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【Auraレビュー】OCR対応!デスクライトになるコンパクトなスマートブックスキャナ【本の自炊】

5 min
Auraドキュメントスキャナ

読書家のみなさんこんにちは。マサオカ(@iMassa07)です。

「大量の本の置き場所に困っている」
「本棚に入らない本を、泣く泣く売っている」
「自炊は本がバラバラになるからイヤ」

そんなあなたにおすすめなのが本を裁断しないスマートスキャナーAura。

大切な本は、スキャンしてタブレットで持ち運びましょう。

ドキュメントスキャナAura
紙の書籍
ドキュメントスキャナAura
Auraで電子化

/img/masaoka.jpgマサオカ

こちらの商品は、CHAM japan様に提供いただきました。提供品ですがマサオカブログらしくガチレビューしていきます!

本日は、非破壊ドキュメントスキャナ「Aura」を紹介いたします。

ドキュメントスキャナAuraについて

ドキュメントスキャナAura

Auraは、本を裁断せずにスキャンするオーバーヘッドスキャナ本の置き場に悩む読書家のみなさんにおすすめしたい自炊(書籍電子化)専用のスキャナです。

アメリカで爆発的な人気を誇ったドキュメントスキャナ「ET16 Plus」を一般向けに価格調整したモデルで、ハイスペックスキャナが安価に使えるようになりました。

公式高速、非破壊オーバーヘッドスキャナー CZUR Aura

ドキュメントスキャナAuraの特徴

1,400万画素の高画質・見開き2ページ2.0秒のスピードで流れるようなスキャンを行えるのが特徴です。300ページの本なら20分でスキャンできます。

しかも、使わない時はデスクライトに使える一石二鳥の機能を搭載しています。

Auraデスクライト

A3サイズまで対応、撮影画像はjpg形式で保存されます。Word/Excel/PDF/TIFF形式で出力可能です。

OCR(デジタルテキストへの自動変換)も搭載されているので、文書のテキスト化にも利用できます。

ヘッド部2インチモニターでスキャン画面のセルフチェックができるので、パソコンのモニターを見ながら角度を調整・・なんて面倒はありません。

Auraヘッドモニター

付属のフットペダルで読み込みできるので、両手が塞がっても大丈夫です。

Auraフットボタン

収納しやすい折り畳み型で、重さも1.5キロとスキャナーの中では軽量。

Auraの特徴
  • 1,400万画素
  • 見開き2.0秒でスキャン
  • デスクライトに使える
  • A3サイズまで対応
  • OCR機能
  • 液晶ディスプレイ付き
  • フットペダルで読み込み
  • 折り畳み可能
  • 軽量1.5キロ

ドキュメントスキャナAuraの内容物

ドキュメントスキャナAura
ドキュメントスキャナAura

Auraの内容物はこちら。

ドキュメントスキャナAura付属品
  • マット(黒)
  • 指サック
  • USBケーブル
  • サイドライト
  • 電源ケーブル
  • フットペダル

指の写り込みを防ぐ「指サック」

ドキュメントスキャナAura指サック

ページをめくりながらのスキャン中に気になるのは、指の写り込みです。

付属する指サックを使って本を止めると、自動検知して指サックの部分を削除してくれます。

Aura指サック

裏面はマット加工になっているので、用紙が滑りにくく使い勝手がいいです。

手が塞がる連続スキャンには「フットボタン」

ドキュメントスキャナAuraフットボタン

ページをめくりながらのスキャンしていると両手がふさがります

Auraはフットボタンを採用しているので、両手が塞がったままでも足でスキャンのタイミングをコントロールできます。地味ですが結構役立つ機能です。

写り込みが気になる光沢紙に使う「サイドライト」

ドキュメントスキャナAuraのサイドライト

Auraのヘッドライトは真上の光なので、光沢紙をスキャンすると光が反射してしまいます。

そこで使うのがサイドライトです。斜めから光が入るので光の写り込みを軽減できます。

Auraサイドライト取り付け

マグネット式サイドライトの取り付けはワンタッチで完了。背面にタッチセンサーの電源ボタンがつきます。

Auraのサイドライト取り付け

取り付けイメージです。サイドライトの電力は本体から供給されます。

折りたたみできてデスクライトにもなる多機能性

Auraの特筆すべき特徴は、スキャナだけで終わらない多機能性です。

スキャナーはデスクスペースを占有してしまう命題がありますが、Auraはこの問題を斬新なアイデアで解決しました。

使わないときはデスクライトになります。

/img/masaoka_b.jpgマサオカ

その発想はなかった!

デスクライトモードでは、土台部のツマミやスマホの専用アプリで光の調節が可能です。

Auraのデスクライト調光
CZUR
CZUR
開発元:Dalian CZUR TECH CO.,LTD
無料
posted withアプリーチ

さらにデスクライトに使わない場合は、ライトの部分を収納して折りたたむことができるのでスペースには困りません。

ドキュメントスキャナAuraの使い方

PCに専用ソフトをインストール
Auraドキュメントスキャナの使い方

付属のインストールCDはWindows専用なので、Macの場合は公式サイトからドライバをダウンロードしましょう。

公式Support for Aura

ソフトを起動してAuraの電源を入れる
Auraドキュメントスキャナの使い方

ソフトを起動してからAuraの電源を入れてください。電源はAura本体の右側にあるツマミ型のボタンです。

ページの処理方法を選択してスキャンスタート
Auraドキュメントスキャナの使い方
  • フラットペーパー
  • 湾曲した本
  • 結合側
  • 領域をスキャンする
  • 元のまま処理しない

一枚ものの紙であれば「フラットペーパー」を、書籍なら「湾曲した本」を選択します。

1ページずつめくってスキャン
Auraドキュメントスキャナの使い方

指サックを使って、スキャン部に指が写り込まないように気をつけながら作業をしていきます。見開き1ページが2秒のペースです。

書き出しをして完了
Auraドキュメントスキャナの使い方

出力形式やPDFの品質を選んで確認ボタンを押しましょう。

出力形式はWord(OCR)・Excel(OCR)・PDF・サーチャブルPDF・TIFFが選べます。

細かい使い方は、公式の説明書がありますのでこちらをご覧ください。

公式Aura 説明書PDF

ドキュメントスキャナAuraレビュー

ドキュメントスキャナAuraレビュー
/img/masaoka.jpgマサオカ

ここからは、私が使ってみた感想です。

光沢紙の反射はサイドライトで解決

Auraヘッドライト
メインライトでスキャン
Auraサイドライト
サイドライトでスキャン

光沢のある用紙は光を強く反射してしまうので、メインライトで撮影した表紙に光の反射が写り込んでしまいました。この場合、サイドライトで写り込みを軽減できます。

Auraのメインライト
真上から光が入るメインライト
反射が写り込んだ

Auraのサイドライト
斜めから光が入るサイドライト
反射が軽減

OCR精度は9割程度

/img/yome_a.jpgヨメ

OCRは、紙の文章をPCで使えるデジタルコードに変換する技術!

夏目漱石「こころ」の冒頭を読み込んで見ました。人間でも読みにくい「こころ」を選んでみましたが、ほとんど正解です。

Auraのスキャン
スキャンjpg

AuraのOCR変換技術
OCR

ひらがなの「よ」「う」が変換ミスをしていますが、OCRの精度の高さに驚きました。

子供の成長記録もデータ化できる

/img/yome_b.jpgヨメ

年齢ごとに分けて、子供たちの成長記録が作れちゃう!

立体物や紙ベースのものをバラさずにスキャナできるので、子供が描いた立体的な絵や習字、幼稚園から持って帰る大きなサイズの作品集を保存するときにとても役立ちます。

白紙ページはたまに読み取りエラー

/img/masaoka_c.jpgマサオカ

白紙ページは読み取りにくい。

なんどもエラーしたので、こちらは改善してほしいポイントです。小説には何も書いていない「白紙」のページが存在します。

白紙の認識は難しいのか、白紙のページに差し掛かるとスキャンがブレました「白紙ページはスキャンしない」という選択肢があるとよかったです。

Aura白紙ページ読み取りエラー
白紙ページの読み取りエラー

クラウドストレージとの連携は無し

/img/masaoka_a.jpgマサオカ

データ保存時の一手間を解消したいな。

出力時の保存先に、DropboxやBox・Evernoteなどのクラウドストレージとの連携はありませんでした。

クラウドストレージはタブレット端末へのPDFデータの受け渡しに使い勝手がいいので、今後の対応に期待します。

接続端子はUSB-Aだが理由がある

接続端子は、ACアダプタ+USB-Aを採用しています。一番右はフットボタン用のUSB端子です。

Aura接続端子

データ転送と給電が同時にできる規格USB-C(PD対応)を採用していないことが気になり、メーカーさんに伺いました。

「あえてACアダプタを採用している理由はデスクライトとして利用するためで、常にパソコンにつなぐ想定はしていないんです。」

/img/masaoka.jpgマサオカ

なるほど・・・!確かにそれは納得しました!

Auraには「バッテリー内蔵オプション」があります。ケーブルの本数が気になる人・ポータブル性を重視する人は内蔵バッテリーを追加しましょう。

ドキュメントスキャナAuraまとめ

本をバラバラにしないスマートスキャナAuraの紹介でした。

撮影するタイプのスキャナだと、スマホでも優れたアプリがあるので「オーバーヘッドスキャナって本当に必要なのか?」と疑問がありましたが解消しました。

/img/masaoka_a.jpgマサオカ

そう思っていた時期が、僕にもありました。

スマホアプリでのスキャンは片手が塞がり、書籍の読み取りには向いてません。Auraのようなオーバーヘッドスキャナーは両手をフリーに使えて、フットペダルでの読み取りがとても楽でした。

そういう意味でAuraは「本を自炊するための特化スキャナ」としてしっかりと差別化できています。

私が愛用しているドキュメントスキャナScanSnap iX500(EvernoteEdition)は、本をバラバラにしないと書籍のスキャンができません。

ScansnapiX500

Auraは「紙を傷付けない、本の読み取りに特化したスキャナ」と言えるでしょう。

使わないときには読書灯としても使え、コンパクトに折り畳めるので「スキャナ、どこに置くんや問題」も解消できます。

現在、Auraはクラウドファンディング「マクアケ」で割引価格での販売を行なっています。

本の置き場に困っているあなた。Auraを試してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。

マサオカ

マサオカ

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