こんにちは。スマートウォッチにハマりつつあるマサオカ(@iMassa07)です。
前回レビューしたスマートウォッチ「Amazfit(アメーズフィット) GTR 2」に続き、12月4日発売の「Amazfit(アメーズフィット) GTS 2」を入手しました。
Apple Watch Series 6にも搭載された「SpO2センサー」を内蔵した、スポーツ・健康管理に特化したコスパの良いスマートウォッチです。
マサオカ
超人気モデル「Amazfit GTS」の後継機がついに日本発売!
「Amazfit GTS 2」は、アナログ時計のような円盤デザインのGTR 2とは違い、いかにも「スマートウォッチらしさ」を残した1.65インチの長方形ディスプレイと、フレームに包まれたリューズ(ボタン)デザインが特徴です。
軽量化されたボディの中には、ハイエンドモデル「Amazfit GTR 2」に引けを取らない機能が詰め込まれていて、2万円台で入手できるスマートウォッチとしては破格の性能となっています。
デザインは、ボディカラーを「デザートゴールド・アーバングレー・ミッドナイトブラック」の3色から選べます。
今回私がレビューするのは、Amazfit GTS 2のブラックカラー。Amazfit GTR 2 スポーツタイプと同じガンメタブラックに、ボディに埋まったリューズがシックで美しいです。ボタン周りのデザインがApple Watchとは少し違います。
耐水性能5ATM(50m耐水)、血中酸素濃度(SpO2)や心拍測定ができるスマートウォッチが2万円台で購入できるのは本当に魅力的なんですよね。
特にApple Watchでは Series6(42,800円〜56,800円)にしかついていない血中酸素濃度測定がついて来るのはかなりお得。Apple Watch SE(29,800〜37,800円)よりもできることが多いです。
Amazfit GTS 2 | Apple Watch SE | Apple Watch S6 | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 有機EL Retina | 有機EL Retina | 有機EL Retina |
サイズ | 43mm | 40/44mm | 40/44mm |
耐水性能 | 50m耐水 | 50m耐水 | 50m耐水 |
血中酸素濃度 (SpO2) | ◯ | – | ◯ |
フィットネス | 12種類 | 16種類 | 16種類 |
睡眠管理 | ◯ | ◯ | ◯ |
心拍数 | 24時間常時 | – | 24時間常時 |
音楽再生 | ◯ | ◯ | ◯ |
通信モデル | GPS | GPS/Cellular | GPS/Cellular |
今回は「Amazfit(アメーズフィット) GTS 2」を使った使用感をレビューしていきます。
マサオカ
2台目のAmazfitスマートウォッチです。今回もしっかりとチェックして行きたいと思います。
ここが良い
- SpO2血中酸素濃度の計測
- バッテリー7日
- 睡眠の質を管理!
- 通話・音楽視聴もOK
ここが残念
- Alexaが日本語版にまだ対応していない
(アップデートで対応予定)
目次
Amazfit GTS 2ってどんなスマートウォッチ?
名称 | Amazfit GTS2 |
---|---|
サイズ | 43 x 36 x 9.4mm |
重さ | ボディ:24.7g ベルト含む:40.0g |
素材 | アルミニウム合金 |
防水グレード | 5 ATM (水深50mに相当する圧力に対応) 水しぶき、雨または雪、シャワー、スイミング、水中への飛び込み、シュノーケリング |
ディスプレイ素材 | AMOLED(有機EL) |
ディスプレイサイズ | 1.65インチ |
解像度 | 442×348px(341PPI) |
バッテリー | 220mAh |
駆動時間 | 基本7日・スタンバイ20日 |
充電 | 約1.5時間 |
Amazfit(アメーズフィット)は、中国スマートフォンブランドXiaomi(シャオミ)の子会社「Huami(ファーミ)」が手掛けるスマートウォッチブランドです。
今回紹介する「Amazfit GTS 2」はXiaomiのベストセラーウォッチ「GTS」の改良版で、健康管理とスポーツの測定に必要なものが全て備わったスマートウォッチ。
ダイビングできるクラスの防水機能がついているので、ずーっとつけて体調管理してくれます!
ヨメ
Apple Watch series6に搭載されて話題になった血中酸素濃度計測(SpO2)や睡眠状態の監視、運動量をモニタリングして健康管理をサポートする機能の他にも、目覚ましやライトなど日常生活で役立つ機能が備わっています。スマホ連携すれば通知確認や、通話、音楽再生なども可能。
7日連続駆動のバッテリーが内蔵されているので、旅行中でも電源の心配はありません。デザインと機能性を両立したスマートウォッチです。
Amazfit GTS 2は 1.65インチの有機ELディスプレイ
Amazfit GTS 2は1.65インチの大型Retinaディスプレイを搭載しています。GTR 2(1.34インチ)よりも広いディスプレイにはAMOLED(有機EL)の曲面3Dディスプレイが使われています。
ディスプレイ解像度は348×442px(341ppi)で、5世代のApple Watch Series 5(326ppi)よりも優れています 。
おなじく3D曲面ディスプレイを使っているAmazfit GTR 2と比べると「ベゼルレス感」は若干弱めです。Amazfit GTR 2は文字盤のフチにメモリがついたことで、メモリ部分まで含めてディスプレイに見えますが、フチがしっかり見えるAmazfit GTS 2はApple Watchと同じ程度ベゼルの存在感を感じます。
ディスプレイには、指紋防止加工とDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティグというダイヤモンドと炭素を結合したコーティグが施されていて、指紋や傷が付きにくくなりました。
マサオカ
ダイヤモンドクラスの強度!
ボディ側面はマット加工のアルミニウムの素材が使われています。こちらはAmazfit GTR 2と同じ素材感です。背面はガラスのような質感でした。
裏側にスピーカー・背面にマイクが搭載されているので、運動をしながら音楽を聞いたり通話できる仕様となっています。
ベルトは耐水性のあるラバー素材。耐水性能は5ATM(水深50mの水圧に耐えられる)なので、Amazfit GTS 2を付けたままジョギングだけでなく、スイミングやシュノーケルなどアクティビティも可能。
充電は通常利用で7日間です。GTR 2の半分のバッテリーですが1週間も持てば十分でしょう。スタンバイ状態だと20日間電池が持ちます。バッテリーは220mAhとなっていて軽量化されています。
ベルトを含んだ重さは40.0g。
充電はもちろんマグネットです。付属の充電器はマグネット式になっているのでパチっと止まります。ACアダプターは付属しませんでした。
健康管理に特化したスマートウォッチ Amazfit GTS 2
マサオカ
スマートウォッチAmazfit GTS 2に搭載された機能を紹介していきます。
血中酸素濃度 SpO2が測れる
Amazfit GTS 2には、血中に取り込まれた酸素濃度(SpO2)を測る機能が備わっています。これはApple Watchでもseries 6にしか搭載されていない機能。Xiaomi製品では、Amazfit GTR2にも備わっている目玉機能です。
血中酸素飽和度は血液中の合計ヘモグロビン(Hb)に対する酸化ヘモグロビンの(HbO2)の割合です。人の呼吸サイクルにおける重要な生理的パラメーター。
このデバイスの血中酸素飽和度の基準値は以下の通りで、値が低いほどリスクが高くなります。(測定範囲は80〜100%)
- 定期アクティビティ:95%以上
- 睡眠:90%以上
- 要注意:90%未満
正常値は99〜96%で、90%を下回ると、危険な模様。
心拍数・睡眠センサーで日常の健康チェック
心拍数を24時間監視するBioTracker 2 PPGオプティカルセンサーを搭載しており、健康状態を常にチェックできます。さらにスマートウォッチをつけたまま寝ることで、睡眠の質をチェックする機能も備わっています。
この睡眠センサーの精度がかなり高く、睡眠の質を「深い睡眠」「浅い睡眠」「レム睡眠」「覚醒」の四つに分類して睡眠の状態を監視します。睡眠スコアを計測されるので、自分の睡眠の質がどういう状態にあるか一瞬で判断できます
計測したデータは専用アプリZeppでいつでも確認が可能。アプリ画面がみやすく使いやすいです。
Zepp(元のAmazfit)
Huami Inc.無料posted withアプリーチ
そのほかにも、ストレス測定やカロリーチェック、歩数計などの健康状態の把握に必要な機能は一通り用意されています。
ストレスの状態は数値で表示され、数字が上がっていくに連れて負荷がかかっている状態を表します。
- 00〜39・・・リラックス
- 40〜59・・・正常
- 60〜79・・・中程度
- 80〜100・・・高負荷
- 血中酸素飽和度(SpO2)
- 心拍数(アルゴリズム採用・24時間モニタリング)
- 睡眠(浅い、深い、REM、急速な眼球運動を計測)
- ストレス
- 消費カロリー
- 歩数
- 距離・ペース(※GPSセンサーなし・スマホが必要)
12種類のスポーツモード
ランニング(屋外) ウォーキング サイクリング(屋外) トレッドミル サイクリング(屋内) スイミング(オープンウォーター) スイミング(プール) クロストレーナー クライミング トレイルランニング スキー フリートレーニング
ワークアウトの種類も豊富で、12種類からワンタッチで選べます。トレーニング中は消費カロリー・時間・心拍数などの運動データを細かく計測可能。ランニングとウォーキング、サイクリングを使っています。
- 有機ELディスプレイ採用
- 50m耐水
- 血中酸素濃度を計測可能
- 心拍数、睡眠センサー
- ストレスチェック
- スポーツモードが豊富
- バッテリー持ちが良い
Amazfit GTR 2からの目玉機能
健康管理以外にも、スマートウォッチとしても優秀な機能が備わっているので紹介します。
本体に3GB(600曲)の音楽を保存できる
Amazfit GTS 2本体には約600曲の音楽を保存するストレージ機能が備わっています。Bluetoothイヤホンを接続すると、スマホを持ち歩かなくても音楽を聞くことが可能です。
ワークアウトする時に役に立ちますね。
Alexaをつかったボイスコントロール
音声アシスタントAmazon Alexaが内蔵されています。
アレクサを経由することで、Amazfit GTS2に無い「家電のコントロール」や「ラジオアプリ」「AmazonMusicを視聴する」などの機能を拡張することが可能です。
マサオカ
Echoを使わなくてもアレクサ 操作できます!ワクワクする機能ですね。
スマートウォッチを外したらロック
今までのAmazfitには、パスワードロックの機能がありませんでした。このモデルから、腕からスマートウォッチを取り外した時に自動ロックされるようになります。
パスコードを入力しないと開けなくなり、プライバシーを保護してくれます。
アプリ連携で通話が可能
マイクとスピーカーが内蔵されました。Apple Watchのように、スマホの通話に腕時計から応答できます。
音楽も内蔵スピーカーから流せるので、ランニング中にイヤホンをつけずに音楽を聞くこともできます。
- 本体に音楽の保存ができる(3GB / 600曲)
- アレクサ を使ったボイスコントロール
- スマートウォッチを取り外したらロック
- アプリ連携で通話が可能
Amazfit GTR2 の使い方
Amazfit GTR2の電源を入れて表示されたQRコードをスマートフォンで読み込み、アプリをインストールします。アプリを起動したままペアリングをオンにするだけでセットアップは完了です。
GTR 2にはボタンが二つついていましたがGTS 2はワンボタン。右のボタンを押すと全てのアプリや設定の確認ができます。
ディスプレイを下にスライドするとモニター画面とショートカットボタンが並び、上にスライドすると通知一覧が確認できます。
右スライドでお気に入りアプリのショートカットが並び、左スライドでタスク画面が広がります。
ほかにも、コンパスや気圧高度計、カウントダウンやスマートフォンを鳴らす機能など盛り沢山です。
文字盤のデザインはZeppアプリに大量に用意されていました。好みに合わせてカスタマイズできます。
マサオカ
人気順やジャンル別に並んでいて、好みのデザインを見つけやすくなっています。
気分に合わせて文字盤を着せ替えられるのはスマートウォッチならではの楽しみ方ですよね。
使った感想に関しては、Amazfit GTR 2のレビューでも詳しく書いたのでご覧下さい。
まとめ
ここが良い
- SpO2血中酸素濃度の計測
- バッテリー7日
- 睡眠の質を管理!
- 通話・音楽視聴もOK
ここが残念
- 特になし
Xiaomiのベストセラースマートウォッチ「Amazfit GTS 2 SPORT」のレビューでした。
価格は29,800円。Apple Watch Series 6と同じことができるのに、Apple Watch SEと同等の価格。値段以上のコストパフォーマンスを見せてくれたスマートウォッチでした。
マサオカ
なんでこんなに安いの!
Amazfit GTS 2 | Apple Watch SE | Apple Watch S6 | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 有機EL Retina | 有機EL Retina | 有機EL Retina |
サイズ | 43mm | 40/44mm | 40/44mm |
耐水性能 | 50m耐水 | 50m耐水 | 50m耐水 |
血中酸素濃度 (SpO2) | ◯ | – | ◯ |
フィットネス | 12種類 | 16種類 | 16種類 |
睡眠管理 | ◯ | ◯ | ◯ |
心拍数 | 24時間常時 | – | 24時間常時 |
音楽再生 | ◯ | ◯ | ◯ |
通信モデル | GPS | GPS/Cellular | GPS/Cellular |
Amazfit GTR 2も合わせて、Alexaの日本対応が待ち遠しいです。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。
2 件のコメント
ワイヤレスの意味を教えてください。
明らかにワイヤードであると思いますが?
コメントありがとうございます。
マグネットをワイヤレスと表示しておりました。
修正させていただきました!ありがとうございます。