テレビの音量を上げすぎてしまって「音がうるさい」と注意を受けてきたマサオカです。
ボリューム問題を解決するために、テレビに接続できる「ネックスピーカー」を購入することになりました。
首に掛けるワイヤレス型のネックスピーカーといえば、「BOSE SoundWear」と「SONY SRS-WS1」が二大巨塔。
SoundWear
- 定価35,200円
- Bluetooth接続
- 単独利用可能
SRS-WS1
- 定価24,880円
- 光デジタル接続
- レシーバー必要
で、結局どっちを買えばイイの?
音楽やゲーム・テレビなど色々使いたいならBOSE SoundWear!
テレビでしか使わないならSony RSR-WS1です!
私はBOSE SoundWearを購入しました。選んだ理由はBOSE SoundWearのレビュー記事にたくさん書いたので、参考にしてください。
本日は、この二つの実機を比較して来ました。どちらのネックスピーカー買うか困っているあなたに役立つ内容となっています。ご覧ください。
目次
二大ネックスピーカーを比較
BOSE Soundwear vs SONY SRS-WS1の実機を見に行ってきました。
購入前に気になったポイントをチェックして行きましょう。
ネックスピーカーSoundWear vs RSR-WS1 音比較
まずは、音周りの違いを見ていきます。
SONY RSR-WS1は弱い低音をバイブで補完
SONY RSR-WS1の音は、「包まれる」と言うよりは「横から」聞こえてきます。これは構造的にしょうがないものです。
音自体は軽めで、声は聞き取りやすいけど低音が弱い印象でした。それを補うため、低音に合わせてバイブレーションする機能があります。
BOSEよりも1万円安いので音質面はしょうがないと思いましたが、バイブ機能を使うと低音の物足りなさがうまくカバーできています。
思っていたよりも音が周囲に広がるので、一人用スピーカーというよりはスピーカーを耳の近くに持ってきたもの。という印象です。
専用レシーバーをテレビに接続して繋ぐ「光デジタル接続」を使用しているので、音の遅延は全く感じられませんでした。
BOSE SoundWearは全方位から音が聞こえる
BOSEには共鳴菅を使ってスピーカー音を増幅させる「ウェービングガイドテクノロジー」技術があります。
元々は大型スピーカーに採用されるものですが、SoundWearにはこれが実装されています。ウェービングガイドのおかげで、深い重低音が全方位から聴こえます。
音に包まれている感覚で、音楽の視聴には最適です。
接続方式は Bluetoothを採用しているので、技術的に0.2秒の遅延が起こります。ですが単体で使っている場合、あまり気になりません。
音質はBOSEの方がよかったです!
BOSE SoundWear
- 低音で広がりのある音
- ウェーブガイドシステム
- Bluetooth接続
Sony SRS-WS1
- カラッとした音
- 低音バイブレーション
- 光デジタル接続
ネックスピーカーSoundWear vs RSR-WS1 デザイン比較
デザインに関する違いです。使いやすさもデザインに現れます。
RSR-WS1は無骨だが充電ユニットの使い勝手が良い
表面にはファブリック素材が使われています。サラサラして触り心地がイイのですが、洗えないので汗や汚れ対策が気になります。
一応、その防止のための水洗い可能なスピーカーカバーが販売されています。
RSR-WS1の特徴は、充電用のスタンドが用意されていることです。
ワイヤレス充電ではなく、専用スタンドの後ろの端子と繋がる簡単なものですが、置き場所が固定されるのがイイですね。
別売りのカバーをつけると充電口が塞がれて充電ユニットは使えなくなり、MicroUSBでの充電になります。
SoundWearは薄くてスタイリッシュ
BOSE SoundWearの表面素材は医療用シリコンです。しっとりと吸い付く、サラサラした素材になっています。
スピーカーらしからぬ薄さなので、まさかスピーカーを首からかけているとは思われないでしょう。
防水性能iPX4を取得しているので、生活防水レベルの水に耐えることができます。
とは言っても雨や水跳ねに耐える程度なので、ザブザブ丸洗いするのはやめましょう。
このスピーカーは面白い機能があります。ネック部分が稼働して首にフィットするんです。
このおかげで、どんな体格の人でもぴったりのポジションを取ることができます。どのスピーカーよりも、着け心地がイイです。
普段は、付属のファブリック製カバーを被せて使います。これは水洗いができるので汚れ対策はバッチリです。黒いので、汗汚れのあとは目立たないでしょう。
カバーは別売りで3色用意があります。どれも個性的なカラーラインナップですね。
BOSE SoundWear
- 防水・洗えるカバー付き
- 別売りカバーは色変更用
Sony SRS-WS1
- 充電スタンド付き
- 汚れ対策は別売りカバーを
ネックスピーカーSoundWear vs RSR-WS1 品質比較
製品の品質に関しての比較です。細かい部分が多いので、わかりやすく表にまとめます。
RSR-WS1
持続時間10時間、充電時間は3時間です。ですが、こちらは充電スタンドに置くだけなのでストレスはありません。
SoundWear
持続時間12時間です。高速充電に対応しているので、3時間で満充電にできます。充電時には付属のMicroUSBケーブルを接続します。
SoundWear | RSR-WS1 | |
---|---|---|
接続方式 | Bluetooth | 光デジタル ※レシーバー必須 |
スピーカー数 | 2(ウェービングガイド) | 2 |
重さ | 260g | 335g |
接続方式 | Bluetooth | 光デジタル ※レシーバー必須 |
通信距離 | 9m | 10m |
対応機器 | スマホ・PC・テレビ | テレビ |
充電方式 | MicroUSB | 充電スタンド |
バッテリー持続/充電 | 12時間/3時間 | 7時間/3時間 |
付属品 | ケーブル・カバー | 充電ユニット・ACアダプタ |
価格 | 35,200円 | 24,880円 |
ネックスピーカーそれぞれのおすすめ用途
今までみてきた特徴から、それぞれのネックスピーカーの得意な利用ケースを紹介します。
SONY RSR-WS1はテレビ特化
テレビ用のネックスピーカーを探しているのであれば、圧倒的に優位なのが「SONY RSR-WS」です。
Bluetoothを使わず専用レシーバーで音声通信するので「音と映像のズレが限りなくゼロ」です。
テレビスピーカーとネックスピーカーから同時に音を鳴らすケースを想定している場合には、SONY一択とも言えます。
ただスピーカーが横向きに付いているので、周りへの音漏れが気になりました。スピーカーを首から下げている感じです。
装着感は、そのままスピーカーを「肩に乗せている」ようでした。
低音のパワーが足りない印象ですが、スピーカーが実際に「振動」することで低音域をカバーしてます。これが意外と具合が良く、重厚感を演出します。
光デジタル信号を受診する専用レシーバーをテレビに接続するので、スペースが必要になります。
まさにテレビ視聴のために作られたネックスピーカー。
据え置きのゲーム機や家族を含めた複数人でのテレビ視聴時におすすめです。
- 光デジタルで遅延ゼロ
- 充電はスタンドに置くだけ
- テレビでしか使わない
BOSE SoundWearhはバランス重視
パソコンやスマホでの動画・音楽視聴・ハンズフリー通話などに使う場合「BOSE SoundWear」です。もちろん、Bluetooth対応のテレビにも接続できます。
ただし、テレビの場合に注意が必要です。テレビスピーカーとネックスピーカーの音声を同時に流すと、ネックスピーカーの音が0.2秒ほど遅れて聞こえます。
これはBluetooth接続の理論上必ず起こる現象なので、解決方法はありません。
神経質な人は、Bluetoothスピーカーは使わないようにしましょう!
スピーカーは顔向きに配置されているので、SONY RSR-WS1と比べて音漏れは少なめです。
一人用のスピーカーという感じ。首から上に向かって、ヘルメットのように音が包まれるような感覚です。
BOSEらしい重低音が、全方位からよく響きました。
軽さもありネックの角度が変えれるため、「肩に張り付く」ような装着感を味わえます。
デザインや音質を重視する人や、いろんな用途に使いたい人におすすめです。
- Bluetooth対応機器ならなんでも繋げる
- 軽く、着け心地が良い
- 高音質のウェービングガイドテクノロジー
結論:テレビ連携はSONY、汎用性と音質はBOSE
音や品質、着け心地や汎用性を考えるとBOSEに軍ぱいが上がりますが、テレビを視聴することだけに特化する場合はSONYを選ぶべきでしょう。
BOSE SoundWear
- 音質・品質
- 着け心地最高レベル
- 汎用性が高い
Sony SRS-WS1
- TV特化性能
- 充電スタンド付属
- 音の遅延ゼロ
ネックスピーカー比較まとめ
本日は、「BOSE SoundWear」と「SONY SRS-WS1」二大ネックスピーカーを比較しました。
それぞれ素晴らしいスピーカーでしたが、デザインと汎用性がよかったBOSE SoundWearを購入することにしました。
購入レビューもしているので、合わせてご覧ください。
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本日はここまで。最後までご覧いただきありがとうございました。マサオカでした。