画像やGIFアニメをボタンにセットできるSTREAM DECKはキー配置を暗記する必要がありません

STREAM DECK Gifアニメ
どこにどんな機能があるか一見してわかる

入力できるコマンドも多く、やりたいことがワンクリックで実現できるので作業効率が爆上がりしました。

自分の使いやすいようツールを改造するのが好きな方にはドンピシャでハマるアイテムでしょう。

STREAM DECKは汎用性が高すぎるので、使い方に迷うと思います。そんなあなたのためおすすめ設定サンプルを用意しました。

配布するプロファイル例

今回紹介するオリジナルアイコン・キー配列のサンプルプロファイルも無料配布しますので、ぜひご利用ください。ブックマークよろしくお願いします。

Elgato STREAM DECKにできること

ざっくり説明
  • よく使うアプリや機能を物理ボタン化
  • カラー液晶ディスプレイ内蔵キー
  • 何階層もフォルダ作成可能
  • アプリごとにオート切り替え

CORSAIR(コルセア)の「Elgato Stream Deck(エルガト ストリームデック)」は自由にカスタマイズできるショートカットキーボードです。

ショートカットにはアプリ起動やウェブサイトのリンク、ホットキー(Command+Z)の登録が可能。

キーに搭載されたカラー液晶ディスプレイ(CLD)へ画像を表示できるため、キートップを見ながら直感的な操作ができるのが特徴です。

アイコンは1000以上の種類があり、75 ×75pxで作った自作アイコンも利用可能。

配置した機能やアイコンをプロファイル登録することで、起動ソフトごとにショートカットが切り替わります。

IFTTT連携やマクロ機能も搭載した、かなりパワフルな時短ツールです。


STREAM DECK mini


STREAM DECK


STREAM DECK XL

目的に合わせたキー数「STREAM DECK mini(6キー)」「STREAM DECK(15キー)」「STREAM DECK XL(36キー)」の3種から選べます。

名称Elgato STREAM DECK
サイズ118 × 84 × 21mm
重量190g
キー数15
インターフェース内蔵USB 2.0ケーブル
150cm
対応OSmacOS10.13以上
Windows10 (64bit)

STREAM DECKのデザインと付属品

内容物は、STREAM DECK本体・角度調整スタンド・英字説明書。

本体サイズは8.5×11.8×2.1cm。キーボードと並べても大きすぎない、ちょうど良いサイズ感です。

キーはポコポコした押しごたえのあるクリック感で、少し柔らかい素材で できています。カラー液晶ディスプレイ内蔵なので、好きな画像を表示可能です。

一枚のイラストを全ボタンに表示するスクリーンセーバーモードもあり、使っていない時の状態までカスタマイズ可能。

USBケーブルは本体内蔵タイプで、長さは145cm(実測値)。Elgato STREAM DECK XL(32キー)のみ、取り外しできるUSB-Cケーブルに変わります。

8段階の角度調節ができるスタンドが付属。デスク奥に置いて使う時だけ手を伸ばすスタイルも選べます。

不定期にキー操作が必要な配信者には便利な角度ですが、左手キーボードとして使うならキーボードの隣に置いて浅めの角度で使うほうが便利でした。

付属の説明書は日本語非対応ですが、イラストで大体わかります。私は説明書なしでセットアップしました。ソフトは日本語対応しているので安心してください。

STREAM DECKの使い方

STREAM DECKのショートカットの登録は、STREAM DECKの専用ソフトを使います。

  1. STEP

    Elgato公式サイトのダウンロードページからソフトを入手する

  2. STEP

    インストーラーの手順でStreamDeckをインストールする

    インストールするPCに230MBの空き容量が必要です。

    正常にインストールされると、Welcomのテキストがボタンに表示されます。

ショートカットの追加方法

ショートカットを追加するには、右のアクションエリアから左のキーエリアに、使いたいアクションをドラッグ&ドロップするだけ。

例えばウェブサイトのショートカットリンクをボタンに割り当てる場合。

アクションエリアにあるシステムWebサイトをキーエリアにドラッグ&ドロップ。

アイコンを変更して、ボタンの名前とURLを入力します。

「背景でGETリクエストを実行」は、サイトを開かずバックグラウンドで処理を行います。IFTTTのWebHookを利用する場合に使いましょう。

他にも大量のアクションが用意されていて、全て紹介するのは不可能なほど。ここでは、使いやすいアクションを少しだけ紹介しておきます。

  • Webサイト
    URLを展開
  • ホットキー
    複合キー(Zなど)の入力
  • 開く
    ソフトを開く
  • テキスト
    テキストの入力
  • CPU
    CPUの使用率をボタンに表示
  • IFTTT
    IFTTTのアプレットを利用
  • フォルダを作成
    ボタンにフォルダを作成
  • マルチアクション
    複数のアクションを実行
  • タイマー
    指定の秒数だけ遅延
  • App Switcher
    利用アプリの切り替え

マクロを使った効率化

STREAM DECKのアクションの中でも、複雑な操作をボタン一つで行うマルチアクション(マクロ)が便利です。マルチアクションは、登録した複数アクションを順次実行する機能

こちらをご覧ください。

この「修造ボタン」はマルチアクションで作られていて、裏側では5つのアクションが実行されています。

アクション指示動作目的
WebサイトYouTubeをブラウザで開く修造YouTubeを展開
タイマー2秒待つ動画読み込みを待つ
テキストfキーを入力ブラウザ最大化
タイマー120秒待つ動画の終了時間
テキストfキーを入力ブラウザサイズを戻す

このように、複数アクションをワンクリックで処理できるのがSTREAM DECKの真骨頂。

「タイマー」「Webサイト」「ホットキー」「開く」「テキスト」のアクションを組み合わせれば、大体の処理が行えます。

プロファイルの自動切り替えが便利

STREAM DECKには、開いているアプリケーション毎にボタン設定が自動で切り替わるプロファイル機能があります。

デフォルト
Chromeを開いた時

ソフト別にプロファイルを設定しておけば、STREAM DECKがその時の最適なショートカットを表示してくれます。

STREAM DECKおすすめの設定

ここからは、STREAM DECKのセット例やカスタマイズ方法を紹介していきます。

WordPressにおすすめの設定(配布)

WordPress(エディタツール)に特化した設定です。

この設定を再現する「STREAMDECK プロファイル」を配布しますので、WordPressを利用している人は使ってみてください。

マサオカ

マサオカ

左手で使った時に使いやすく配置しました。

プロファイルのダウンロードはこちらから。自己責任でお願い致します。

このプロファイルには、THE SONICRinkerのキーが含まれます。使っていない人は、ショートカットキーを差し替えてください。このプロファイルはMacのショートカットを利用しています。

  1. STEP

    環境設定>プロファイルに移動

  2. STEP

    ▽から読み込みを選択

  3. STEP

    ダウンロードしたプロファイルを読み込む

WordPressのおすすめショートカット

ショートカットWindowsMac
選択中ブロックの上に新規挿入Ctrl+Alt+TCommand+Option+T 
選択中ブロックの下に新規挿入Ctrl+Alt+YCommand+Option+Y
選択したブロックを複製するShift+Ctrl+DShift+Command+D
選択したブロックを削除するControl+Alt+ZControl+Option+Z
サイドバーを開閉するShift+Ctrl+,Shift+Command+,
直前の変更を取り消すCtrl+ZCommand+Z
変更を保存するCtrl+SCommand+S
選択した文字を太字にするCtrl+BCommand+B
選択テキストをリンクに変換するCtrl+KCommand+B

WordPressのショートカットは、WordPressエディター画面からShift +Option +Hを押すといつでも確認できます。

ブロック名ショートカットキー
ふきだし/ふきだし
画像ブロック/画像
カラムブロック/カラム
テーブルブロック/テーブル
リストブロック/リスト
見出しブロック/見出し
H3見出し### + スペース
H4見出し#### + スペース

Gutenbergエディタ上で/を入力すると、呼び出しできるブロックのキーが表示されます。そのままシステムテキストへ入力しましょう。

Lightroomにおすすめの設定(配布)

STREAM DECK LightRoomプロファイル

Lightroomでよく使うショートカットキーを登録しました。複雑なものはありませんが、こちらもプロファイルを配布しますので、ご利用ください。

プロファイルのダウンロードはこちらから。自己責任でお願い致します。

このプロファイルには、App Switcherのキーが含まれます。使っていない人は、ショートカットキーを差し替えてください。このプロファイルはMacのショートカットを利用しています。

  1. STEP

    環境設定>プロファイルに移動

  2. STEP

    ▽から読み込みを選択

  3. STEP

    ダウンロードしたプロファイルを読み込む

Lightroomのおすすめショートカット

ショートカットWindowsMac
書き出しShift+E⇧ E
一つ戻るCtrlZ⌘ Z
一つ進むShift+CtrlZ⇧ ⌘ Z
グリッド表示GG
ディティール表示DD
設定のコピーCtrlZ⌘C
設定のペーストCtrlV⌘V
ズームインCtrl.⌘.
ズームアウトCtrl⌘-
ライトパネルCtrl1⌘1
カラーパネルCtrl2⌘2
ジオメトリCtrl6⌘6
切り抜きと回転CC

テンキー化の設定

テンキーレスキーボードを使っている人におすすめ、テンキーのセットです。

テキストアクションに各数字を割り振るだけで電卓のように使えます。単純なのに非常に便利です。

STREAM DECKに便利なツール・サイト

カスタマイズに便利な情報をまとめます。

おすすめプラグイン

設定ソフトからアクセスするSTREAM DECK STOREでは、機能追加プラグインが配布されています。おすすめのプラグインを紹介。

  • CPUチェック
    PCのCPU使用率をボタンに表示
  • IFTTT
    IFTTTのフックを使った連携
  • Philips Hue
    スマートライトPhilips Hueとの連携
  • APP Switcher
    起動中アプリの切り替え

自宅の家電機器をスマートホーム化しているなら、IFTTTのアプレットを使って家電を操作できます。私は人感センサーアレクサ定型アクションで完全自動化が完了しているので使いませんでした。

おすすめアイコン(配布)

STEAM DECKの魅力の一つが、ボタンカスタマイズ。内蔵のアイコンも良いですが、STREAM DECKアイコンを無料配布しているサイトもたくさんあります。

おすすめのアイコン配布サイト

現在は「Clearity」を使っていますが、ちょうど良いアイコンが無かったので一部自作しました。アイコンのZipファイル(27アイコン)を配布しますので、使いたい方は以下からダウンロードして利用してください。

アイコンイメージ
WordPress用プロファイル
Lightroom用プロファイル

icon8.comの加工配布が許可された素材を一部に利用しています。
Clearityのオリジナルアイコンは含まないので、公式配布サイトからダウンロードしてください。

マサオカ

マサオカ

72px×72pxの画像を自作すれば好きなアイコンを使えるので、ぜひチャレンジしてみてください。

みんなのSTREAM DECKの使い方

私はブログ執筆や動画編集用のショートカットキーに利用していますが、Twitterではたくさんのアイデアが公開されているので参考になります。

エディターのショートカット

SEの再生

IFTTTを利用せずAlexaの提携アクションを動かす

日本語キーやスピーカーの入れ替え

BGMの再生

スマートホームとの連携

PhotoShopのよく使う項目を登録

動画カット編集のショートカットを登録

推しVtuberのショートカットリンク

同時接続数をボタンに表示する

機能が多すぎるため、漠然と購入すると必ず迷います。「こんな風に使いたい!」と目的を決めて購入しましょう。

まとめ:フルカスタムして繰り返し作業を時短できる便利ツール

ここが良い

  • なんでも自動化できる
  • 組み合わせ方は無限
  • 液晶キーがわかりやすい

ここが残念

  • Bluetoothではない
  • なんでも出来るから設定で迷う

日常には繰り返しの作業がたくさん隠れています。それをオートメーションするのがElgato STREAM DECKです。

ショートカットキーを決めるまで時間がかかりますが、その後は想像している以上に快適。決まった操作をよく行なっているデスクワーカーにこそ使って欲しい仕事効率化ツールでした。

日頃の無駄遣いを少し我慢して、効率化のために機材へ投資をしてみてはいかがでしょう。作業速度が上がると、自由に使える時間が増えますよ。

本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。

よくある質問

Q

何台まで接続できますか?

A

USB端子の数だけ接続できます。USBハブは使えません。

Q

アイコンをカスタマイズする時のサイズは?

A

72ピクセル×72ピクセルで作成してください。

Q

音源をボタンに設定できますか?

A

専用アプリからToggle Audio Deviceをインストールすることで可能です。

Q

複数の工程をマクロ登録できますか

A

可能です。マルチアクションを使えば、アプリ起動→1秒後にショートカット→任意のテキストを入力などの工程を一つのショートカットキーで実行できます。

Q

日本語マニュアルは付属していますか?

A

ありません。英字の説明書のみですが、イラストが書かれているので直感的にわかるないようです。

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