マサオカです。
2020年11月16日に国内発売されたハイエンドスマートウォッチ「Amazfit(アマズフィット) GTR 2」を手に入れました!
別記事でレビューした「Amazfit GTS 2」と同時に発表されたスマートウォッチです。
「Amazfit GTR2」は、アナログ時計のようなシックなデザインと機能性を兼ね備えたハイエンドスマートウォッチ。「スポーツタイプ」と「クラシックタイプ」の2種類が用意されています。
今回私がレビューするのは、アルミニウムが美しいスポーツタイプ。ガンメタボディに赤いリューズのワンポイントがかっこいい仕上がりとなっています。
耐水性能も5ATM(50m耐水)、血中酸素濃度(SpO2)や睡眠測定もできる最強のスマートウォッチ。
今回は「Amazfit(アメーズフィット) GTR 2」を徹底的にレビューしていきます。
マサオカ
今回もしっかりとチェックして行きたいと思います。
ここが良い
- Alexa対応
- 3Dガラスでベゼルを感じないデザイン
- アナログ時計のような円盤
- バッテリー持ち14日
- SpO2血中酸素濃度の計測
- 通話機能付き
ここが残念
- カレンダーが外部連携できるとGOOD
Amazfit GTR 2の後継機「Amazfit GTR 2e」が発売されました。比較レビューをしたので、合わせてご覧ください。
目次
Amazfit GTR2ってどんなスマートウォッチ?
名称 | Amazfit GTR2 SPORT |
---|---|
サイズ | 46.4 x 46.4 x 10.7mm |
重さ | ボディ:31.5g ベルト含む:47.0g |
素材 | アルミニウム合金 |
防水グレード | 5 ATM (水深50m相当) |
ディスプレイ素材 | AMOLED(有機EL) |
ディスプレイサイズ | 1.39インチ |
解像度 | 454 × 454px(326PPI) |
バッテリー | 471mAh |
駆動時間 | 基本14日・スタンバイ38日 |
充電 | 約2.5時間 |
Amazfit(アメーズフィット)は、中国スマートフォンブランドXiaomi(シャオミ)の子会社「Huami(ファーミ)」が手掛けるスマートウォッチブランド。
今回紹介する「Amazfit GTR 2」はフラッグシップモデルに位置付けられていて、とにかく機能が満載。
血中酸素濃度計測や睡眠状態の監視、運動量をモニタリングして健康管理をサポートする機能の他にも、目覚ましやライトなど日常生活で役立つ機能が備わっています。
スマホ連携すればAlexaの操作、通知確認や、通話、音楽再生なども可能。
14日連続駆動のバッテリー内蔵で、GPSも利用できアウトドアスポーツで活躍。デザインと機能性を両立させたスマートウォッチです。
Amazfit GTR 2は 3Dガラス+有機ELディスプレイ搭載
Amazfit GTR 2は1.39インチの大型Retinaディスプレイを搭載。有機ELが使われ、黒の発色がとても美しい仕上がりです。
そして何よりも驚くのが、3Dガラス加工によるベゼルを全く感じさせないデザイン。
3Dに湾曲したガラスがベゼルの上に覆いかぶさっていて、ベゼルとディスプレイの差が限りなくゼロに近いフォルムです。解像度は454×454px(326ppi)
ディスプレイの指紋防止加工とDLCコーティグ(ダイヤモンドと炭素を結合したコーティグ)によって、指紋や傷が付きにくくなり耐摩耗性が増しています。
常時ディスプレイをオンにすると、アナログ時計と見間違えるほどの精巧さ。
動作もスムーズ、ヌルヌル動きます。
マサオカ
想像以上のヌルサク体験!!!
ボディはアルミニウム(スポーツエディション)のマット加工。(クラシックバージョンはステンレス)
裏側にはマイク・スピーカーが搭載され、音楽を聞いたり電話を受けて通話できる仕様となっています。
スポーツタイプらしく、ベルトは耐水性のあるラバー素材が選ばれています。(クラシックモデルはレザーベルト)耐水性能は水深50mの水圧に耐えられる5ATMなので、Amazfit GTR2を付けたままスイミングやシュノーケルなどアクティビティも可能。
充電は通常利用で14日間と十分な持ち。スタンバイ状態だと38日間電池が持ちます。バッテリーは471mAhとなっていて、サイズはそのままに前作GTR(410mAh)よりも容量がアップされました。
充電はどうやってやるんだ?
ヨメ
マサオカ
マグネット式の充電アダプターを使います!
ベルトを含んだ重さは47.0g。文字盤の大きさに大して、軽く感じます。
血中酸素濃度(SpO2)を測れるスマートウォッチ Amazfit GTR 2
Amazfit GTR 2には、血中の酸素濃度SpO2を測る機能が備わっています。これにより、高山病や日常生活の精神的ストレス、酒酔いなどを検知して身体を健康な状態に導いてくれます。
血中酸素飽和度は血液中の合計ヘモグロビン(Hb)に対する酸化ヘモグロビンの(HbO2)の割合です。人の呼吸サイクルにおける重要な生理的パラメーター。
このデバイスの血中酸素飽和度の基準値は以下の通りで、値が低いほどリスクが高くなります。(測定範囲は80〜100%)
- 定期アクティビティ:95%以上
- 睡眠:90%以上
- 要注意:90%未満
ちなみに私は超健康体のようです。
そのほかにも、睡眠状態や心拍数の常時計測機能などが搭載されているて、健康状態を常に監視してくれます。
- 血中酸素飽和度(SpO2)
- 心拍数(アルゴリズム採用・24時間モニタリング)
- 睡眠(浅い、深い、REM、急速な眼球運動を計測)
- ストレス
- 消費カロリー
- 歩数
- 距離・ペース(※GPSセンサーなし・スマホが必要)
- 12のスポーツモード
健康管理以外にも、スマートウォッチ本体に約600曲の音楽を保存できたりアプリ連携で通話、音声アシスタントAmazon Alexaの呼び出し機能も備わっています。
- 本体に音楽の保存ができる(3GB / 600曲)
- スマートウォッチを取り外したらロックがかけられる
- アプリ連携で通話機能が可能
- Alexa built-in(日本語未対応)
Amazfit GTR2 の使い方
Amazfit GTR2の電源を入れて表示されたQRコードをスマートフォンで読み込み、アプリをインストールします。アプリを起動したままペアリングをオンにするだけでセットアップは完了です。
文字盤右の赤いリューズはホームボタンで、全てのアプリや設定の確認ができます。下のリューズはショートカットボタンで、好きなアプリを呼び出せます。ショートカットの初期設定には「ワークアウト」が設定されていました。
ディスプレイを下にスライドするとモニター画面とショートカットボタンが並び、上にスライドすると通知一覧が確認できます。
右スライドでお気に入りアプリのショートカットが並び、左スライドでタスク画面が広がります。
ほかにも、コンパスや気圧高度計、カウントダウンやスマートフォンを鳴らす機能など盛り沢山です。
文字盤のデザインは大量によういされているので、好みに合わせてカスタマイズできます。
マサオカ
クロノグラフのような高級なデザインから、G-SHOCKのようなデジタル表記までかなりのレパートリーがあります!
シンプルなデフォルトデザインも良いですが、気分に合わせて文字盤を着せ替えるのもスマートウォッチならではの楽しみ方ですよね。
Amazfit GTR2を使ってみた感想
マサオカ
実際に触ってみてよかったポイントと残念だったポイントをまとめました!
ここがよかった
3Dガラスの美しさがすごくて、しっかり光に当てないとベゼルを認識できないくらい一体化しています。指紋防止加工もまずまずと行ったところで、普通の腕時計を触っている時に似た感覚でした。
動作に関してはサクサクヌルヌルでストレスフリー。ハードとしての欠点は今のところ見当たりません。
マサオカ
文句ない仕上がりです!!
ここが残念
Amazfit GTR2にはスケジュールを入力してお知らせする機能がありますが、カレンダーの外部連携機能がありません。Googleカレンダー/iOSカレンダーと連動すると、さらに使いやすくなると思います。
設定から「アプリ通知をオン」にするとカレンダーの通知が届くので似たようなことはできるのですが、せっかくならGoogleアカウントを登録してシームレスに連携する姿をみたかったです。(細かい)
またAlexa内蔵についてですが、現在の段階では日本版はAlexaに未対応でした。今後アップデートで対応するとのことなので、首を長くして待ちたいと思います。
アップデートでAlexaに対応しました!!
マサオカ
アレクサ連携でどこからでも自宅の家電をコントロールできます。私のスマートホーム環境がワンランク上がりました。
9,000円安いAmazfit GTR 2eがでました
Amazfit GTR 2から音楽再生機能や、Wi-Fiの機能を排除したモデル「Amazfit GTR 2e」が発売されました。
GTR2 SPORT | GTR2e | |
---|---|---|
販売価格 | 29,800円 | 20,800円 |
サイズ | 46.4 x 46.4 x 10.7mm | 46.4×46.4×10.8mm |
重さ | ボディ:31.5g ベルト含む:47.0g | ボディ:32g ベルト含む:47.5g |
防水グレード | 5 ATM | 5 ATM |
ボディ素材 | アルミニウム合金 | アルミニウム合金 |
ディスプレイ素材 | AMOLED 3D曲面ガラス | AMOLED 2.5D曲面ガラス |
ディスプレイサイズ | 1.39インチ | 1.39インチ |
GPS | ◯ | ◯ |
Wi-Fi | ◯ | – |
Bluetooth 5.0 | ◯ | ◯ |
マイク | ◯ | ◯ |
スピーカー | ◯ | – |
単独音楽再生 | ◯ | – |
ストレージ | 3GB | – |
温度センサー | – | ◯ |
SpO2 | ◯ | ◯ |
Alexa | ◯ | – |
バッテリー | 471mAh | 471mAh |
駆動時間 | 基本14 スタンバイ38日 | 基本24日 スタンバイ45日 |
充電 | 約2.5時間 | 約2.5時間 |
GTR 2からスマホ単体で音楽を聴く機能を排除したモデルです。値段は9,000円安くなって20,800円になりました。
スピーカー・音楽再生機能が必要無い方はGTR 2eを選びましょう。
その他の変更点
- 9,000円安い
- 2.5D曲面ガラス
- 駆動時間+10日
無くなった機能
- Wi-Fi接続
- スピーカー
- 音楽再生機能
- 音楽ストレージ
- Alexa連携
まとめ
ここが良い
- 3Dガラスでベゼルを感じないデザイン
- アナログ時計のような円盤
- バッテリー持ち14日
- SpO2血中酸素濃度の計測
- 通話機能付き
ここが残念
- カレンダーが外部連携できるとGOOD
ハイスペックスマートウォッチ「Amazfit GTR 2 SPORT」のレビューでした。価格は29,800円。少し高価ではありますが、値段に見合った機能が満載。所有欲の満たされるかっこいいスマートウォッチでした。
Alexa連携が非常に便利。もしAlexaが必要ない方は、バッテリー持ちが伸びて9,000円安くなった廉価版Amazfit GTR 2eで十分でしょう。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。
2 件のコメント
このモデルの充電はワイヤレスではなくマグネット式です。
コメントありがとうございます。
修正させていただきました!!