「照明をアレクサで操作したい」
「賃貸だけどスマートホーム化してみたい」
こんな悩みをお持ちのあなたに、工事不要・スマホで操作するスマートLED電球「Kasa スマートLEDランプ KL110」はいかがでしょうか。
スマートLEDランプはスマホで操作できるLED電球。そのままソケットに取り付けるだけ設置でき、工事は要りません。
光量は最大800lm、直視できないくらいの明るさ。
Kasa スマートLEDランプを使うと、スマホで照明(明度・色)操作ができるようになります。もちろんアレクサ/GoogleHomeにも対応。
この時代に白熱電球を使ってる人は少ないと思いますが、LED電球は消費電力が低く、電気代を5分の1まで減らせます。
うわっ…我が家の電球、コスパ悪すぎ…
と嘆いているあなた。これに限らずLED電球はおすすめですね。
目次
Kasa スマートLEDランプにできること
Kasa スマートLEDランプは、照明をスマホでコントロールするLED電球。
廊下や脱衣所、トイレなどルームライトだけでなく、スタンドライトやデスクライトにも使えます。電球を取り替えるだけ。
電球を使っている照明器具なら、何にでも使えます。
スマートアシスタントAmazon Alexa・Google アシスタントに対応しているので、声だけで照明オンオフ・明るさや色を変えることもできるんですよね。
アレクサ対応が、今回購入した一番の理由です。
この電球は、色々な方法で照明を操作できます。まずはその方法を紹介しましょう。
自宅の照明をスマホで一括管理
KasaスマートLEDランプの操作は、専用アプリ「Kasa Smart」を使います。アプリから4つの操作ができます。
- 明るさ・色調整(色はKL130のみ)
- プリセット呼び出し
- スケジュール操作
- 電力消費量の確認
明るさ・色調整
明るさはバー表示で100段階調整です。横長のバーは微調整が難しいです。このヒヅメ型の方が使いやすい。
プリセット呼び出し
光量をセーブするプリセットは四つあります。タップすると設定した光量をすぐに呼びだせます。
スマホをメインで使うなら便利な機能だと思いますが、アレクサで使うので使わないと思います。
スケジュール設定
規則的な生活をしている人は、プリセット機能を使って電気をつく時間を決めてしまいましょう。
電力使用料
一日の使用時間の確認ができます。1時間使って、電力ほぼ使っていません。
白熱電球との比較がわかってわかりやすいです。
アプリに入れた家電の一括操作もできる
シーンに合わせて、KasaSmartアプリに登録したデバイスを一括操作することもできます。
TP-Linkアプリはシンプルで使い勝手がよく、フラットなアイコンが美しいのでスマホに入れていてもストレスになりません。
同じくTP-Link製の「ミニスマートWi-Fiプラグ」と同アプリで一括管理できます。
レビュースマホ・アレクサで電気を操作するスマートプラグ【TP-Link ミニスマートWi-Fiプラグ 】
「アレクサ、電気消して」で操作
アレクサに呼びかけてスマートLEDランプを操作できます。
アレクサ、廊下の電気つけて
アレクサ、廊下の電気ちょっと明るくして
アレクサ、廊下の電気25%にして
複数使う場合は、わかりやすい名前をつけましょう。
複数ある場合は「廊下の電気」「洗面所の電気」「寝室の電気」と場所を入れると使いやすいです。
定型アクションを使いこなそう
アレクサには、シーンに合わせた設定をまとめる「定型アクション」という機能があります。
例えば、「アレクサ、おやすみ」というセリフに「廊下の電気を消す」「脱衣所の電気を消す」「寝室の電気をつける」という3つの行動を与えることもできます。
さらっと言ってるけど、すごい便利な機能だよね・・・!
アイデア次第で、生活の質が上がりそうですよね。シーン別にセリフを登録して、アレクサを使いこなしましょう。
電気代が5分の1に減る
すでにLED電球を使っている人、この章は読み飛ばしてください。
もし今使っている照明の電球が白熱電球なら、LEDに交換するだけで電気代が29,000円減って、電球交換の回数が20回以上減ります。
白熱電球とLED電球の寿命
白熱電球の寿命は1000時間、1日3時間使った場合1000÷3で333日です。Kasaは同じ条件で22年(8030日)持ちます。
今生まれた子供が成人式迎えるレベル!
22年間に必要な白熱電球の数は、24個。23回電球交換しなくて良くなります。
白熱電球とLED電球の電気代
白熱電球の1年間の電気料1,596円(一日3時間使った場合)
KasaLED電球の1年間の電気料金280円(一日3時間使った場合)
1年で1,316円の差が生まれます。22年で28,952円の差。
- 白熱電球の消費電力54w
- 54w÷1000k×1時間×27円=1時間1.45円
- 1日3時間を365日で1.45円×3時間×365日=1,596.5円
- KasaLEDランプの消費電力9.5w
- 9.5w÷1000k×1時間×27円=1時間0.25円
- 1日3時間を365日で0.25円×3時間×365日=280.8円
- 電気代が28,952円減る
- 23回分の電球交換をしなくていい
LEDはお得ですね。KasaLEDランプは一個3,000円くらい。高いと思いますか?
Kasa スマートLEDランプレビュー
「Kasa スマートLEDランプ」はスマホ・アレクサで操作できるLED電球。
ここからは、実際に触ってのレビューです!
私は今3つのスマートLEDランプを使っています。
- 廊下
- 脱衣所
- マウント式デスクスタンド
- (玄関)
それぞれにアレクサの定型アクションを設定してシーン別に自由に電気をコントロールする環境ができました。
設置・セットアップ
所要時間10分
設置はスマートLEDランプを電球のソケットに入れるだけです。
アプリで表示されるイラストをみながら設定しました。簡単なので説明書さえ読んでいません。
スムーズに行けば5分でセットアップまで終わるでしょう。
Alexaスキル「TP-Link Kasa」を使ってアレクサと連携します。TP-Linkの「ミニスマートWi-Fiプラグ」も同じスキルアプリを使います。同社製品を使うとスキルが増えなくて済みますね。
レビュースマホ・アレクサで電気を操作するスマートプラグ【TP-Link ミニスマートWi-Fiプラグ 】
声で光量調整できるのが楽しい
アレクサを使ってすごく簡単に光量を操作できるのが結構楽しいです。助詞を抜いても伝わるので、人に話しかけてる感覚で使ってます。
アレクサ、スタンドライトもうちょっと明るくして。
アレクサ、スタンドライト70%。
「何を」「どうするか」ふたつの情報さえあれば通じます。
嫁は、良く「何を」の部分を言い忘れてアレクサに無視されています。
(照明をみながら)アレクサ、ちょっと明るくして!
・・・
(何を明るくすればええんや)
ちょっとしたコツです。気をつけましょう。
アレクサの操作ワード・定型アクション
Kasa スマートLEDランプを声で操作するため、Alexaアプリに「TP-Link Kasa」スキルを追加しましょう。
アレクサでスマートLEDランプ操作する正規ワードはこちらです。
- アレクサ、「電気」を点けて/消して
- アレクサ、「電気」を60%にして
- アレクサ、「電気」をもっと明るく/暗くして
- アレクサ、「電気」を電球色/ソフトホワイト/白にして
KasaスマートLEDランプを組み込んだ「定型アクション」を少し紹介します。
アレクサ、おやすみ
- 「廊下の電気」を点ける
- 30秒待機
- 「廊下の電気」を消す
- 各部屋の家電を全て消す
- 全ての照明を消す
電気が点いている30秒の間に、廊下を歩いて寝室に行きます。あとは勝手に消えて行きます。
家電は部屋ごとに「リビング」「書斎」とグループ化して管理しています。
アレクサ、お風呂
- 「廊下の電気」オン
- 「洗面所の電気」オン
- 30分待機する
- 「廊下の電気」オフ
- 「洗面所の電源」オフ
お風呂に入るセットです。入浴時間の30分が経ったら自動で電気が消えます。
今後の想定
「湯沸かし器の物理ボタンを押すアクション」をこの定型アクションに入れたいので、そろそろスイッチボットを買います。
Echo Flexというモーションセンサー付きのAmazonEchoが11月中旬に届くので、これを脱衣所か廊下に設置してさらに定型アクションに組み込む予定です。
アレクサ、レビューモード開始/停止
- 書斎のシーリングライト オン「明度100%・暖色100%」
- レビュー机にあるデスクライト オン「明度50%」
ブツ撮りに使っています。光量の細かな調整は、スマホを構えたままアレクサに呼びかけられて便利です。
アレクサー、スタンドライトもうちょっと明るくしてー。
まるで、ADに支持するカメラマンになったようです。
アレクサ、トイレ行きたい
- 「廊下の電気」オン(明るさ100%)
- 10分待機
- 「廊下の電気」オフ
怖いテレビやCMを見たあと、子供に「トイレに行きたいけど、廊下が暗くて怖い。電気つけに行くのも怖い。ついてきて・・・」と言われるので追加した定型アクションです。
廊下の電気をつけるだけなのですが効果てきめんで「アレクサ、トイレ行きたい」と言って自分で行くようになりました。
購入前に電球のサイズに注意して
購入前に電球サイズを確認してください。家庭向け電球には、2種類の電球サイズ「E17口金」「E26口金」があるようです。
玄関の電球だけ、サイズが違う。
KasaスマートLEDランプはE26サイズしかありません。
ソケット変換アダプタ(E17→E26)を使って無理矢理繋ぐなど方法を考えていたところに、ヨメがきて金言を放って行きました。
買ってる時から思ってたんだけどね。玄関って普通の「人感センサー付きのLEDライト」でいいんじゃない?
玄関照明は「出入りするときに電気がつく」以外の用途がないので、センサー付きLEDライトにすることにしました。
これもある意味スマートライト。
だと言い聞かせます。
+Style(プラススタイル)からE17型のアレクサ対応スマートLED電球が出ていたようです。センサーLED電球購入後に知りました。
Kasa スマートLEDランプまとめ
LEDライト「KasaスマートLEDランプ」の紹介でした。
LEDをスマート化することで、「お風呂に入るとき」や「寝るとき」「書斎にこもる時」など、シーンに合わせて”声だけで”照明を操作できるようになりました。完全自動化も行っていて、夜になったら点灯し、夜中に消灯するスケジュールを組んでいます。
アレクサで管理するエリアがリビングのみから家全体に広がったことで、やっと我が家も「スマートホーム」らしくなってきました。
近未来感があってワクワクしてきます。
一度設置すると22年の間は電球交換が不要。白熱電球を使っている人だけでなく、全ての人に体感してもらいたいスマート家電「Kasa スマートLEDランプ」の紹介でした。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカでした。
- スマホで照明オンオフ
- タイマーでオンオフ
- 明るさ・色を操作
- 声で全ての操作ができる
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