a6600で動画を撮っているマサオカです。
内蔵マイクの低音質に悩んでいたところ、初心者でも簡単に使えて、ネット配信におすすめなマイクを見つけたのでレビューします。
USB接続のコンデンサーマイク「RODE NT-USB」です。これさえあれば、スタジオ録音したような高音質な声を収録できます。
ポップガードとスタンドが付属してくるので、これだけですぐに使える高性能なマイク。
ポップガードが付属するのは、コンデンサーマイクでは珍しい。
音声の比較は動画でも紹介しています
目次
RODE NT-USBの外観・特徴
RODE(ロード)は、ロケやスタジオ録音用の高品質マイクを販売する大手マイクロフォンメーカー。
そのRODEが、一般人でも買える価格帯のスタジオ録音用マイクをリリースしました。それがNT-USBです。
ボーカル録音も楽々こなす、ハイスペックなボーカルマイク!
USB接続なので、PCに繋ぐだけで録音できます。今まで「オーディオインターフェース」という高価な機材が必要でしたが、NT-USBには必要ありません。
安価で簡単にスタジオ録音環境が作れます。
一方向からの音に強い「単一指向性」マイク
NT-USBは単一指向性のマイク。前方向からの音を拾いやすい作りになります。
デスクに配置して配信を行う場合(ゲーム実況やレビューなど)に最適です。正面に向かって喋る場合にはこちらを選びましょう。
一方向からの音を拾いやすい特性を持ったマイク。前方向からの音を拾いやすい一方、マイクの後ろ側から発する音を拾いにくい。洋画の吹き替え音声では、単一指向性マイクの特性を逆手にとってあえてマイクの後側から録って音質を変える場合もある。
Win・Mac・iPadに対応
RODE NT-USBは、USBに接続するだけなのでWindows・Macに対応しています。さらに、別売りのアダプタを使えばiPadに繋いで録音できます。
タブレットを使っても録音できるので、どんな場面でも気軽に録音が可能。USBから電源をとるので、ACアダプタも不要です。
ポップガードが付属
RODE NT-USBには、金属製のポップガードが付属しています。
ポップガードは、マイクに吹きかかる「息」を止めるガードです!マイクの湿気を予防する役目もあります。大事。
ポップガードは別売りの製品が多い中で、NT-USBは最初から付いてきます。追加で購入しなくてOKなのは助かります。
インターフェース
RODE NT-USBのインターフェースは2つのツマミと3.5mmイヤホンミニジャック(イヤホンジャック)です。
上段は、モニターミックスコントロール。マイク音量とPC音量の調節ができます。ゲーム実況をしながら、手元で音量の調整が可能。
下段はマイクのボリュームコントロール。マイク単体の音量を調整できます。イヤホンジャックに接続すると、リアルタイムでマイク音量を確認しながら録音可能です。
USBケーブルはマイクの底面に挿して接続します。
角度調整には、スタンド横のつまみを使います。
付属品と重さ
付属品はポップガードや三脚スタンドの他に、6mのUSBとマイクを入れるポーチ(合皮)、説明書やステッカーが付属します。
- ポップガード
- マウントクリップ
- マイク本体
- 三脚
- USBケーブル(6m)
- ポーチ(PUレザー)
重さは、マイク単体で544g。付属品を全てつけた状態では737gでした。スタンドにつけて使うので、重さ自体はあまり気にしなくていいですね。
名称 | RODE NT-USB |
---|---|
指向性 | 単一指向性 |
周波数 | 20Hz〜20kHz |
ダイナミックレンジ | 96dB |
電源 | USB接続バスパワー |
出力コネクタ | USB |
重さ | 544g |
対応 | Windows・Mac・iPad |
付属品 | ポップシールド 三脚 マウント用クリップ USBケーブル(6m) マイクポーチ |
金額 | 約19,000円 |
使ってみた感想
RODE NT-USBのレビュー。早速使ってみると、ノイズが少なく「近くで声が聞こえる」ようになりました。
実際にRODE NT-USBを使ってみたレビューです!
セットアップ・設置は”めちゃかんたん”
セットアップですが、付属のUSBケーブルをパソコンに繋ぐと勝手にマイクが認識するのでとても簡単でした。ただデスクで利用するのに6mのケーブルは長すぎます。
デスクの配線が気になるなら、1mくらいのUSBケーブルを買い直すのが良さそうです。
実際に使ってみた感想
テストのため、Discordの通話で使いました。普段はAirPods Proを使っていますがRODE NT-USBに変えて「声がめちゃくちゃ聞き取りやすくなったね」と言われました。大満足。
オーディオインターフェースなしで使えて安上がりですし、ポップガードがついているので息がマイクにかかることもありません。
同じようにしゃべっているのに音質がかなり上がったと感じています。
ザンネンだったポイント
NT-USBは感度が良すぎて、いつも通りに録音すると「隣の部屋で喋る人の声」まで敏感に拾います。
マイク音量で調整できますが、最初の配信ではマイクボリュームに気をつけましょう。遠くの音を拾ってしまうことがあります。
もう1つが「ミュートボタン」がないことです。
イヤホンに繋いで、NT-USBを通してPC音を聞いているとマイク音が拾われてしまって邪魔になることがあります。
ミュートボタンがあれば、録音をしない作業中でもそのままで使えるので残念でした。
ただし、録音がかんたん・音質が格段に向上したのでトータルで見ると大満足の商品です。
RODE NT-USBの音声比較はYoutubeでアップしています
RODE NT-USBレビューまとめ
ここが良い
- フルセット・追加購入が不要
- ホワイトノイズが消える
- クリアな音質で、声が近くに聴こえる
- 設置がかんたん
ここが残念
- 高価
- マイクアームが欲しくなる
- ミュートボタンが欲しい
マイク一本でクリアな音質を楽しめるUSBコンデンサーマイク「RODE NT-USB」のレビューでした。
音質の向上に悩んでいるYouTuberや配信者におすすめしたいマイク。音声の比較は、Youtubeの5:55〜しているので確認してみてください。
チャンネル登録・高評価お願いします!
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。