読書家のみなさんこんにちは。マサオカ(@iMassa07)です。
「大量の本の置き場所に困っている」
「本棚に入らない本を、泣く泣く売っている」
「自炊は本がバラバラになるからイヤ」
そんなあなたにおすすめなのが本を裁断しないスマートスキャナーAura。
大切な本は、スキャンしてタブレットで持ち運びましょう。
こちらの商品は、CHAM japan様に提供いただきました。提供品ですがマサオカブログらしくガチレビューしていきます!
本日は、非破壊ドキュメントスキャナ「Aura」を紹介いたします。
目次
ドキュメントスキャナAuraについて
Auraは、本を裁断せずにスキャンするオーバーヘッドスキャナ。本の置き場に悩む読書家のみなさんにおすすめしたい自炊(書籍電子化)専用のスキャナです。
アメリカで爆発的な人気を誇ったドキュメントスキャナ「ET16 Plus」を一般向けに価格調整したモデルで、ハイスペックスキャナが安価に使えるようになりました。
公式高速、非破壊オーバーヘッドスキャナー CZUR Aura
ドキュメントスキャナAuraの特徴
1,400万画素の高画質・見開き2ページ2.0秒のスピードで流れるようなスキャンを行えるのが特徴です。300ページの本なら20分でスキャンできます。
しかも、使わない時はデスクライトに使える一石二鳥の機能を搭載しています。
A3サイズまで対応、撮影画像はjpg形式で保存されます。Word/Excel/PDF/TIFF形式で出力可能です。
OCR(デジタルテキストへの自動変換)も搭載されているので、文書のテキスト化にも利用できます。
ヘッド部2インチモニターでスキャン画面のセルフチェックができるので、パソコンのモニターを見ながら角度を調整・・なんて面倒はありません。
付属のフットペダルで読み込みできるので、両手が塞がっても大丈夫です。
収納しやすい折り畳み型で、重さも1.5キロとスキャナーの中では軽量。
- 1,400万画素
- 見開き2.0秒でスキャン
- デスクライトに使える
- A3サイズまで対応
- OCR機能
- 液晶ディスプレイ付き
- フットペダルで読み込み
- 折り畳み可能
- 軽量1.5キロ
ドキュメントスキャナAuraの内容物
Auraの内容物はこちら。
- マット(黒)
- 指サック
- USBケーブル
- サイドライト
- 電源ケーブル
- フットペダル
指の写り込みを防ぐ「指サック」
ページをめくりながらのスキャン中に気になるのは、指の写り込みです。
付属する指サックを使って本を止めると、自動検知して指サックの部分を削除してくれます。
裏面はマット加工になっているので、用紙が滑りにくく使い勝手がいいです。
手が塞がる連続スキャンには「フットボタン」
ページをめくりながらのスキャンしていると両手がふさがります。
Auraはフットボタンを採用しているので、両手が塞がったままでも足でスキャンのタイミングをコントロールできます。地味ですが結構役立つ機能です。
写り込みが気になる光沢紙に使う「サイドライト」
Auraのヘッドライトは真上の光なので、光沢紙をスキャンすると光が反射してしまいます。
そこで使うのがサイドライトです。斜めから光が入るので光の写り込みを軽減できます。
マグネット式サイドライトの取り付けはワンタッチで完了。背面にタッチセンサーの電源ボタンがつきます。
取り付けイメージです。サイドライトの電力は本体から供給されます。
折りたたみできてデスクライトにもなる多機能性
Auraの特筆すべき特徴は、スキャナだけで終わらない多機能性です。
スキャナーはデスクスペースを占有してしまう命題がありますが、Auraはこの問題を斬新なアイデアで解決しました。
使わないときはデスクライトになります。
その発想はなかった!
デスクライトモードでは、土台部のツマミやスマホの専用アプリで光の調節が可能です。
さらにデスクライトに使わない場合は、ライトの部分を収納して折りたたむことができるのでスペースには困りません。
ドキュメントスキャナAuraの使い方
付属のインストールCDはWindows専用なので、Macの場合は公式サイトからドライバをダウンロードしましょう。
ソフトを起動してからAuraの電源を入れてください。電源はAura本体の右側にあるツマミ型のボタンです。
- フラットペーパー
- 湾曲した本
- 結合側
- 領域をスキャンする
- 元のまま処理しない
一枚ものの紙であれば「フラットペーパー」を、書籍なら「湾曲した本」を選択します。
指サックを使って、スキャン部に指が写り込まないように気をつけながら作業をしていきます。見開き1ページが2秒のペースです。
出力形式やPDFの品質を選んで確認ボタンを押しましょう。
出力形式はWord(OCR)・Excel(OCR)・PDF・サーチャブルPDF・TIFFが選べます。
細かい使い方は、公式の説明書がありますのでこちらをご覧ください。
ドキュメントスキャナAuraレビュー
ここからは、私が使ってみた感想です。
光沢紙の反射はサイドライトで解決
光沢のある用紙は光を強く反射してしまうので、メインライトで撮影した表紙に光の反射が写り込んでしまいました。この場合、サイドライトで写り込みを軽減できます。
OCR精度は9割程度
OCRは、紙の文章をPCで使えるデジタルコードに変換する技術!
夏目漱石「こころ」の冒頭を読み込んで見ました。人間でも読みにくい「こころ」を選んでみましたが、ほとんど正解です。
ひらがなの「よ」「う」が変換ミスをしていますが、OCRの精度の高さに驚きました。
子供の成長記録もデータ化できる
年齢ごとに分けて、子供たちの成長記録が作れちゃう!
立体物や紙ベースのものをバラさずにスキャナできるので、子供が描いた立体的な絵や習字、幼稚園から持って帰る大きなサイズの作品集を保存するときにとても役立ちます。
白紙ページはたまに読み取りエラー
白紙ページは読み取りにくい。
なんどもエラーしたので、こちらは改善してほしいポイントです。小説には何も書いていない「白紙」のページが存在します。
白紙の認識は難しいのか、白紙のページに差し掛かるとスキャンがブレました。「白紙ページはスキャンしない」という選択肢があるとよかったです。
クラウドストレージとの連携は無し
データ保存時の一手間を解消したいな。
出力時の保存先に、DropboxやBox・Evernoteなどのクラウドストレージとの連携はありませんでした。
クラウドストレージはタブレット端末へのPDFデータの受け渡しに使い勝手がいいので、今後の対応に期待します。
接続端子はUSB-Aだが理由がある
接続端子は、ACアダプタ+USB-Aを採用しています。一番右はフットボタン用のUSB端子です。
データ転送と給電が同時にできる規格USB-C(PD対応)を採用していないことが気になり、メーカーさんに伺いました。
「あえてACアダプタを採用している理由はデスクライトとして利用するためで、常にパソコンにつなぐ想定はしていないんです。」
なるほど・・・!確かにそれは納得しました!
Auraには「バッテリー内蔵オプション」があります。ケーブルの本数が気になる人・ポータブル性を重視する人は内蔵バッテリーを追加しましょう。
ドキュメントスキャナAuraまとめ
本をバラバラにしないスマートスキャナAuraの紹介でした。
撮影するタイプのスキャナだと、スマホでも優れたアプリがあるので「オーバーヘッドスキャナって本当に必要なのか?」と疑問がありましたが解消しました。
そう思っていた時期が、僕にもありました。
スマホアプリでのスキャンは片手が塞がり、書籍の読み取りには向いてません。Auraのようなオーバーヘッドスキャナーは両手をフリーに使えて、フットペダルでの読み取りがとても楽でした。
そういう意味でAuraは「本を自炊するための特化スキャナ」としてしっかりと差別化できています。
私が愛用しているドキュメントスキャナScanSnap iX500(EvernoteEdition)は、本をバラバラにしないと書籍のスキャンができません。
Auraは「紙を傷付けない、本の読み取りに特化したスキャナ」と言えるでしょう。
使わないときには読書灯としても使え、コンパクトに折り畳めるので「スキャナ、どこに置くんや問題」も解消できます。
現在、Auraはクラウドファンディング「マクアケ」で割引価格での販売を行なっています。
本の置き場に困っているあなた。Auraを試してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。