あなたはどんな名刺入れを使っていますか?
ハイブランドの名刺入れもかっこいいですが、良質な革で作られた名刺入れは時間が経つほど表情を変え、世界に一つだけの風合いに育っていきます。
使えば使うほど、自分の色に染まっていく。想像するだけでワクワクしませんか?
本日は、革の中でも表情の変化が現れやすく、育てている楽しみを味わいやすい「ヌメ革」の名刺入れを紹介します。
実際に、ヌメ革を1ヶ月間日光浴させて変化を記録しました。その変化も一緒にお楽しみください。
目次
革といえばイルビゾンテ
買ったのはこんな名刺入れ
革好きの20代~30代に人気のイタリア・フィレンツェのレザーブランド「IL BISONTE (イルビゾンテ)」
見ていただくとわかるように、イルビゾンテはデザインよりも製品の品質にチカラを入れています。無骨なデザインの中に、ロゴがいいアクセントになっています。
「本格的な革製品」というと男性人気イメージですが、イルビゾンテは女性にも人気です。ロゴかわいいですよね。
そして、イルビゾンテの革製品は一つ一つ職人さんのハンドメイドで作られています。一つの製品に妥協せずこだわりを持って作られているところが、イルビゾンテのいいところ。愛好家が多い理由です。
イルビゾンテは革の経年劣化を楽しむのが醍醐味
イルビゾンテは、他社製品と比べて革が柔らかく経年劣化が強いのが特徴です。この財布なんてめちゃくちゃいい感じにエイジングが進んでいます。
これで4ヶ月目だというから驚きです。
ヌメ革日光浴を1ヶ月させてみた
私が今回購入したヌメ革名刺入れを1ヶ月日光浴させてみたのがこちらです。
革の表情が変わっていく速度が速いので、毎日眺めるのが楽しかったです。
[say name=”マサオカ” img=”https://oldno07.com/wp-content/uploads/2018/06/asset-2.jpg” from=”right”]早く使いたい衝動をぐっとこらえました!![/say]
更にここから使い込んでいくことで、手の油分や傷がついて世界に二つと無い自分だけの色合いが生まれていきます。これがヌメ革の醍醐味ですね。
なぜヌメ革に日光浴が必要なのか
ヌメ革は使用する前に日光浴をさせることで強くなり、長持ちするようになります。なにもせず使ってしまうと痛みや傷の原因になってしまいます。
とても簡単ですので、ヌメ革を長く使っていきたいなら必ずやっておきましょう。
変化を楽しみながらやるのがポイントですよ。
ヌメ革の日光浴は赤ちゃんを産湯につけるようなもの
ヌメ革の日光浴について、面白い例えを見つけました。
日光浴は、オイルヌメの革には「最重要・必要不可欠」なことです。
「赤ちゃんが生まれたときに産湯につけるようなこと」とご理解下さい。
ヌメ革の日光浴は、赤ちゃんの産湯のようなもの。
ヌメ革は買った時点では表面がパサパサの状態です。日光浴させることで、革の中に含まれた油分が表面に浮き出てきて、傷がつきにくく水染みに強い革になります。
この最初の油膜コーティングが、これから何年と行われていくエイジング(革の経年劣化)の質に影響が出てくるんです。
人間の肌のように”日焼け”もします。この変化が「世界に一つしかない自分だけの革小物」という所有感を与えてくれます。
ヌメ革を日光浴させる理由
- 汚れ・傷がつきにくくなる
- 時間が経ったあとのエイジングに差が出る
- 革に色味がついて使用感がでる
ここまで、ヌメ革の日光浴が必要な理由をお伝えしてきました。絶対に必要な儀式ということが伝わったかと思います。それではヌメ側の日光浴の方法を紹介していきます。
ヌメ革のメンテナンス方法
日光浴の方法はとても単純です。
[list class=”ol-circle li-mainbdr main-bc-before”]
- 日光に当たるところに置く
- たまにクリームを塗ってケアする
[/list]
これだけです。
窓際において日光浴を
[say name=”マサオカ” img=”//oldno07.com/img/masaoka.jpg” from=”right”]置いておくだけ![/say]
夏場、日光が強く日が長い場合は2週間・冬場は1ヶ月を目安に、天日干しをします。外には出さず、南向きの窓際の直射日光が当たる場所が最適です。
ムラができないように、数日おきに向きを変えるのを忘れないでください。
私のおすすめスペースは「車のダッシュボード」です。自宅に直射日光が当たる場所がない、というかたはダッシュボードを使ってみてください。
驚くほど焼けます。
日光浴のあとはケア
日光浴をした革は、私たちが日焼けしたときと同じく傷んだ状態です。保革成分が含まれるクリームを塗ってケアしましょう。
私はラナパーというロウが含まれた防水・防カビ効果のあるケアクリームを使っています。
いろいろな革製品をケアできるので、一つ持っていて損はありません。
日光浴とケアを繰り返して、革の表面にオイルコーティングをすすめていきましょう。
まとめ
- 冬は1ヶ月・夏は2週間を目安に
- ヌメ革の両面をまんべんなく
- 車のダッシュボードはおすすめの日光浴スポット
- 革の保湿を忘れずに
ヌメ革の経年劣化を楽しもう
使い始めたあとのケアは、数ヶ月に一回、ラナパーを塗って保護する程度のケアで大丈夫です。
人の手脂がオイルコートの代わりの役割をしてくれるので、そんなにメンテは必要ありません。ただ、水に濡らさないように気をつけましょう。染みになってします。
もし濡れてしまったら、すぐに拭き取るようにしてください。ラナパーには簡単な防水能力もあるので、ケアを忘れないようにしましょう。
というわけでヌメ革のイルビゾンテ名刺入れのレビューでした。
あなたも一つ、ヌメ革のアイテムを育ててみてはいかがでしょうか。
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