このネジを使用して快適なデスク空間を作りました。デスクツアーはこちら。
マサオカ
マサオカ(@iMassa07)です。
デスク裏に配線整理トレーを設置したい!
でも、大切なデスクに穴は開けたくない!
そんな悩みを持っている方は少なくないでしょう。この記事を読んでいるあなたもそうですね?
しかし「配線整理」と検索してみつかるケーブルトレーは、デスクの天板に穴を開けて設置するタイプばかり。
「穴を開けたくないのなら、クランプ式のオーガナイザーを使えばいいじゃない」
ということになりますが、クランプ式は留め具が卓上に見えます。これは美しくない。NGです。
デスクの穴あけに抵抗がある私たちにとって、ネジ式のケーブルオーガナイザーは手の届かない存在なのでしょうか?
マサオカ
「粘着式ネジ」を使えば穴あけ無しで設置できます。今すごく感動しています。
本日は、「大事なデスクに穴を開けずにケーブル配線トレーを設置する」ニッチなテーマでいきたいと思います。
目次
デスクに穴を開けない配線整理|
粘着式ネジを使おう
今回は、「粘着式ネジ」という製品を使います。
強力な粘着テープの真ん中にナットがついていて、平面に貼り付けるだけでネジ穴を増設できる商品です。
このアイテムの良い点は、もうこれだけです。
- デスクに穴を開けずにネジ穴を増やせる
- 不要になったらドライヤーで熱して剥がせる
つまりデスクが傷つきません!!
粘着式ネジの内容物
購入した粘着式ネジはAmazonで850円の商品。
ネジ本体が7つと、長さの違う3種類のネジ(1.3cm〜0.7cmくらい)と、ネジの間に入れるリングみたいなものが入っていました。
留めるものによってネジの長さを選べるようです。ネジサイズは4Mです。
パッケージなしのジップロック剥き出し。絶妙に怪しい。
本体素材はアクリルゴムで接着面はナノゲルが使われています。
耐荷重は最大20kg。これなら粘着力も期待できそう。
粘着ネジの性能
利用できる素材は、以下の通りです。
- デスク
- 壁
- ベースボード
- キャビネット
- 木材の表面
ピンポイントに「デスク」と書かれているので天板裏設置に問題はないでしょう。
気がかりなテープの強度については、しばらく使ってみて追記したいと思います。
設置(2023/06/20 22:00)より21日経過。
接着面に変化なし。しっかりと張り付いています。
(1.3kgのケーブルトレーにAC電源と電源タップ、ケーブル類を入れた2kg前後の重さ)
壁紙に使用する際には、剥がす時に粘着面を痛める場合があるそうなので気をつけましょう。
続いて、取り付け作業に移ります。
使える素材 | デスク、壁、ベースボード、キャビネット、木材の表面 |
本体素材 | アクリルゴム |
直径 | 6.5cm |
厚さ | 0.6mm |
ボルト&ナット | M4 |
耐荷重 | 最大20Kg |
粘着ネジを使ってケーブルオーガナイザーを設置
粘着式ネジは一辺が6.5cmの正方形サイズで、テープの厚みは0.6cm。
真ん中にはM4サイズのナットが埋め込まれていて、不思議な形状をしています。
設置するネジ式ケーブルオーガナイザーは「FLEXISPOT ケーブルトレー CMP502」です。
金属製なので少し重めの1.3kg。いけますかね。
デスク裏の4箇所をネジ留めすることで、強力な保持力を生み出します。4つも穴開けたくないです。
トレー前側に高さがあり、デスク下を覗いた際も中のケーブルが見えにくい作りになっています。
そして、取り付けるデスクは毎度ながらピエールポランF031。現在は妥協に妥協を重ね、Garageのクランプ式ケーブルトレーを使っています。
マサオカ
上から見ると綺麗に収納できて見えるのですが、覗き込むとあまり美しくありませんね・・・
このクランプ式オーガナイザーを取り外して粘着式ネジを設置します。
早速問題がありました。FLEXISPOT ケーブルトレーのネジ穴の間隔が思ったよりも狭く、そのまま使うとナット部分が被って設置できません。
粘着式ネジのシート部分をカッターで加工しました。シートは薄さ0.6cmなので、加工はかなり簡単。ただ、この加工によって保持力が落ちるか少し心配です。
これを二つ重ねて天板に貼り付ければ、デスクに穴を開けずにネジ穴型のケーブルオーガナイザーを設置できます。もうワクワクしてきました。
ネジを入れる箇所を確認して、シートを貼ります。
しっかりとテープを押し込み、接着が確認できたらネジ留めです。ネジはシート付属のものを使います。Flexispotについてくるネジは使いません。
一人だとネジ留めがかなり大変でしたが、完成。
デスクに穴を開けずにネジ型の配線オーガナイザーの取り付けができました。
一本残った電源ケーブルは、左側のデスク脚部を通して電源まで運ぶことにしました。
ケーブルトレーのBefore After
クランプ式のGarageケーブルオーガナイザーは隙間が多くて中のケーブルが見えてしまうし、卓上にクランプ金具が見えてしまうのもストレスでした。
ネジ式のFlexiSpotケーブルオーガナイザーは、覗き込んだ状態でも配線をしっかりと隠してくれます。どこから見てもスッキリしていて「配線整理した」感が出ました。
下から見てもこの通り。
マサオカ
最高じゃん!!!
この方法を使えば、どんなアイテムも穴あけせずに取り付けできますね。ネジ式のパーツは魅力的なものが多いですが穴あけのせいで諦めていました。
粘着シートはドライヤーなどで温めると粘着力が落ちるので、別のトレーに変えたくなった時も安全に剥がせるのが良いですね。
理想のデスクが完成!
ということで、粘着ネジで配線整理を行なった書斎部屋(完全版)が完成しました。デスクツアーとして別記事にしたので、よければ覗いていってください。
天板に穴を開けない配線収納|まとめ
今回は、「粘着式ネジ」という見たこともないアイデア商品を見つけたので購入レビューしました。
貼り付けているときは、天板の裏ごと剥がれたら嫌だな・・・とびくびくしておりましたが、接着面積が広いこともあって、かなり頑丈に張り付いています。
今まで仕方なくクランプ型オーガナイザーを使っていましたが、ネジ型オーガナイザーはクランプ型と比べて製品数も多く、スマートな見た目のものが多いんですよね。
デスクに穴を開けたくない派の私も、これがあれば選択肢が広がります。
地味で安い製品ですが、おすすめしたい製品でした。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。