シンプルな外観と操作パネル。無駄な装飾のないアナログサーキュレーター「無印良品 サーキュレーター(低騒音ファン)」を購入しました。
10年愛用したサーキュレーターが壊れて新しいモノを探していたのですが、店頭でデザイン+希望機能を満たしたこのサーキュレーターを見つけて衝動買い。
静音性も高く、部屋に置いた時にマッチする可愛らしい外観が気に入りました。
なぜ最新の高機能サーキュレーターを購入しなかったのかというと、「アナログダイヤル式」のサーキュレーターを探していたから。気に入ったサーキュレーターをスマート家電化して使いたかったんです。
今回はサーキュレーターの紹介だけじゃなく、無印のサーキュレーターを「スマート家電化」する方法も紹介します。
スマート家電化するとどうなるの?

ヨメ

マサオカ
スケジュール起動したり、スマホやセンサーや声でオンオフできるようになるよ!
ここが良い
- シンプルで部屋に合うデザイン
- 「木の葉が擦れる音」と同等の静音性
- 分解がかんたんで掃除が楽
ここが残念
- 筐体が黒なのでホコリが目立つ
- アナログボタンで付けるのが面倒
- 首が自動回転する機能がない
目次
無印良品サーキュレーター(低騒音ファン)


無印良品のサーキュレーターは静かでシンプルな作りが特徴です。すごく強い風とまでは行かないけど、遠くまでしっかりと空気を送り出します。価格は4,980円と結構お安めです。
低騒音(強38.5db〜弱18.5db)で、弱なんて動いているかわからないくらい静か。
ちなみに動作音45dB未満の製品にしか「低騒音」表示してはいけないようです。この40dbを例えるなら「昼間の閑静な住宅街」「図書館内」の音。20dbになると「木の葉が擦れ合う音」です。もう聞こえません。
電気代は1時間あたり0.41円(強)〜0.11円(弱)なので、弱風で1日10時間回しても1ヶ月30円と経済的。
騒音 | 電気代 | |
---|---|---|
弱 | 18.5db | 0.11円/時 |
中 | 30.5db | 0.25円/時 |
強 | 38.5db | 0.41円/時 |

なんといっても無印良品らしいシンプルなデザインが特徴で、適当に置くだけでどんな家具にもマッチします。メーカー製のようにファンの中心に企業ロゴが入っていないのが地味に嬉しい。
耐用年数は10年。作りがシンプルなので壊れにくいのでしょう。
サーキュレーターは必要?

- 冷暖房の効率をあげる(節約)
- 空気を巡らせて淀みをなくす
私がサーキュレーターを使っている理由はこの二つです。
サーキューレーターは扇風機と違って、部屋の空気を循環させて冷暖房の効率をあげる製品です。部屋の空気を回して冷房効率をあげて節約することが目的。
と言われているけど、私が感じているもう一つのメリットは「空気の淀みがなくなる」ことです。ここしばらくサーキュレーターのない生活を送っていると「空気が溜まっている」感覚に襲われていました。
作業部屋に入るたび感じていた「なんかこの部屋、籠もってるなー」という感覚が、サーキュレーターを回してからなくなりました。あとホコリが溜まりにくくなったかも。
ちなみに私は起きてから寝るまでサーキュレーターを回しっぱなしです。
性能とデザイン


風量操作は完全なアナログ。つまみを使って1/2/3(弱・中・強)の3段階で風を送ります。このアナログボタンが後々のスマートホーム化には重要だったりする。

風向きの角度調節は6段階。送風口が真上に向くので室内干し乾燥にも使えそう。


下のロックタブを引っ張って蓋を回すだけでファンのフタを取り外しできます。今までのレトロサーキュレーターはフタの取り外しにプラスドライバーが必要でした。工具なしで取り外しできるだけなのに、めちゃくちゃ感動しています。

シンプルすぎて持ち運び用のとってまで無いのか?とちょっと心配だったのですが、よく見たらありました。一見するとわかりませんが普通の持ち心地で安心しました。
MUJIスマートサーキュレーター化

「アナログ式のサーキュレーター」を探していた理由がこれ。スマート家電化です。
- タイマーでオンオフ
- スケジュール機能で曜日時間でオンオフ
- 人感センサーでオンオフ
- スマホ操作
- アレクサで操作
アナログ家電をスマート家電にするには「スマートプラグ」を使います。


このプラグを家電とコンセントの間に咬ませて電気の流れを止めたり流したりすることで、その先に繋がる家電の電源を操作するというわけです。
このプラグを使うには条件があります。テレビのようなリモコンでオンオフする家電や、「電源オンボタン」を押して起動する家電には使えません。物理スイッチのある家電にしか使えません。

マサオカ
コンセントを刺しただけで電源がつく家電にしか使えないよ。
無印のサーキュレーターは物理的にオンにできるので使えますね。
スマートフォンに専用アプリをダウンロードして、リンクさせると準備完了です。アプリ画面からスケジュール設定したり、直接電源の操作ができるようになりました。

今回は、余っていたTP-LinkのミニスマートWi-Fiプラグを使いましたが、Amazon Echoシリーズを持っているなら、Amazon純正のスマートプラグがおすすめです。
人感センサーで動かしたいならAmazon Echo Flexとモーションセンサーを使います。人感センサーは結構便利で「書斎に入ったらサーキュレーターを動かす」という風に人の動きに合わせた家電操作ができます。
スマートスピーカーを使って操作したい場合は、Amazon EchoやGoogle Homeを購入してください。「アレクサ 、サーキュレーターを消して」と喋るだけで家電を操作できて便利です。
サーキュレーターはかがんで電源をつけないといけないのが面倒ですよね。アナログボタンのある家電(フロア照明やサーキュレーターなど)は、スマート家電化して使うと便利です。
まとめ

無印良品の「サーキュレーター(低騒音ファン)」を紹介しました。シンプルなデザインでどんな家具にもマッチする無印らしい商品です。4,980円と安いのも良い。
単体だと「タイマー機能欲しい」「リモコン欲しい」と足りない部分が目立ちますが、スマート家電化してしまえばデメリットがなくなります。タイマー機能どころかスマホ操作までできるので、その辺の高価なサーキュレーターよりもよっぽど高機能になりますよ。
無印良品×スマートホーム化で攻守揃った最強のスマートサーキュレーターを誕生させてしまいました。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。
ここが良い
- シンプルで部屋に合うデザイン
- 「木の葉が擦れる音」と同等の静音性
- 分解がかんたんで掃除が楽
ここが残念
- 筐体が黒なのでホコリが目立つ
- アナログボタンで付けるのが面倒
- 首が自動回転する機能がない