軽くてコンパクトなノートPCスタンドを見つけたので紹介したい。
180度の角度調整ができるアルミニウム製ノートPCスタンド「CIO-PCST-02」だ。
約3,800円という値段に対してアルミの質感が良く、作りがしっかりとしていて高評価。180度可変するPCスタンドを初めて使ったが、最適な視線上にディスプレイを持ってこれるのが良い。
MacBookユーザーは慢性的な猫背・肩こりと戦っているが、ここまで目線を上げられるのであれば姿勢矯正の効果も望めそうだ。
タブレットスタンドにも使えて一石二鳥のアイテム。
この製品を発売する「CIO」といえば、以前レビューした最強のUSB充電器「Lilnob 65W」が高評価だった。こちらの商品もなかなか良い。細かなこだわりを持つ日本企業ということで、私は結構気に入っているメーカー。
それでは「CIO-PCST-02」をレビューしていく。
ここが良い
- 180度まで角度を自由に調節できる
- アルミで放熱性が高い
- 目線が上がり姿勢がよくなる
ここが残念
- MacBookと同じカラーが欲しい
目次
軽くてコンパクトなスタンドが欲しかった
リビングで作業する時に、Bestand(spinido)のノートパソコンスタンドを愛用していた。良い製品だが、サイズが大きくて重く(1.6kg)、収納場所に困っていた。
この製品は重さ901g、薄さ5.5cmまで折り畳めるので収納場所にも困らない。本棚に立てて収納することだってできる。
材質はアルミニウム。21kgまでの製品を乗せることができ、ベースが広いので16インチサイズのノートPCも設置可能。
ノートパソコンとデスクが設置する面はラバーグリップがあり、アルミが擦れて傷つくのを防止してくれる。
アルミ天板に入ったスリットのおかげで熱がこもらず、PCの放熱効果も期待できそうだ。
180度まで角度調節自由で安定性が高い
このノートPCスタンドは高さ・角度を自由に調整でき、ノートPC作業時の目線の高さだけでなく、キーボードのタイピング角度まで調節できる変わったPCスタンドだ。
ノートパソコンで作業していると、目線が下がって猫背になってしまうのだが、PCスタンドで目線を上げてやれば勝手に背筋がピンと伸びる。結果、肩こりや眼精疲労を防ぐというのがPCスタンドの利用目的だ。
今まで使っていたPCスタンドは高さが固定されていたのだが、CIO-PCST-02は高さを自由に調節可能。目線をどこまで上げられるのかがポイントになってくる。
マサオカ
実際にスタンドに立ててみます。
圧倒的な目線の上昇を感じる。後ろの27インチモニターを超えるほどの高さが出た。とは言っても、これは限界まで角度をつけた状態。普段こんな状態で作業する人間はいないだろう。
現実的な高さはこのくらいになる。
BestandとCIO-PCST-02とで、高さを比べて見るとこれくらい違った。可動タイプは高さを自由に調整できてとても良い。
このスタンドのもう一つのポイントは、安定性の高さ。アーム部分がアーチ状になっているからか、軽量な割りに安定性がかなり高い。ギリギリまで伸ばしてPCを垂直に立てたとしても、グラりとすることがない。
大切なPCを預けるスタンドなので、安定感は重視したいところ。かなり満足する製品だった。
ただ、可動部がかなりカタく作られている。角度調整の時に指を挟まないようにしてもらいたい。付属のドライバーを使えば、可動部の固さを変更できるが安定性がなくなりそうなので私はいじらないことにした。
- 価格:3,828円(Amazon/執筆時)
- サイズ:228x268mm
- 重さ:773g
- 対荷重:21kg
- 素材:アルミニウム
まとめ:目線をめちゃくちゃ上げるノートPCスタンド
ここが良い
- 180度まで角度を自由に調節できる
- アルミで放熱性が高い
- 目線が上がり姿勢がよくなる
ここが残念
- MacBookと同じカラーが欲しい
- 呼びやすい名前つけて欲しい
180度角度調整できるノートPCスタンド「CIO-PCST-02」の紹介だった。
目線がかなり上部へ向くので、猫背防止の効果はかなり見込まれる。またPCの放熱効果も十分見込まれるのでぜひ使ってみて欲しい。
現在のマサオカ的ベストバイPCスタンドはこのようになった。
- クラムシェルスタンド:TwelveSouth BookArc
- ノートPCスタンド:CIO-PCST-02 レビュー
- モバイルスタンド:MOFT mini
もっと良いPCスタンドを見つけたらまた紹介していこうと思う。それまでTwitterをフォローして待っていて欲しい。
本日はここまで。ありがとうございました。マサオカ(@iMassa07)でした。