コンセント足りてますか?どうも、マサオカ(@iMassa07)です。
珍しいUSB充電器を提供してもらったので紹介します。
USB-Cポートが2つ・USB-Aポートが1つの3ポートUSB充電器「CIO
次世代半導体GaNを採用し、3ポートながら極小サイズを実現しています。USB-Cは単独で65W出力が可能。MacBook Proも余裕で充電できます。
コンセントプラグが収納できるので、周りの機器が傷つく心配もありません。
マサオカ
こういうの大好きだ!!(cv:ハンス王子)
それではレビューして行きます。
- USB-C単独で65W
- USB-Cが2口
- コンパクト
- スマホとMacBookが同時充電できる
- USB-A QC3.0(30w)の高速充電
さらに1ポート追加されたLilnob Shareが発売されました!こちらでレビューしています。
目次
CIO Lilnob 65Wとは
Lilnob(リルノブ)65Wは、スマホガジェットを取り扱う大阪の企業CIOが販売するACアダプター。
今回クラウドファンディングMakuakeで出資を行ったのは、コンパクトなのにUSB-C×2口+USB-A×1口の3ポートに対応、USB-C単独で65W出力できる高出力ACアダプター。もちろんPD対応で急速充電できます。
マサオカ
MacBook Pro13インチまでの充電が行えます。
USB-CポートはUSB PD対応、USB-AポートはQuickcharge3.0に対応。高速充電できます。
USB PDは、自動で効率の良い充電を行う最先端の充電規格です。接続機器の「最適な電圧・電流」の組み合わせを読み取り、USB 2.0の20倍の高速充電を行います。
USB PDを使うには、ケーブルもPD対応でなければいけません。
クイックチャージ3.0は、USB充電の4倍のスピードで充電ができる規格です。接続機器の充電に最適な電圧値、電流値を調節して充電します。
製品名 | Lilnob 65W |
---|---|
材質 | PC |
GaNチップ | NavitasNV6115 |
AC入力 | 入力100V-240V,50-60Hz |
ポート数 | 3ポート |
Type-C 1(PD)出力 | 65W Max |
Type-C 2(PD)出力 | 65W Max |
Type-A (QC3.0)出力 | 30W Max |
Type-C 1(PD)+ Type-C 2(PD)出力 | 45W+18W (63W Max) |
Type-C 1(PD)+ Type-A (QC3.0)出力 | 45W+18W (63W Max) |
Type-C 2(PD)+ Type-A (QC3.0)出力 | 15W Max |
Type-C 1(PD)+ Type-C 2(PD)+ Type-A (QC3.0)出力 | 45W+15W (60W Max) |
サイズ | 66.0×40.9×29.9mm |
重さ | 110.5g |
価格 | 約5,500円 |
Lilnobのサイズと重さ
似た製品にAnkerのPowerPort Atom III(Two Port)がありますが、これよりひとまわり小さくてUSB-Cが1口多い。3ポートの高出力ACアダプターって珍しいです。
サイズは、コンセントを折りたたんだ状態で66.0×40.9×29.9mmとコンパクト。
iPhone 11Proに付属する18w急速充電器の1.2倍くらいのサイズです。小さい。
重量は110.5gでした。大体きゅうり一本ぶんくらいの重さです。
必要なときだけコンセントを出して使います。
CIO Lilnob 65W のワット数をチェック
USB-Cは単独でMax65W出力ということでしたが、iPhone 11Proの限界は18Wです。
それ以上のワット数で充電されると壊れるんじゃない?と思って実験しました。
iPhoneは18W充電
iPhone11Pro・USB-C接続の場合、9V/1.9A(17.2W)です。最適な18W以下に電力調整されていました。PDが正しく動作している様です。iPhone11 Proの純正充電器と遜色ありません。
iPhone11Pro・USB-Aだと5V/0.9A(5W)です。USB-AにはPDがついていないので当たり前ですが18Wは出ません。
MacBookは65W充電(注意点あり)
MacBook Pro13インチにUSB-Cで繋いだ場合、Macに表示されたワット数は65Wになりました。数値通りです。
最初計測したときは60Wしかでなかったのですが、20V/3A(60W)対応のUSB-Cケーブルを使っていたことが原因でした
USB-C to USB-Cケーブルが65W以上に対応していない場合にはこのように表記されます。
マサオカ
20V/3Aでは60Wまでしか認識されないので、100W対応のUSB-Cケーブルを用意しましょう。
この電圧チェッカー(ST-TCPM)は65Wまで計測可能なのですが、バッテリー満充電〜80%で計測すると大体20〜40Wとなりました。
MacbookProのバッテリー残量が多いと、本体保護のため大きな電流は流れなくなります。
MacBookのバッテリーを30%まで減らすと50〜60Wの通電が確認できました。
Amazonの口コミを見ると「不安定」と言われているコメントもありましたが、ウチのは安定している様です。USB-Cケーブルが60Wまでのものを使うと単独で60Wになるので注意してください。
- 100W対応のUSB-Cケーブルを使う
- 満充電ではパソコン本体が電力量を制限する
これ一つ持っていれば身の回りのデバイス充電をカバーできます。
マサオカ
持ち運び用のアダプターやモバイルバッテリーが増えて満足。
外出用モバイルバッテリー兼ACアダプターとしてつかっている「PD15」は18W出力なので、Lilnob 65Wに乗り換えるかちょっと迷っています。
Amazon口コミにあった不具合のチェック
Amazonの口コミに、この様なレビューがありました。
3口をフルに使っている場合に、USB-Aが充電できなくなることがある。ということです。
マサオカ
確認してみました。
- USB-C1…MacBook Pro 13inch
- USB-C2…iPhone 11Pro
- USB-A…iPhone 8
この状態のまま、5時間くらいMacBookで作業をしましたが全て充電されていました。私の環境ではこの問題は再現できていません。
もしかすると、Apple Watchを利用した場合に通電しないことがあるかもしれません。
まとめ:USB-Cが2つ!コンセントを減らすパワフルな3口充電器
CIO Lilnob 65W
9
ポート数
9
携帯性
7
デザイン
8
コスパ
USB-C×2・USB-A×1の合計3ポート搭載のPD対応ACアダプター「Lilnob 65W」のレビューでした。
65W3ポートなのに、18W1ポートのiPhone充電器の1.2倍ほどの小ささ。
単独で65WのパワフルなACアダプターです。コンセントが足りない人はリルノブを使ってみてはいかがでしょう。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。
ここが良い
- USB-C×2+USB-A×1
- 単独で最大65W
- 超コンパクト
- 折りたたみコンセント
ここが残念
- 65W出力するには別途対応ケーブルが必要
給電で一手間あり