【余暇ファースト】最近の学生は常識がないとか、まだ言ってるの?

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若者が仕事をする上で重視する余暇ファースト」の記事を読んで感じました。今、常識が変わり始めている。
マサオカ
人事部でもないのに新卒採用担当歴4年というマイノリティ、マサオカです。
学生から見ると27歳は、おっさんです。

面白い記事を読んだので、従業員数およそ170名の中小企業の新卒人事担当者(27歳)が、社会人古参の皆様方に対して思うところを書かせていただければと思いますが 。

こちら、物議を醸し出す「余暇ファースト」のニュース

記事では、例外的な「モンスター新入社員」にスポットを当てて、面白おかしく書かれていますが(ガチャ切りすんなよとかはスルー)、この記事で本当に注目するのはそこじゃないと思うんです。

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「仕事のやりがいが軽視される風潮」「給与より、休日思考」この数年で確かに増えた。

だが、私が言いたいのは

「全ての若者がこうではない!」
「記事が、悪意に満ちている!」

日経新聞でも、この「余暇ファースト」を「自分ファースト」という言葉に言い換えて同じように言っています。(こっちを先読んだ)

私はこの2つの記事をシェアさせていただきましたが、「最近の若者は・・・」と嘆く意味で広めたかったわけではないです。逆です。
ここだけは誤解のなきよう。

「給料あがんねーなら休みを充実させたい。」

さて、この考えを「常識外れ」と感じましたか?

 画像はhttps://twitter.com/yowoko様から拝借
出典:https://twitter.com/yowoko

そう思ったあなたが、もうすぐ常識外れになる番ですよ!

最近の若者に流行る「余暇ファースト」の考え

最近の若者は、常識がない、というけれど。

世間でいう「常識」とは、大多数がそうだと認識していること。「常識」は時代によって変わります。

常識(じょうしき)は、社会の構成員が有していて当たり前のものとしている。社会的な価値観、知識、判断力のこと。[要出典]また、客観的に見て当たり前と思われる行為、その他物事のこと。対義語は非常識(ひじょうしき)。社会に適した常識を欠いている場合、社会生活上に支障をきたすことも多い。社会によって常識は異なるため、ある社会の常識が他の社会の非常識となることも珍しくない。これは文化摩擦などとして表面化することもある。
wikipedia

常識は、時代で変わる

例えば、私たちが今敬語表現の時に用いる「ですます調」

「○○です」と言う言葉は、江戸時代の吉原の遊郭の遊女が使っていた言葉。これが日常用語に変化していったものだと言われています。

みんなが使ったら辞書にさえ載る

現代国語辞典には、最近流行った言葉が登録されて行きます。
広く一般的に使われ始めたら、それは世間の常識になったと言えることなのです。

一昔前には「ありえない!」と思っていたことが、当たり前になるんです。
日本語が乱れてるんじゃなく、日本語が進化してるんです。

金田一秀穂先生が言ってたから間違いない。
テレビで言ってました。

どんな言葉も変化するものであり、日本語は変化する。言語は生きている。
なので言語学的には、若者による言葉の乱れはない。

出典みつけられなかったので、似たようなこと言ってる対談のリンク載せときます。

余暇ファーストの思考は来るべくして来た思想

話を戻しますが、この「余暇ファースト」という発想に至った若者の考えの根源には、情勢であったり、給料が上がりにくい社会の現状があるんです。

学生さんたちが「どうせ給料が上がりにくいんだったらせめて休みを充実したものにしたい。」という考えに至るのは、健全な思考だと思いませんか?

勘違いしてる学生もいるけど

いや、別に若者を完全に擁護したいわけじゃないですよ?

義務を果たそうともせず、権利だけ主張する輩は、モンスター社員です。思った仕事と違うから辞めますはミスマッチ社員です。

今まで「選ぶ側の消費者」だった学生は、社会人になるタイミングで「選ばれる側の企業」に切り替わるときです。
ここで、「必要とされるから仕事があり、報酬が存在する」という簡単な事実に気づいて切り替えないといけません。

ただ、権利と義務は同列で、義務の先に権利があるわけではないと思ってます。
義務果たしてないのに権利を主張するなってのは言葉の暴力です。

私はこの2大勢力の、中間にいます。

自分ファーストの流れを作ったのは誰?

さてここで頭痛いところは、この現状を誰が作ったのかと言うところです。
「最近の若者」ではありません。

この部分に蓋をして、なぜ「最近の若者は…」と自分の常識を押し付けるのでしょうか。

社会の変化を受け入れないと淘汰されますよ?

ワークライフバランス

休みに好きなことをして、いいと思います。
休みに何するか伝える必要とかないし、有給だって理由聞かなくていい。

会社は組織なので、業務を停止してしまうほどの長期休暇はお断りですが、その目標のために準備をして、迷惑をかけないようにすれば何の問題もないと思います。

どうぞ休んでください。

実際、私のチームの部下の一人も、やっと大きな仕事がひと段落ついたから、来週の平日に4連休してもらいます。

どうしても迷惑をかけてしまうのなら、みんながカバーしあって、それぞれが長期休暇を取るようにしてもいいと思います。

しっかり休んで、ストレスフリーで働けばいいんです。
管理職になったら、給料と一緒に責任も上がるので、休みたくても休めなくなるんですって。若いうちしかありません。

プライベートも大事にしたい

(決まった休日がないうちの会社では、シフトを組んで休むのですが)
入社一年目のことです。休日に、Facebookで洗車してるなう的な写真をアップすると、FB友人になってる先輩に「周囲は働いてるんだから、そんなことアップすんな」と諭され気味に怒られたことがあります。
働いてるあなたが、何で俺の投稿知ってるんだ?と思いましたが言えませんでした。

プライベートを大切に。
今まで人生のほとんど仕事に費やしてきた人にはわからないんだと思います。

私が新卒で入社したとき、周りの入社歴が長い人たちは、「人生を仕事に費やす」という発想の人がほとんどだと感じましたし、自分もそうあるべきだと思っていました。(サビ残は自己成長!自己成長!)

でも、私たちが入社して以降に入社してくる後輩たちの思考は、毎年変わってきています。
「余暇ファースト思考」は何年か前から増え始めているんです。
※もちろん一部に上昇志向はいます。

これは冒頭に話していた「常識」と言う括りで言うと、若者の中で一般的に考えられる思考が変わっていると言うことです。

こっちが常識になっていってるのです。

古参層がどんどんとリタイアしていき、新しい常識を持った若い層が増え、社会の常識を形成していく。

そういう意味で考えると、何も間違ったことではありませんし、この発想の原因を作ったのは、1世代前のお友達です。

世代をひとまとめに呼ぶのは別にいいと思う

私は27歳です。
本当にいろんなところで「ゆとり世代」と呼ばれ続けました。
「君は今のゆとりっぽくない子」だとか、僕らの世代を総称して「これだからゆとりは〜」とか。
※あなたが言ってるその子はさとり世代ですけどね!

きっと、そうやって世代をひとまとめにする人たちも、団塊世代だとか団塊ジュニア、新人類と、ひとくくりにされてきたのでしょう。

こう言っている私も、10年後に同じように次の世代をひとまとめにして呼んじゃうのでしょう。理解できないものに、規則性見つけたいですよね。

でも、ゆとりだから〜と今の若い子たちに「常識」がないという考えを一旦リセットしてもらいたいです。

バブル知らない人にバブルの話ししてもわかんねーから

常識は時代や情勢や育ってきた環境で変わります。
私たちはバブルを経験していないですし、日本が右肩上がりで成長していた時代に存在すらしていませんでした。

右肩上がりだったのは、せいぜいゲームのグラフィックの質くらいなもんです。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーの3D映像を見てワクワクした事はしっかりと覚えています。
因みに私はDQ6DQ7 FF7とFF10をやりました。

私たちが生まれてからは、デフレが続いています。
消費税が上がったり、リーマンブラザーズが倒産したり、年金は貰えない!なんてニュースが多い。

そういった社会情勢の違いで、思考の育ち方って違うと思うんです。
守りにもなりますよ。

今まで経験してきた「常識」と、私たちの世代が持っている「常識」とは違うものであり、どちらかが間違っていると言うものではありません。

なんでこれを広めたいのか

私が今回この記事をシェアしたのは、「いやもっと会社のために頑張れよ」的な意味ではなく、最近の「常識」はこういう風に変わってるんですねーと皆さんに知って欲しかったんです。

タイトルには、かなり悪意がありますけど笑

うちの会社は割と恵まれてる

もちろん、我々の会社はそのことを十分に承知していますし、経営者もこの思考の変化を理解しています。

最近だと、女性活用促進とか、残業の撤廃、プレミアムフライデーのような活動を沢山しています。残業すんなと2年くらい前からしきりに言い始めました。

その上で、いろんなところで聞く、「最近の若者は〜」と言うメッセージがとても気になっていました。

私も「最近の若者」だから気になるんだと思います。
(理解できるし、できるならそんなことやってみたいとも思う)

採用担当してるので、そういう声に耳を傾けるのも大事だし、変わっていってる常識を把握して、これからの人が働きやすい環境を作ってあげないといけません。

だってこれからの常識じゃん?

いろんな考えがあっていいと思う

そういう私は、「学べるか」「試せるか」「成長できるか」という観点で就活をしていました。
福利厚生は考えてなかった。
年休88日。めちゃ少ないです。

これからの常識でいうと、「常識外れ」なところもあります。でも理解出来るんです。

入社一年目は、残業もたくさんしましたし、それは自分のための勉強と思ってしていました。学んで勉強してきた環境のせいで上書きされましたが私も最近まで学生だったので、わかるんです。

常識外れ〜と頭から否定している人たちへ、
これからの「常識」に歩み寄らないといけない時代が来てますよ。
この記事を読んで、そんなことを思いました。

マサオカ
以上です。これを最後まで読んでくださったあなたは、どう思いましたか?

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ABOUTこの記事をかいた人

28歳、二児の父。採用担当兼Webマネージャー。

「読んだ人の生活の質があがるコンテンツ配信」をテーマにブログを運営してます。

iPhoneについて、仕事効率化について(ツール、思考術)、健康について、文具について。

職業上、Wordpressを扱っていますので、たまに備忘録として紹介もします。

愛読書はデビットアレン著 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術